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ディーター・ブラウン。(番外編vol.373)

2013年10月25日 11時34分02秒 | Weblog
60年代から70年代にかけて活躍した西ドイツ人ライダー「ディーター・ブラウン」選手ですよ。

68年からドイツメーカーであるMZモトラッド・チームからWGP125ccクラスに参戦。

69年からは125ccはスズキ・ワークスから、250ccはMZモトラッドチームより、

同時に2チームと契約しWGPに参戦、125ccクラスでは総合2位に入ります。

さらに翌年70年にはスズキ・ワークスで125ccクラス・ワールドチャンピオンに輝きます。

スズキ・ワークスからマイコ・チームに移籍し、さらにヤマハ・ワークスに移籍しながら、

その後も常に上位を走る健闘を見せ、

ついに73年、ヤマハより125ccクラス2度目のチャンピオンを獲得します。

またキャリア後半は350ccクラス、500ccクラスと戦いの場を変えていきますが、

このクラスでの優勝は残念ながらありませんでした。

最終的には77年シーズン途中、事故によるケガが原因で引退しています。

「ディーター・ブラウン」選手のことで大きな出来事といえば、

彼が東ドイツGPで優勝した時、「ディーター・ブラウン」選手が西ドイツ出身のため、

表彰台で西ドイツの国歌が流れたことに、

東ドイツ国民が激怒し、東ドイツの国歌を歌い始めるという事件が起こり、

このことにより翌年から東ドイツGPは開催されないくなったという出来事を起しています。

まさに冷戦時代の一コマですね。

2度タイトルを獲得していますが、残念ながらmotoGP殿堂は果たしていません。

しかし、十分に速さを持った選手だったようですね。








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