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ZRX-IIは必要だったか?(番外編vol.616)

2014年09月11日 10時26分23秒 | Weblog
1989年にカワサキから販売された「ゼファー400」は大人気となりますが、

空冷式2バルブエンジンは設計が古く、パワー不足が指摘されたことや、

他社から同じコンセプトの高性能バイクが登場したこともかさなり、

カワサキは1994年、さらに「ZRX400」を登場させます。

この「ZRX400」は「ゼファー400」との区別化を計るために、

ビギニカウルを搭載した水冷式4バルブモデルとして設計されています。

これは1981年、1982年にエディーローソンがスーパーバイクで優勝したマシン、

「Z1000R」を再現したもので、「ゼファー400」とは違う魅力を放っていました。

1996年には以前から指摘されていたパワー不足を補うカタチで、

新設計、空冷式4バルブエンジンを搭載した「ゼファー400χ」が登場。

そうなると…、あれ?おや、おや、おやぁ。(笑)

1994年より販売された「ZRX400」と、1996年登場した「ゼファー400χ」の狭間に、

1995年から登場した「ZRX400-ll」ってのがありますよぉ。(笑)

この「ZRX400-ll」は「ZRX400」のビギニカウルがないタイプなのですが、

違いはそれだけです。

素朴な疑問です、果たしてこのバイクは必要だったのでしょうか?(笑)

「ZRX400」のビギニカウルがイヤな人の為に登場させたことは分かるのですが、

ボクなら「ゼファー400」からパーツを流用して「ZRX400-ll」に出来ますけどね。

ショップにお願いしてもそんなに大変な作業ではありません。

それまでにもレプリカ系をネイキッドにカスタムすることは普通にありましたからね。

しかも不思議なことに「ZRX400-ll」そこそこ売れました。

うーん?なぜ…?

普通には、ヘッドライトやメーター変更ってそんなに大変なことなのでしょうか?

いや、一般的には大変なことか…。

そこが、未だによくわからないですよねぇ。(笑)


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