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お手軽ミッドシップ「MR-2」。

2011年04月23日 09時59分28秒 | Weblog
スポーツカーを突き詰めていくと車体バランスが

とても重要なことに気づかされます。

そこで考えられたのがエンジンを運転席の後ろに持っていく、

ミッドシップ方式の登場です。

従来の車体前に置かれたエンジンを運転席の後ろに乗せることで、

前後の重量バランスをほぼ5:5にすることが出来き、

安定したコーナリング性能をえることが出来るようになるんですよね。

フォーミュラーカーは全てこのミッドシップ方式ですし、

フェラーリのようなスーパーカーもそのほとんどが同じです。

で、このミッドシップ方式を採用した

国産の第一号車がトヨタの「MR-2」なんですよね。

「MR-2」の良いところは何と言ってもお手軽であること。

高級なスポーツカーに与えられた方式にあって、

200万円そこそこで買えた「MR-2」はお得でした。

初期型のSW11が登場したのが昭和59年のこと。

その後マイナーチェンジを加えられながら昭和63年まで製造されます。

平成に入りフルモデルチェンジされ、SW20が登場します。

初期のSW20はパワーに対して貧弱な足回りとコケオトされていましたが、

これもマイナーチェンジを加えていくことで成熟されていきます。

最終的に4型を最後に廃盤車となりますが、

10年変わらず売られたクルマとしてその評価は高いです。

初期のSW11、2型のSW20と中古市場でも沢山出回っていますが、

比較的買いやすいモデルは2型の中期仕様でしょうか。

GTモデルのターボ付きがボクとしてはオススメですね!