goo blog サービス終了のお知らせ 

Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●「アベ様「記念」広報局NHK」が、世論を「平成の治安維持法」へとミスリードして「裸の王様」を歓喜…

2017年02月19日 00時00分03秒 | Weblog


NHKのニュース記事【テロ等準備罪 必要46% 必要でない14% NHK世論調査】(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170214/k10010875401000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_039)。

 「つぶやき」で知りました。不正な操作とは言わない、でも、非常に危険なミスリード。被検者が「平成の治安維持法」であることを理解しての結果とは、とても思えない。「なんで2週間余りの祭りのために、大切な人権を蔑ろにされなきゃならないの?」。ダークな東京五輪での「テロ防止」の呪文さえ唱えれば、なんでも、デンデン王国の「裸の王様」の思い通りになる…そんな社会を許していいの?
 「メディアの仕事とは「権力者から寵愛を受ける」こと」(リテラ)なのか? これも「つぶやき」に出ていましたが、いまや、「アベ様のNHK」は、「「裸の王様アベ様「記念」広報局NHK」。

   『●室井佑月さん、「なんで2週間余りの祭りのために、
           大切な人権を蔑ろにされなきゃならないの?」
   『●ダークな五輪のために「大切な人権を蔑ろに」!? 
       …なぜならニッポンは人治主義国家、アベ様王国だから
   『●「「共謀罪」の必要性強調 首相「東京五輪開けない」」…
              ならば、共謀罪も不要だし、五輪開催権も返上を
   『●「平成の治安維持法」: 「もうすでに、
      政府に刃向かう人は一般人じゃないって解釈が許される世の中に」
   『●自民党「等」の公明「等」がデンデン王国
      「裸の王様」御所望の「平成の治安維持法」を推進、「人権」献上
   『●唖然・呆然…自民党「等」が推進する「平成の治安維持法」、
                            「提出前に批判しないで」

   『●「ゲスの極みの会話」…「安倍がトランプの心を掴んだ理由…
                    「俺は朝日新聞に勝った」「俺もNYT…」」
    《もはやNHKや産経にとって、メディアの仕事とは
     「
権力者から寵愛を受ける」こと


 ジャーナリズムの矜持=「権力の監視」をやらず、「権力者から寵愛を受ける」NHKで本当にいいのか?

   『●失われる「メディアの作法、矜持」…
     「権力を監視する機能が失われ」、しかも、アベ様の「思う壺」
   『●青木理さん: ジャーナリストの矜持
      「権力や権威の監視」「強者にこそ徹底した監視の目を」
   『●反骨の報道写真家・福島菊次郎さん亡くなる: 
      『証言と遺言』の最後に赤々と押印、「闘え」「菊」と
   『●斎藤貴男さん、大新聞社は「自分たちだけは例外。
        権力にオネダリして、そうしていただいたのである」
   『●軽減税率というお零れと「ジャーナリズムの義務」: 
         「権力の犯罪を暴くためなら、権力に対しては…」
   『●柴田鉄治さん「キナ臭さが一段と増した年」、
        マスコミから失われる「ジャーナリズムの義務」…な1年

==================================================================================
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170214/k10010875401000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_039

テロ等準備罪 必要46% 必要でない14% NHK世論調査
2月14日 5時19分

政府が、組織的なテロや犯罪を防ぐため、「共謀罪」の構成要件を厳しくして「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法の改正案を今の国会に提出する方針であることをめぐり、NHKの世論調査でこうした法整備が必要だと思うか聞いたところ、「必要だと思う」が46%、「必要ではないと思う」が14%でした。

NHKは、今月11日から2日間、全国の18歳以上の男女を対象にコンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。調査の対象は1501人で、64%にあたる957人から回答を得ました。

それによりますと、政府が組織的なテロや犯罪を防ぐため、「共謀罪」の構成要件を厳しくして「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法の改正案を今の国会に提出する方針であることをめぐり、こうした法整備が必要だと思うか聞いたところ、「必要だと思う」が46%、「必要ではないと思う」が14%、「どちらとも言えない」が29%でした。

また、今の憲法を改正する必要があると思うか聞いたところ、「改正する必要がある」が31%、「改正する必要はない」が30%、「どちらとも言えない」が31%でした。

さらに、現在、運転を停止している原子力発電所の運転を再開することについては、「賛成」が16%、「反対」が45%、「どちらとも言えない」が32%でした。
==================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●唖然・呆然…自民党「等」が推進する「平成の治安維持法」、「提出前に批判しないで」

2017年02月14日 00時00分19秒 | Weblog


東京新聞の記事【共謀罪「提出に議論を」 法務省が見解 民進「質問封じだ」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201702/CK2017020702000116.html)。

 《山井和則国対委員長は、報道陣に「一般市民が対象にならない、ということは国民に宣伝し、自分たちに不利な内容が知れ渡ると困るから、国会で取り上げるなというのは、ひどい話だ》。

   『●「詐欺や脱税」に総務相や法相がお墨付き…
      自民党では白紙領収書に「(法的に)問題はない…」!?
    《★法相・金田勝年は7日の会見で「後日正確な金額が
     記載されれば(法的に)問題はないが、望ましくない」とした。
     白紙領収書は何ら問題ないと開き直る閣僚を信用できるか
     富山市議会では白紙領収書を使った議員が相次いで辞職した。
     高市と稲田は「みんなやっている。何ら問題ない」と
     彼らを救済してやれ》

   『●「襟を正す気など」全く無し…「安倍政権の『金満ぶり』」
             「もはや『ぼろ儲け内閣』と呼ぶべきでは」?
    《これは政治活動費を使った豪遊の実態だが、その上、
     閉口させられるのは、女性が接客を行うクラブやキャバクラでの
     支出だろう。たとえば林芳正元農水相は、農水相在任中にあたる
     昨年9月11日、赤坂のキャバクラで4万8,700円を政治活動費
     として支払っていたことが本日付の東京新聞で報じられたが、
     現役閣僚では金田勝年法務相も女性接客の店で支出している》

 唖然・呆然…「法案は現在検討中で与党協議も終了しておらず、関係省庁と調整中」、だから、批判しないで!? 法案を出すまで黙ってろ!? 《(金田勝年)法相の答弁に当たってのスタンス》だそうです。《法相が国会で説明責任を果たしていない》酷い国会での一幕。一体何度、唖然、呆然とさせられるのだろう。

   『●自民党「等」の公明「等」がデンデン王国
      「裸の王様」御所望の「平成の治安維持法」を推進、「人権」献上
   『●唖然、呆然、あ~あ言っちゃったょ…
      「アベ様一押しの「次期総理」「未来の総理」」稲田朋美防衛相
    《今月6日には、法務省がマスコミに向けて、「共謀罪」の
     国会質疑について「法案を国会提出後に法務委員会で議論すべきだ
     とする文書を配布。これは金田勝年法相が指示して作成したもので、
     批判が集まり金田法相は撤回したが、これは国会への圧力だけではなく、
     マスコミの言論を封殺しようとする蛮行だ。金田法相といい、
     稲田防衛相といい、安倍政権のやりたい放題ぶりはますます拍車が
     かかって凄まじいものとなっている。言葉を言い換えることで憲法違反を
     繰り返し、マスコミに圧力をかけ、国会での議論を抑え込もうとする
     ──こんな恐ろしい状況を、当たり前にしてしまってはいけない》

==================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201702/CK2017020702000116.html

共謀罪「提出後に議論を」 法務省が見解 民進「質問封じだ」
2017年2月7日 朝刊

 「共謀罪」と趣旨が同じ「テロ等準備罪」を創設する組織犯罪処罰法改正案の国会提出前の衆院予算委員会での審議を巡り、法務省は六日、「法案提出、所管の法務委員会でしっかりと議論を重ねていくべきものと考える」とする異例の見解を文書で発表した。

 文書は報道陣向けで、法務省は「(金田勝年)法相の答弁に当たってのスタンスを理解してほしい」と趣旨を説明。しかし、予算委は政府のあらゆる活動に影響を与える予算案を審議する性質上、審議対象に制限はないとされ、民進党は「質問封じだ」として金田法相に撤回と謝罪を求めた。

 文書は、テロ等準備罪の質疑で配慮すべき点として「法案は現在検討中で与党協議も終了しておらず、関係省庁と調整中法案ができたに専門的知識のある法務省刑事局長も加わって充実した議論を行うことが審議の実を高め、国民の利益にかなう」などとしている。文書を配布した法務省の松本裕秘書課長に、報道陣が、報道する際の配慮を求めているのか尋ねると、「そうではない」と述べた。

 民進党の山井和則国対委員長は、報道陣に「一般市民が対象にならない、ということは国民に宣伝し、自分たちに不利な内容が知れ渡ると困るから国会で取り上げるなというのはひどい話だ。法相の辞任要求もせざるを得なくなるかもしれない」と述べた。

 武蔵大・永田浩三教授(メディア社会学)の話 法相が国会で説明責任を果たしていないことが問題。安倍政権は、法案を提出してしまえば数の力で押し切ることを続けており提出に批判しないでというのはおかしい。
==================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●自民党「等」の公明「等」がデンデン王国「裸の王様」御所望の「平成の治安維持法」を推進、「人権」献上

2017年02月02日 00時00分29秒 | Weblog


東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2017012902000130.html)。
琉球新報のコラム【<金口木舌>共謀罪の本質】(http://ryukyushimpo.jp/column/entry-435244.html)。

 《▼慎重論もあったはずの公明党だが、公明党の井上幹事長は最近、今国会提出を容認する考えを示した。政府がやや譲歩し、改正案にある「共謀罪」の対象を半分程度に絞り込む姿勢を示していることと関係があるのだろう▼おっかない法案を政府と自民党が乱暴に言い出し、それを公明党がなだめて、国民が受け入れやすい方向で修正、成立を図る》。
 《▼警察は辺野古や高江での基地建設に反対する市民らを動画撮影している。運動のリーダーの山城博治さんが勾留されて3カ月以上たつ。政府は「テロ等準備罪」で「市民団体は対象外」とするが、「反政府組織かどうか誰が判断するのか。すでに監視人権侵害が起きている中、「」への疑念が拭えない》。

 おなじみの光景。自公によるデキレース猿芝居デンデン王国の「裸の王様」定義の「積極的平和主義溺愛な公明党ですもの。
 そして、今回も、自民党「」の公明「」がデンデン王国国王様・アベ様御所望の「平成の治安維持法」を推進し、臣民の「人権」を献上すべく、「謀議」している訳です。自民党「」が暴走。お維も「」。
 公明「」の信奉者の皆さんも、「裸の王様」によって「一般市民かどうか」「「反政府組織」かどうか」を判断して頂くのですね?

   『●東京MXテレビ「沖縄デマ」番組について、
       想像を超えた制作会社の対応のあまりの酷さ
   『●「「共謀罪」の必要性強調 首相「東京五輪開けない」」…
              ならば、共謀罪も不要だし、五輪開催権も返上を
   『●「裸の王様」が支配する、ダークな五輪のために
       「大切な人権を蔑ろに?」出来る不思議王国・デンデン王国
   『●アベ様のデンデン王国ニッポンこそ、
       既にオーウェルが描いた『一九八四年』の「世界」へと
   『●「平成の治安維持法」: 「もうすでに、
        政府に刃向かう人は一般人じゃないって解釈が許される世の中に

==================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2017012902000130.html

筆洗
2017年1月29日

 若い刑事が取調室で容疑者に大声でどなる。机を叩(たた)く。「さあ、白状しろ」。もう一人の温和な老刑事が「そう興奮しなさんな」となだめる。容疑者に優しく声をかける。「カツ丼でも食べるか」▼一九七〇年代の刑事ドラマにはこんな場面がよくあった。容疑者はやがて温和な刑事に心を開き「旦那、実はあっしが…」。今こうして書くと出来の悪いコントみたいだが、心理的効果を利用した有名な説得方法である。「良い刑事悪い刑事」という。人は悪い刑事への恐怖心によって、良い刑事にすがるようになり、協力的になるそうだ▼自民、公明両党には古い刑事ドラマのファンがいるらしい。話は捜査当局の拡大解釈によって人権侵害のおそれが消えぬ組織犯罪処罰法改正案である▼慎重論もあったはずの公明党だが、公明党の井上幹事長は最近、今国会提出を容認する考えを示した。政府がやや譲歩し、改正案にある「共謀罪」の対象を半分程度に絞り込む姿勢を示していることと関係があるのだろう▼おっかない法案を政府と自民党が乱暴に言い出し、それを公明党がなだめて、国民が受け入れやすい方向で修正、成立を図る。両党の十八番の国会対応で、国民の方もそれで何となく納得しているのだとすれば、二人の「刑事」の効果である▼公明党には温和なお顔の先生が多い。なるほど、あの役が似合ってしまう。
==================================================================================

==================================================================================
http://ryukyushimpo.jp/column/entry-435244.html

<金口木舌>共謀罪の本質
2017年1月29日 06:00

 記者になって間もないころ、自治体に情報公開請求をすることになった。先輩記者から「〇〇の案件について、と『』を入れるのがポイントだ」と助言を受けた

▼「」を入れると、対象の範囲が広がり、資料の質が高まり、量も増すのがその理由だった。「お役所用語」というのはそういうものなんだと妙に納得した覚えがある

▼国会で「共謀罪」の趣旨が盛り込まれた「テロ準備罪」が審議されている。ここに出てくる「」が気になって仕方ない。代表質問で山本太郎議員が「」が示す犯罪の範囲をただした

▼安倍晋三首相は「一般の人が対象となることはあり得ない」と答弁した。「」の中にさまざまな狙いが潜んではいないか。素直に「テロ準備罪」とすればいいのにと思うのだが、役所の用語に対するこだわりは強い

▼片や沖縄防衛局はオスプレイ墜落の第一報で、名護市に「墜落」と伝えていた。その後「不時着水に修正した。言葉の言い換えで事故を矮小(わいしょう)し、印象操作を図るのもお役所の手法か

▼警察は辺野古や高江での基地建設に反対する市民らを動画撮影している。運動のリーダーの山城博治さんが勾留されて3カ月以上たつ。政府は「テロ準備罪」で「市民団体は対象外」とするが、「反政府組織」かどうか誰が判断するのか。すでに監視・人権侵害が起きている中、「」への疑念が拭えない。
==================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●「裸の王様」が支配する、ダークな五輪のために「大切な人権を蔑ろに?」出来る不思議王国・デンデン王国

2017年01月30日 00時00分17秒 | Weblog


東京新聞の山田祐一郎、横山大輔両記者による記事【「共謀罪」法案 テロ「等」範囲拡大の恐れ 市民団体、労組、会社にも】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201701/CK2017012602000125.html)。

 《共謀罪を言い換えた「テロ等準備罪」の「」が示す犯罪の範囲を問われ「テロ組織をはじめとする組織犯罪集団に限定し、一般の方々が対象となることはあり得ないことがより明確になるよう検討している」と述べた。これに対し、渕野貴生・立命館大教授は「一般市民も対象になり得る」と懸念した》。

 ニッポンは「民主主義国家」ではありません、特に沖縄の状況をご覧になれば、それは明確。「ト」な取り巻きやオトモダチに支えられた《裸の王様》が支配する「人治主義国家」です。
 そのデンデン王国伝々王国)国王・アベ様やその「ト」な家臣の意のまま、恣意的に「共謀罪」を適用されたのでは、暗黒の世。《一般の方々》かどうか、《テロ》かどうか、をアベ様らや「憲兵」が判断? 王様は『平成の治安維持法』を御所望です。ダークな五輪のために「大切な人権を蔑ろに」!? 出来る不思議王国・デンデン王国。臣民は騒がず、もはや、「本土」マスコミは抵抗する、ジャーナリズムの矜持も無い。斎藤貴男さん曰く《人権を否定することに喜びを感じている変質者集団》に支配されるデンデン王国臣民…「人権の砦」のはずが最「低」裁も機能せず三権を掌握したかのごとく振る舞うデンデン王国国王・アベ様。

   『●「開催権返上の決断」:
      
「完全にブロック」「情況はコントロール」されてはいない我国こそ

   『●東京五輪と東電原発人災の現実: 
         「ダダ漏れは数字で歴然」・・・・・・
   『●ベトナム、核発電建設「延期」…
      ハノイ・アジア大会開催権返上といい、至極真っ当な判断
   『●室井佑月さん「それとこれは別です」:  
      東京の五つのダークな輪と3.11東電原発人災と共謀罪と…
    「オリンピックを理由に「平成の治安維持法」? これも以前、
     室井佑月さんが…《東京新聞の解説に書かれてあった。 
     <共謀罪の本質はテロ対策に名を借りて心の中で思ったことを処罰する
     ことにつながる恐れがあるということだ> あたしもその通りだと思う。
     たとえば戦争中、「戦争反対!とみんな心で思っていても、
     みんな口に出せなかった。この法案が通れば、同調圧力の効いた、
     そういう世の中に戻るかもしれないってことだ》。
      オリンピックのおかげで、《心の中で思ったことを処罰》なんて
     勘弁してほしい」
    《そうそう、東京五輪のテロ対策のため共謀罪を名前を変えて、
     新法案を成立させよう、なんて話も出て来ている。
     なんで2週間余りの祭りのために、大切な人権を蔑(ないがし)ろに
     されなきゃならないの?》

   『●室井佑月さん、「なんで2週間余りの祭りのために、
           大切な人権を蔑ろにされなきゃならないの?」
   『●ダークな五輪のために「大切な人権を蔑ろに」!? 
       …なぜならニッポンは人治主義国家、アベ様王国だから
   『●『琉球新報』は「警察国家」と指摘…「反対運動つぶし」
            「国策捜査」「狙い撃ち」な山城博治さん「拉致」
   『●「廃棄」どころか、議事録さへ作成しないことを
            「謀議」して決めた?…「謀議の犯罪性」?
    「共謀罪など以ての外ですが、皮肉を込めて…、自らは
     「謀議の犯罪性」は問われず、一方で、アベ様らが恣意的に
     「犯罪」かどうかを判断するのでしょうか? 恐ろしい世の中です」

   『●情報公開法と公文書管理法: 「「何が秘密かすら秘密」
            という特定秘密保護法が施行」、そして共謀罪へ
   『●映画タイトルは、稲嶺進さんが「我々は、
      また命を救う《風かたか》になれなかった」という嘆きの言葉」から
    《もしかしたら現政権は、沖縄だけではなく全国で、これと同じようなことを
     やりたいのではないか。さらにそんな思いが頭をよぎったのは、
     何度も危険性が指摘されてきた「共謀罪」が、またしても国会に
     提出されるかもしれない、というニュースを読んでいたからかも
     しれません。秘密保護法や安保法制の強行採決繰り返される
     メディアへの圧力を思えば、あながち絵空事ともいえない気が
     するのです》

   『●「「共謀罪」の必要性強調 首相「東京五輪開けない」」…
              ならば、共謀罪も不要だし、五輪開催権も返上を

==================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201701/CK2017012602000125.html

「共謀罪」法案 テロ「等」範囲拡大の恐れ 市民団体、労組、会社にも
2017年1月26日 朝刊

 安倍晋三首相の施政方針演説などに対する参院の各党代表質問が二十五日行われた。首相は「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案について、共謀罪を言い換えた「テロ等準備罪」の「」が示す犯罪の範囲を問われ「テロ組織をはじめとする組織犯罪集団に限定し、一般の方々が対象となることはあり得ないことがより明確になるよう検討している」と述べた。これに対し、渕野貴生・立命館大教授は「一般市民も対象になり得る」と懸念した。 (山田祐一郎、横山大輔

 自由党の山本太郎共同代表は「『』とはどういう意味か。テロ以外にも適用される余地を残す理由を教えてほしい」と尋ねた。首相は、テロと関連が薄い犯罪も対象に含める意図があるかどうかは、明確にしなかった。

 首相は国連の国際組織犯罪防止条約の締結のために必要だと強調し、テロ対策を前面に押し出す。今後、対象犯罪を絞り込む方針だが、条約が共謀罪の対象に求める死刑や四年以上の禁錮・懲役に当たる犯罪は六百七十六。このうち政府が「テロに関する罪」と分類するのは百六十七(24・7%)にとどまり、大多数が「テロ以外」という矛盾をはらむ。

 組織的犯罪集団に限定しても、警察の恣意(しい)的な捜査市民団体労組、会社も対象になりかねない。

 政府は二〇一三年に成立した特定秘密保護法で「特定秘密の範囲を限定した」と説明したが、条文に三十六の「その他」を盛り込み、大幅な拡大解釈の余地を残した前例もある。

 刑事法が専門の渕野教授は「テロと無関係の犯罪も多く、名称と実体が一致していない一般市民の犯罪も対象になり得るのに、あたかもテロだけを対象とするかのように説明するのは、国民を誤解させる表現」と指摘。「組織的な犯罪集団に限定しても、捜査機関による恣意的な解釈や適用を適切に規制できない」と危ぶむ。
==================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●「「共謀罪」の必要性強調 首相「東京五輪開けない」」…ならば、共謀罪も不要だし、五輪開催権も返上を

2017年01月28日 00時00分36秒 | Weblog


東京新聞の記事【「共謀罪」の必要性強調 首相「東京五輪開けない」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201701/CK2017012402000120.html)。

 《共謀罪の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法の改正案について、捜査の相互協力などを定めた国際組織犯罪防止条約の締結に必要だと強調。「国内法を整備し、条約を締結できなければ東京五輪・パラリンピックを開けないと言っても過言ではない」と述べた》。

   『●「開催権返上の決断」:
      
「完全にブロック」「情況はコントロール」されてはいない我国こそ

   『●東京五輪と東電原発人災の現実: 
         「ダダ漏れは数字で歴然」・・・・・・
   『●ベトナム、核発電建設「延期」…
      ハノイ・アジア大会開催権返上といい、至極真っ当な判断
   『●室井佑月さん「それとこれは別です」:  
      東京の五つのダークな輪と3.11東電原発人災と共謀罪と…
    「オリンピックを理由に「平成の治安維持法」? これも以前、
     室井佑月さんが…《東京新聞の解説に書かれてあった。 
     <共謀罪の本質はテロ対策に名を借りて心の中で思ったことを処罰する
     ことにつながる恐れがあるということだ> あたしもその通りだと思う。
     たとえば戦争中、「戦争反対!とみんな心で思っていても、
     みんな口に出せなかった。この法案が通れば、同調圧力の効いた、
     そういう世の中に戻るかもしれないってことだ》。
      オリンピックのおかげで、《心の中で思ったことを処罰》なんて
     勘弁してほしい」
    《そうそう、東京五輪のテロ対策のため共謀罪を名前を変えて、
     新法案を成立させよう、なんて話も出て来ている。
     なんで2週間余りの祭りのために、大切な人権を蔑(ないがし)ろに
     されなきゃならないの?》

   『●室井佑月さん、「なんで2週間余りの祭りのために、
           大切な人権を蔑ろにされなきゃならないの?」
   『●ダークな五輪のために「大切な人権を蔑ろに」!?
       …なぜならニッポンは人治主義国家、アベ様王国だから
   『●『琉球新報』は「警察国家」と指摘…「反対運動つぶし」
            「国策捜査」「狙い撃ち」な山城博治さん「拉致」
   『●「廃棄」どころか、議事録さへ作成しないことを
            「謀議」して決めた?…「謀議の犯罪性」?
    「共謀罪など以ての外ですが、皮肉を込めて…、自らは
     「謀議の犯罪性」は問われず、一方で、アベ様らが恣意的に
     「犯罪」かどうかを判断するのでしょうか? 恐ろしい世の中です」

   『●情報公開法と公文書管理法: 「「何が秘密かすら秘密」
            という特定秘密保護法が施行」、そして共謀罪へ
   『●映画タイトルは、稲嶺進さんが「我々は、
      また命を救う《風かたか》になれなかった」という嘆きの言葉」から
    《もしかしたら現政権は、沖縄だけではなく全国で、これと同じようなことを
     やりたいのではないか。さらにそんな思いが頭をよぎったのは、
     何度も危険性が指摘されてきた「共謀罪」が、またしても国会に
     提出されるかもしれない、というニュースを読んでいたからかも
     しれません。秘密保護法や安保法制の強行採決繰り返される
     メディアへの圧力を思えば、あながち絵空事ともいえない気が
     するのです》

 記事のタイトル【「共謀罪」の必要性強調 首相「東京五輪開けない」】…ならば、共謀罪も不要だし、五輪開催権も返上しましょう。
 《東京五輪開けない》のは共謀罪が理由?? 東京五輪「開いてはいけない」理由は別にありますので。二重の意味での間違い。「そもそも共謀罪など要らない」し、「東京五輪を開くべきでない理由は共謀罪の有無じゃない」。

 日刊ゲンダイの記事【だったら返上すべきだ 「五輪に共謀罪は必要」の大ペテン】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/198211)も、《本気でやるつもりだ。2020年の東京五輪と抱き合わせで「共謀罪」の創設を企んでいる安倍政権。ついに国会の場で、安倍首相がその黒い野望を明言した…テロ対策の名前を借りて、一般市民に対する権力の乱用につながる…》と指摘。正気じゃないです、デンデン王国の国王様・アベ様。

 デンデン王国の国王様・アベ様のウソの原点を思い出すべきだ。
 これも、日刊ゲンダイの記事【反対派がお断りデモ このままでは「復興妨害五輪」になる】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/198062)に、《「社会矛盾を隠す装置として機能するメガイベント」と指弾したが、最も隠蔽したい矛盾こそ福島の原発事故だ…「政府や都は16年の五輪開催に落選しても、20年開催に再び手を挙げ、ものすごく無理をして東京五輪招致にこぎつけた。なぜか。政府は福島原発事故以降の状況を深刻な危機だと感じていた。そこで五輪開催で、危機を突破しようと考えた。あろうことか、“復興五輪”と銘打っている。実際は事故を忘れさせる復興妨害五輪”だ」…これでは、“原発復興五輪”ではないか》…とあります。
 《最も隠蔽したい矛盾こそ福島の原発事故だ》《事故を忘れさせる復興妨害五輪》……鋭い指摘だと思います。「東京五輪を開くべきでない理由は共謀罪の有無じゃない」。

   『●世界に向けて「汚染水漏えい問題はない」と言い切ってしまったょ……
   『●放射能汚染で「太平洋は終わり」との声が出るほどの
                重大事故だというのに、この国は……
   『●『DAYS JAPAN』(2013,OCT,Vol.10,No.10)の
                          最新号についてのつぶやき
     ■『DAYS JAPAN』(2013,OCT,Vol.10,No.10) /
      斎藤美奈子さん(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/0c58925fcace3ecc668bc445318ce9e0
      【OUTLOOK 東京五輪で予想される原発事故への悪影響】、
       「しかしながら、原発事故より東京五輪誘致の方が大事な
        政府と東京都」「2013年に入ってからの五輪招致報道、
        その「国威発揚」「翼賛報道」ぶりはそもそも異常だった。
        7年後に事故が収束している保証などどこにもない。
        復興五輪の名目だ、福島がまた東京の犠牲になる。
        浮かれている場合だろうか

==================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201701/CK2017012402000120.html

「共謀罪」の必要性強調 首相「東京五輪開けない」
2017年1月24日 朝刊

 衆院本会議は二十三日、安倍晋三首相の施政方針演説など政府四演説に対する各党代表質問を行った。首相は共謀罪の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法の改正案について、捜査の相互協力などを定めた国際組織犯罪防止条約の締結に必要だと強調。「国内法を整備し、条約を締結できなければ東京五輪・パラリンピックを開けないと言っても過言ではない」と述べた。

 トランプ米大統領の就任を踏まえた今後の日米関係について首相は「大統領との信頼関係のもと、揺るぎない日米同盟の絆をさらに強化したい」と述べた。トランプ氏が離脱を正式表明した環太平洋連携協定(TPP)に関しては「戦略的、経済的意義についても、腰を据えて理解を求めていく」と、発効に向けて説得を続ける考えを示した。

 文部科学省の天下りあっせん問題に関しては「国民の信頼を揺るがすもので、あってはならない」と遺憾の意を表明。今後、全省庁を対象に行う実態調査の結果を公表するとした。
==================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●情報公開法と公文書管理法: 「「何が秘密かすら秘密」という特定秘密保護法が施行」、そして共謀罪へ

2017年01月21日 00時00分14秒 | Weblog


琉球新報の【<社説>核密約非公開要請 国民の「知る権利」に応えよ】(http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-422218.html)。

 《国民の「知る権利」を侵害するあきれた隠蔽(いんぺい)体質である。外務省が米政府に対し、核兵器の持ち込みに関する密約を含む1950年代後半の日米安全保障条約改定交渉など、広範囲にわたる日米関係の米公文書の非公開を要請していた。西日本新聞が入手した米公文書で明らかになった》。

   『●〝沖縄密約〟東京高裁判決、原告側の逆転敗訴
    「「無いんだから仕方ないジャン」、「捨てちゃったのだからもういいジャン」
     という言い訳を認めて良いのかな。本当に廃棄してしまったのならば、
     それはそれで大問題でしょう。これだけ議論を呼んだ
     こんな重要な文章が、そういう風にいい加減に取り扱われていて
     大丈夫なのか? 廃棄を指示したのは一体誰で、
     実行したのは一体誰?」

   『●密約破棄
   『●『沖縄密約』文書破棄という歴史の冒涜
         ~「捨てちゃったんだからもういいジャン」の国~

   『●沖縄密約文書:
      「捨てちゃったんだからもういいジャン」の国を許す最高裁

    《それ以外にも「秘密枠」が存在し、莫大(ばくだい)な金を日本が
     積んでいた。核兵器の持ち込みなど「核密約」も含まれていた。
     このような重要情報が米国からもたらされても、日本側は「ない
     と言い張ってきた状況は異様である》

 歴代自民党政権・官僚の隠蔽体質とそれを裁けない最「低」裁。今回は、外務省が、核密約の公文書の非公開を米政府に要請していたというもの。一方で、表では、《日本側は「ない」と言い張ってきた状況は異様》。

   『●自公投票者が目指す社会ってどんなモノ?
       アベ様の「政」、善政の例が一つも思い浮かばない…

 アベ様からして《職務上の責任感》《未来への覚悟と責任感》が欠如している。東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2017010502000135.html)には、《▼そういう「職務上の責任感を発揮する人物は、いなかったのか。アフリカの南スーダンで国連平和維持活動に参加する陸上自衛隊の部隊が、日報を廃棄していたという。現地で大規模な武力衝突が起きた際のことを記録した文書を消し去っていたのだ▼廃棄ばかりではない。政府や電力業界の幹部たちが核燃料サイクル事業の今後について話し合った「五者協議会」にいたっては、議事録すら作っていなかったという。大切な会議の記録もなしに後からどう検証をしようというのか▼問われているのは、記録を作り、守ることへの覚悟と責任感だけではない。未来への覚悟と責任感だろう》という指摘。

   『●内閣法制局は最後の一線を越えていた:  
       アベ様達と何を協議したのか「内情」をどう検証?
    「2014年7月1日「7・1クーデター」、その議事録さえないそうです。
     歴史の検証もすることが出来ない「7・1クーデター」。
     反知性的タカ派なアベ王様による独裁政治……
     アベ王国国王様の「人治主義国家
    「「薄っぺらで反知性的なタカ派が増殖している」……アベ様達からして

   『●「5月0日」?…内閣法制局は安保関連法案の
       審査をいつ決裁したのか? そもそも審査したのか??
   『●アベ様「TPP断固反対といったことは一回も、
      ただの一回もございません」…TPPのみならずウソだらけ
   『●東京電力を何かと支援したい
     原子力「寄生」「委は、公文書管理法の趣旨を理解していない」
   『●「廃棄」どころか、議事録さへ作成しないことを
            「謀議」して決めた?…「謀議の犯罪性」?
    《首相・安倍晋三は「共謀罪」…組織犯罪処罰法改正案…
     ★この法案議論の際に念頭に置いていただきたいのは、
     5日付東京新聞の筆洗が指摘する記録の大切さだ

==================================================================================
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-422218.html

<社説>核密約非公開要請 国民の「知る権利」に応えよ
2017年1月5日 06:01

 国民の「知る権利」を侵害するあきれた隠蔽(いんぺい)体質である。

 外務省が米政府に対し、核兵器の持ち込みに関する密約を含む1950年代後半の日米安全保障条約改定交渉など、広範囲にわたる日米関係の米公文書の非公開を要請していた。西日本新聞が入手した米公文書で明らかになった。

 公文書は主権者である国民の共通財産である。それを官僚の都合で非公開にするとは、民主主義を否定する行為だ。外交交渉の経過を明らかにすることは国民の「知る権利を保障することであり、行政にとって「説明責任を果たすことになる。

 外務省による非公開要請は80年代から慣例化し、現在も随時行われているという。外務省に対し非公開要請の撤回を強く求める。

 日本側が非公開を求めたテーマは(1)核兵器の持ち込み、貯蔵、配置ならびに在日米軍の配置と使用に関する事前協議についての秘密了解(2)刑事裁判権(3)ジラード事件 [引用者注: ウィキペディアリンク](4)北方領土問題(5)安保改定を巡る全般的な討議-の5項目。

 これは米政府の情報公開に対する内政干渉だ。米側は最終的に核密約と刑事裁判権以外のテーマには応じられないと決定した。核密約は「米核搭載艦船の通過・寄港を事前協議の対象外とした核持ち込み容認の密約」で、今も関連文書の一部は非公開だ。刑事裁判権とは米兵らの公務外犯罪のうち重要事件以外は日本政府が裁判権を放棄したとされる問題とみられるという。米側はこれらの要請も拒否すべきだった。

 米国は50年に連邦記録法が成立し、67年に情報自由化法が施行された。記録法によって意図的な廃棄や隠蔽は禁固刑に処されるなど公文書は厳しく管理されている。そして情報自由化法で国民に公開する。二つの法律は「車の両輪」といえる。

 日本は2001年に情報公開法が施行され、公文書管理法は09年にようやく成立した。これらの法律を施行する前の00年度に行政文書1282トンが廃棄され、「知る権利を担保する国民の財産が大量に失われてしまった

 15年には「何が秘密かすら秘密」という特定秘密保護法が施行された。今回明らかになった外務省の隠蔽体質に加えて、秘密保護法によって国民が知らない間に必要な情報ですら秘密とされ闇に葬られることを許してはならない。
==================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●「廃棄」どころか、議事録さへ作成しないことを「謀議」して決めた?…「謀議の犯罪性」?

2017年01月20日 00時00分22秒 | Weblog


東京新聞の記事【「高速炉」議事録なし 開発議題 06~14年の官民会議】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017010490070357.html)。

 《経済産業省と文部科学省、電気事業連合会の幹部らが、二〇〇六~一四年に高速増殖炉の実用化に向けて話し合った「五者協議会」の議事録が作成されていない…。協議会は開発体制や費用の分担のあり方などを原子力委員会に報告し、実証炉開発で重要な役割を担ってきた。会合は非公開議事録もないため、核燃料サイクル政策の意思決定過程の一部が検証不可能な「ブラックボックスになっていた。…経産、文科両省と電事連、日本電機工業会、原子力機構の幹部が出席し、事務局は資源エネルギー庁原子力政策課が務めた》。

   『●〝沖縄密約〟東京高裁判決、原告側の逆転敗訴
    「「無いんだから仕方ないジャン」、「捨てちゃったのだからもういいジャン」
     という言い訳を認めて良いのかな。本当に廃棄してしまったのならば、
     それはそれで大問題でしょう。これだけ議論を呼んだ
     こんな重要な文章が、そういう風にいい加減に取り扱われていて
     大丈夫なのか? 廃棄を指示したのは一体誰で、
     実行したのは一体誰?」

   『●密約破棄
   『●『沖縄密約』文書破棄という歴史の冒涜
         ~「捨てちゃったんだからもういいジャン」の国~

   『●沖縄密約文書:
      「捨てちゃったんだからもういいジャン」の国を許す最高裁


 「破棄」「廃棄」というのも酷い話ですが、議事録さへ作成しないというのは、あまりにイイカゲンな核発電「麻薬」中毒患者達です。《私的な勉強会》って、非公開で、大事なことをそんな所でこそこそと決められたのではたまったものではない。《核燃料サイクル政策の意思決定過程の一部が検証不可能な「ブラックボックス」になっていた》…深い深い闇を感じます。そこまでして、核発電所再稼働や輸出、核燃サイクルの継続や新高速炉の建設したいものでしょうか? 何のため?? どうして、《3.11東電原発人災に正しく学ばない》のでしょうか。

   『●日印原発輸出・輸入の狂気: 「安倍政権は
       インドが核実験した場合は協定を破棄する」という「空手形」
   『●「唯一の被爆国」で原発人災も起こしたニッポンが
      「原発は『プルトニウムをつくる装置』」を理解できず…
   『●「ふげん」、「もんじゅ」…次の高速炉は 
       「こくうぞう」、「みろく」? 「白象」とでもしますか??
   『●新高速炉「アベシンゾウ」…愚かな核発電「麻薬」中毒患者・
                核燃サイクル教信者の罪を後世に残すために
   『●核発電所「地元」としてマトモな反応…
     九州電力玄海原発「再稼働反対は民意。市民の声を代弁している」
   『●「台湾の原発ゼロ」…あ~ニッポンは、
        3.11東電原発人災に正しく学ばない中毒患者と『続・猿の惑星』

 一方、核発電絡みだけでなく、全てがいい加減。日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/まず公務員不作為的謀議ただせ】(http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1761970.html)によると、《首相・安倍晋三は「共謀罪」…組織犯罪処罰法改正案…★この法案議論の際に念頭に置いていただきたいのは、5日付東京新聞の筆洗が指摘する記録の大切さだ。環境省が「汚染土議事録」を削除しただの、防衛省が陸上自衛隊の部隊が南スーダンで国連平和維持活動に参加する日報を廃棄し、現地での大規模な武力衝突記録を消してしまう、政府や電力業界幹部らの核燃料サイクル事業の今後について話し合った「五者協議会」は議事録すらないというが、いずれも関係者が謀議し削除や破棄を決めたり議事録を取らないことに決めた謀議犯罪性は問われないという現実も承知していただきたい。公務員の不作為的謀議をまずただすところから始めるべきではないのか》。
 共謀罪など以ての外ですが、皮肉を込めて…、自らは「謀議の犯罪性」は問われず、一方で、アベ様らが恣意的に「犯罪」かどうかを判断するのでしょうか? 恐ろしい世の中です。

   『●内閣法制局は最後の一線を越えていた:  
       アベ様達と何を協議したのか「内情」をどう検証?
    「2014年7月1日「7・1クーデター」、その議事録さえないそうです。
     歴史の検証もすることが出来ない「7・1クーデター」。
     反知性的タカ派なアベ王様による独裁政治……
     アベ王国国王様の「人治主義国家
    「「薄っぺらで反知性的なタカ派が増殖している」……アベ様達からして

==================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017010490070357.html

「高速炉」議事録なし 開発議題 06~14年の官民会議
2017年1月4日 朝刊

 経済産業省と文部科学省、電気事業連合会の幹部らが、二〇〇六~一四年に高速増殖炉の実用化に向けて話し合った「五者協議会」の議事録が作成されていないことが、本紙が経産省に行った情報公開請求で分かった。協議会は開発体制や費用の分担のあり方などを原子力委員会に報告し、実証炉開発で重要な役割を担ってきた。会合は非公開議事録もないため、核燃料サイクル政策の意思決定過程の一部が検証不可能な「ブラックボックス」になっていた。

 協議会は、日本原子力研究開発機構が高速増殖原型炉「もんじゅ」と並行し、後継となる実証炉の研究を実用化につなげるため〇六年七月に設置された。経産、文科両省と電事連、日本電機工業会、原子力機構の幹部が出席し、事務局は資源エネルギー庁原子力政策課が務めた。

 エネ庁によると、一四年までに八回の会合が開かれ、高速増殖炉のほか、サイクルに必要な新しい再処理工場のあり方なども話し合われた。エネ庁の担当者は「(法定の)審議会とは違い半分私的な研究会のような位置付け。なぜ議事録が作られなかったのかは分からない」と話す。

 当初から原子力機構の副理事長として出席した岡崎俊雄氏は「新型転換炉ふげんは原型炉で成功したのに、電力会社の反対で実証炉へ進めなかった。協議会はその教訓から、着実に実用化につなげるためにできた」と説明。非公開の理由は「率直に議論する場実効性ある議論を第一に考えた」と話す。

 協議会は〇六年十二月には、実証炉の設計開発を中核企業一社に集中させることを決め、報告を受けた原子力委がこれを了承している。翌年には一カ月間の公募の結果、原子力機構幹部や学識者による選定委員会で、原発事業を手掛ける三菱重工業が中核企業に選ばれた。だが、原子力機構は入札した企業名や数などを明らかにせず、選考過程には不透明さも残る。

 政府は昨年十二月、ほとんど動かせなかった原型炉もんじゅの再稼働を諦めて廃炉としつつ一段階先の実証炉の開発を再開させることを決めた。政府方針の検討会議には三菱重工社長も出席し「中核メーカーとして取り組んでいきたい」と発言。五者協議会など従来の枠組みがある程度踏襲されるとみられる。

 NPO法人原子力資料情報室伴英幸共同代表は「たとえ公的な位置付けでなくとも議事録を残していくことで、後々の判断材料になる。今後の実証炉開発で五者協議会がどんな役割を果たすのかは不明だが、公開のもとに進めるべきだ」と指摘する。

<実証炉開発> 高速増殖炉は、使う以上の燃料を生み出す「夢の原子炉」と呼ばれ、国は基礎研究の実験炉(常陽)、発電技術を確認する原型炉(もんじゅ)、経済性を検証する実証炉の段階を踏んで実用化を目指してきた。実証炉は、もんじゅの建設が始まった1980年代に電力業界中心の開発が動きだしたが、95年のもんじゅナトリウム漏れ事故をきっかけに白紙化。99年に当時の核燃料サイクル開発機構(現日本原子力研究開発機構)を中心とした研究が再び始まったものの、2011年の東京電力福島第一原発事故で凍結されていた。
==================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●室井佑月さん、「なんで2週間余りの祭りのために、大切な人権を蔑ろにされなきゃならないの?」

2017年01月11日 00時00分03秒 | Weblog


日刊ゲンダイの記事【テロ対策と五輪が“口実” 安倍政権が企む「共謀罪」の恐怖】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197170)。

 《過去3回も廃案に追い込まれた悪法》。

   『●室井佑月さん「それとこれは別です」:  
      東京の五つのダークな輪と3.11東電原発人災と共謀罪と…
    「オリンピックを理由に「平成の治安維持法」? これも以前、
     室井佑月さんが…《東京新聞の解説に書かれてあった。 
     <共謀罪の本質はテロ対策に名を借りて心の中で思ったことを処罰する
     ことにつながる恐れがあるということだ> あたしもその通りだと思う。
     たとえば戦争中、「戦争反対!とみんな心で思っていても、
     みんな口に出せなかった。この法案が通れば、同調圧力の効いた、
     そういう世の中に戻るかもしれないってことだ》。
      オリンピックのおかげで、《心の中で思ったことを処罰》なんて
     勘弁してほしい」
    《そうそう、東京五輪のテロ対策のため共謀罪を名前を変えて
     新法案を成立させよう、なんて話も出て来ている。
     なんで2週間余りの祭りのために、大切な人権を蔑(ないがし)ろに
     されなきゃならないの?

 室井佑月さんは端的に、《なんで2週間余りの祭りのために、大切な人権を蔑ろにされなきゃならないの?》と仰っています。《東京五輪のテロ対策》なんて言うのなら、開催権なんか返上していまえばいい。3.11東京電力核発電人災の傷跡は癒えず、被災者が放置されたままではないですか。放射性物質による汚染の問題も、「オモテナシ」なんて言っているレベルとは到底思えない。

   『●「開催権返上の決断」:
      「完全にブロック」「情況はコントロール」されてはいない我国こそ

    「それにしても、《ベトナムが二〇一九年に予定していたハノイ・
     アジア大会開催を辞退した…これは深い意味のある出来事…
     ならば無理をして国の財政にダメージを与えるより、
     思い切って返上した方がいいという判断…巨費を投じて大きさや
     華やかさを競う路線の最たるものはオリンピックだ…
     開催権返上の決断は世界のスポーツ界に「このままでいいのか?」
     という問いを突きつけている》。ベトナムにできたことを、
     ウソのアピールまでして東京五輪を獲得した我国こそ潔く…。
     別の意味で《「このままでいいのか?」という問いを突きつけている》。
     原発推進・原発輸出も止め、五輪を返上して見せたら、
     世界から喝采を叫ばれるのに」

   『●東京五輪と東電原発人災の現実: 
         「ダダ漏れは数字で歴然」・・・・・・
   『●ベトナム、核発電建設「延期」…
     ハノイ・アジア大会開催権返上といい、至極真っ当な判断


 リテラは、【安倍首相が「共謀罪」法案強行を表明!“テロ対策”は建前市民運動やジャーナリストも簡単に逮捕できる社会へ】(http://lite-ra.com/2017/01/post-2834.html)という記事で、《今回の共謀罪法案提出を“東京五輪開催を控えてのテロ対策”であると強調…たしかに「テロ準備罪」と言われれば、「まあ、テロ対策は必要だし……」と考える人も多いだろう。だが、それは建前に過ぎず、安倍政権が目論む本質は、「治安維持法の復活でしかない…と述べている。
 アベ様応援「広報」機関を除けば、4回目の今回「も」、心ある報道機関は一様に反対している。

 アベ様らは、どんな汚い手を使ってでも 「平成の治安維持法」を作りたいようです。あの小泉純一郎氏でさえ、「『平成の治安維持法』をつくった総理」と呼ばれることを嫌ったそうです。アベ様はお構いなしのようです。そんな総理の「汚れたテ」に手に決して騙されてはけない。アベ様らに恣意的に、かつ、際限なく拡大解釈され、《市民運動やジャーナリストも簡単に逮捕できる社会》にされてしまいます。

   『●保坂展人さん、あの小泉純一郎氏でさえが
      「『平成の治安維持法』をつくった総理」と呼ばれることを嫌った
   『●2016年7月参院選「あとの祭り」…
       「平成の治安維持法」をつくった総理まであと一歩
   『●争点は「壊憲」: 「ト」な自民党改憲草案は
      「国民主権の縮小、戦争放棄の放棄、基本的人権の制限」
   『●「ト」な自民党壊憲草案の「新たな三原則」…
     「国民主権の縮小」「戦争放棄の放棄」「基本的人権の制限」
   『●「平成の治安維持法」…「共謀罪の本質はテロ対策に
               名を借りて「心の中で思ったこと」を処罰」
   『●教員について密告させ、労組を監視する
       =自公支持者の皆さんの大好きな「超・監視管理社会」

 「菅生事件」については、以下を。自公やお維を支持される皆さんは、こんな社会がお好きなのですか? 《この法案は安保法やカジノ法とは比べ物にならないぐらいタチが悪い》のだけれども、自公やお維を支持される皆さんや「眠り猫」の皆さんの神経は一体どうなっているのか? 既に不感症なのだろうか?、それとも、諦念?

   『●『日本の公安警察』読了(1/2)
    「奇々怪々な「菅生(すごう)事件」という謀略とその後の無茶苦茶な経緯、
    〝爆弾犯の異常な出世

==================================================================================
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197170

テロ対策と五輪が“口実” 安倍政権が企む「共謀罪」の恐怖
2017年1月7日

     (安保法のようなことが繰り返されるのか(C)日刊ゲンダイ)

 またこの“手口”だ。安倍政権が20日に召集する通常国会での成立に並々ならぬ意欲を見せている「共謀罪」(組織犯罪処罰法改正案)。過去3回も廃案に追い込まれた悪法だが、今回は「テロ対策」と「東京五輪」を“口実”に突破を図るつもりだ。「共謀」を「計画」としたり、名称を「テロ等組織犯罪準備罪」に変えたりしているが、「集団的自衛権の行使容認」を「安保法」と言い換えて強行採決した時と同じ。おそらくロクに審議もせず「数の力」で押し切るつもりだ。

   「政府が検討しているのは従前の『共謀罪』とは別物だ」

 菅官房長官は6日の会見でこう説明していたが、大ウソだ。元朝日新聞記者で情報法制に詳しい中川亮弁護士はこう言う。

   「対象をテロに限定した明示はどこにもありません。
    従前の共謀罪の対象とされた600以上の犯罪は今回の法案でも
    同じ。悪名高き戦前の治安維持法よりタチが悪い
    『準備行為が必要』とされていますが、行為そのものではなく、
    考えたり、思ったりという『内心が罰せられる、という本質は変わっていません」

 犯罪の“意思”を立証するには、メールや電話を盗聴するか、密告しか方法がない。安倍政権は昨年5月、盗聴法の拡大や密告を奨励する「司法取引制度」を含む改正刑訴法を成立させた。これに今回の「共謀罪」が加われば、捜査当局は何でもやりたい放題だ


■第2の「菅生事件」が起きるのは確実

   「当局が目をつけた団体にスパイや警察官を潜り込ませるのが、
    情報収集の確実な方法です。たとえバレたとしても『テロ対策』と
    言い逃れするでしょう。そういう恐るべき超監視社会が訪れる
    可能性があるのです」(中川亮弁護士

 1952年に大分・菅生村で起きた「菅生事件」は、捜査当局が共産党内部に警察官をスパイとして送り込んだだけでなく、自作自演の駐在所爆破事件を起こし、共産党員らを犯人にでっち上げた。「共謀罪」が成立すれば、第2、第3の「菅生事件」が起きる可能性があるのだ。

 「監視社会を拒否する会」の共同代表を務める田島泰彦上智大教授(メディア法)はこう言う。

   「(安倍政権は)テロ対策と東京五輪という2つのキーワードを使って、
    表立って反対できないようにしてきました。だが、テロというなら、
    テロを生み出している貧富の格差や不平等など根本的な努力を
    すべきです。東京五輪だって、福島の原発問題にふたをして持ってきた
    大会です。それを口実に、共謀罪を新設するのは、
    欺瞞の上塗りです」

 この法案は安保法やカジノ法とは比べ物にならないぐらいタチが悪い。今度こそ、強行採決なんて暴政を許したらダメだ。
==================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●2016年7月参院選「あとの祭り」…「平成の治安維持法」をつくった総理まであと一歩

2016年08月30日 00時00分50秒 | Weblog


東京新聞の3つの記事【「共謀罪」名称変え国会提出へ 対象絞り「テロ準備罪」に】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201608/CK2016082602000249.html)と、
大平樹・北川成史・辻渕智之記者による【「共謀罪」新設案 市民監視 4度目の不安】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201608/CK2016082702000130.html)と、
木谷孝洋西田義洋記者による【共謀罪を「テロ準備罪」 名称変え 秋の国会提出検討】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201608/CK2016082702000147.html)。
最後に、nikkan-gendaiの記事【暴走止まらぬ安倍政権 “共謀罪”圧倒多数で強行成立の恐怖】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188698)。

 《政府は、重大犯罪の計画を実行しなくても計画を話し合うだけで処罰対象とする「共謀罪」を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案を、九月召集の臨時国会に提出する方向で検討を始めた》。
 《共謀罪の導入を目指す関連法案は過去にも三度提出されたが、批判や不安が噴出して廃案になった。「四度目」への動きが判明した二十六日も、市民団体などは「活動を監視する恐怖政治」「テロ対策や東京五輪を口実にして姑息」と強く反発した》。
 《政府は、重大犯罪の計画を話し合うだけで罪に問えるようにする「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案を、九月召集の臨時国会に提出…。「共謀罪」の名称を「テロ等組織犯罪準備罪」に変え、対象となる集団を絞り込むなど要件を見直す》。
 《予想通り、7月の参院選で大勝した安倍政権が暴走を始めている。過去、3回廃案になった「共謀罪」を、秋の臨時国会で強行成立させるつもり》。

   『●保坂展人さん、あの小泉純一郎氏でさえが
      「『平成の治安維持法』をつくった総理」と呼ばれることを嫌った

 「3分の2」の意味さえ考えることも、理解することも無く、2016年7月参院選でアベノサギに騙され…「あとの祭り」。「『平成の治安維持法』をつくった総理」誕生まであと一歩。先の参院選で、アベ様に強大な権力を与えてしまった訳です。本当にお人よしな国・ニッポンです。

   『●2016年7月参院選、今回も「眠り猫」だった皆さん…
   『●2016年7月参院選、「あとの祭り」…
      教育破壊の効果とアベノサギという「壊憲=争点」隠し
   『●2016年7月参院選、
      「あとの祭」の要因の大きな一つは片棒担ぎのマスコミにあり
   『●2016年7月参院選、「あとの祭り」…   
         アベ様にそんな謙虚さがあれば、アベノサギなんてしませんって
   『●2016年7月参院選、「あとの祭り」…
      「もっとも危ない暴君に、とてつもない数を与えてしまった」
   『●「あとの祭り」: マスコミが伝えたのは
      「アベノミクスのホラ話みたいな自慢」と野党の悪口ばかり
   『●「あとの祭り」: 「巨泉氏の警告も虚しく、
      「アベノミクス」を釣り餌に圧倒的な議席数を獲得した」アベ様
   『●「あとの祭り」: 核発電「麻薬」中毒患者、増殖中
                      …どんどん壊れ行くニッポン
   『●「あとの祭り」: 違憲な壊憲は続く…アベ様に
      憲法尊重擁護義務という「自覚」を促しても無理というもの
   『●「あとの祭り」: 「駆けつけ警護」は『任務遂行型』の武器使用
                      =違憲な自己防衛を越える武器使用
   『●「あとの祭り」: 「自民党きっての極右議員」
       「極右思想」大臣…こんな防衛相が誕生しちゃいました

==================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201608/CK2016082602000249.html

「共謀罪」名称変え国会提出へ 対象絞り「テロ準備罪」に
2016年8月26日 夕刊

 政府は、重大犯罪の計画を実行しなくても計画を話し合うだけで処罰対象とする「共謀罪」を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案を、九月召集の臨時国会に提出する方向で検討を始めた。複数の政府高官が二十六日、明らかにした。過去に提出した法案とは異なり、対象となる集団を絞り込んで要件も変更、「共謀罪」もテロ対策を前面に出した罪名に変える。共謀罪の導入を巡っては、小泉政権当時に関連法案が三回にわたって国会提出され、いずれも廃案になっている。

 これまでの法案では対象となる集団を単に「団体」としていたが、今回の改正案では、テロ行為などの重大犯罪を行うことを目的とした「組織的犯罪集団」に変更。犯罪の実行を集団で話し合うだけでなく、資金の確保といった犯罪の準備行為も要件に加える。罪名は「テロ等組織犯罪準備罪」としている。

 罪名の変更について、政府高官は「共謀罪では国民が身構える。東京五輪を控え『テロ対策』という目的を明確にした方が理解が得やすい」と述べている。

 共謀罪が適用される罪はこれまでの法案と変わらず「法定刑が四年以上の懲役・禁錮の罪」で、道路交通法や公職選挙法などを含め六百超と範囲が広い

 政府は、改正案を秋の臨時国会に提出することを目指すが、前の通常国会で継続審議となった環太平洋連携協定(TPP)の関連法案などの成立を優先させる考えで、改正案成立は来年の通常国会以降を想定。

 共謀罪を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案は、二〇〇三、〇四、〇五年に国会提出されたが、野党などは「労働組合も対象になりかねない」「居酒屋の会話でも逮捕される」と反発。日本弁護士連合会の反対もあり、政府側が成立を断念してきた。


◆現行法で対応可能

 <神戸学院大の内田博文教授(刑事法)の話> 犯罪の準備段階の行為を処罰することは現行法でも対応が可能で、共謀罪は不要だ。殺人予備罪など、刑法には複数の予備罪が規定されており、準備行為を処罰することができる。現行法で対応できないというのであれば、具体的な立法事実を示して議論する必要がある。過去の治安維持法と同様に、運用の拡大で市民運動も標的となる恐れがある。


◆乱用、恐れ消えず

 <ジャーナリストの斎藤貴男さんの話> 犯罪捜査が目的なのは分かるが、一度法律ができてしまえば、政権や捜査機関が監視や思想の取り締まりなどのために都合よく運用するのが目に見えている。海外でテロが頻発し、自民党が選挙で圧勝していることを口実にしても、乱用の恐れは消えない。今は「東京五輪のため」と言えば何でも許されるような風潮があるが、こうした法改正は、安倍政権が憲法改正を目指す際に、表現の自由を制限したり、緊急事態条項を新設したりするための地ならしになり得る。
==================================================================================

==================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201608/CK2016082702000130.html

「共謀罪」新設案 市民監視 4度目の不安
2016年8月27日 朝刊

 計画を実行しなくても、犯罪を行うことを話し合い合意しただけで処罰される「共謀罪」。「テロ等組織犯罪準備罪」と名称を変え、組織犯罪処罰法に趣旨を盛り込む形の政府案が来月、国会に提出される可能性が出てきた。共謀罪の導入を目指す関連法案は過去にも三度提出されたが、批判や不安が噴出して廃案になった。「四度目」への動きが判明した二十六日も、市民団体などは「活動を監視する恐怖政治」「テロ対策や東京五輪を口実にして姑息(こそく)」と強く反発した。 (大平樹、北川成史、辻渕智之

 「私たちの日々の抗議行動が対象になりうると怖さを感じる」。沖縄平和運動センターの岸本喬(たかし)事務局次長(53)は恐怖感を語る。

 沖縄県では米軍の新基地やヘリコプター離着陸帯の建設に反対し、資材搬入車両を止めようと県民らが座り込みのデモも辞さない。「今でも道路交通法違反だからと強制排除される。(組織的)威力業務妨害罪の恐れがあると警察から言われたこともある。計画しただけで、すぐに適用されかねない

 今回の政府案は適用対象を「組織的犯罪集団」と定め、「準備行為」を犯罪の構成要件に追加。罪名も対テロを前面に出す。岸本さんは「たとえば(米軍の)武器についてネットで調べただけで、武器調達の準備行為と認定されることだってありうる」と危ぶむ。「テロ対策や東京五輪に名を借り、安倍政権が姑息な方法で物言わぬ民をつくろうとしているようだ」とため息をつく。

 二〇〇五年に三度目の法案が提出された際、反対の署名運動で市民団体の呼び掛け人になった山脇晢子(せいこ)弁護士は「『組織的犯罪集団』も『準備行為』も『テロ』も定義があいまいで、捜査機関の解釈次第一般の人が『われわれは大丈夫』と感じるように見せ掛けているだけ」と批判する。

 経済産業省前から二十一日に撤去された「脱原発テント」運営メンバーの木村雅英(まさひで)さん(68)=東京都八王子市=によると、今後の活動内容を話し合っている際、冗談で「これって共謀罪に当たるよね」と話題になったこともある。「共謀」の立証には、監視や盗聴の強化が欠かせない。「安倍政権は原発や安保法制など、多くの国民が疑問に思っていることを強引に進めている。反発する人たちを共謀罪で押さえ付けるなら恐怖政治だ」と訴える。

 米軍横田基地(東京都福生市など)に反対する「横田基地問題を考える会」代表世話人の島田清作(せいさく)さん(78)は「最近の市民運動は、自分の意志を示そうと穏やかに考える人たちの集まり。刑事罰があるというだけで、参加を思いとどまらせ、運動を萎縮させるのでは」と懸念する。


◆徹夜の団交決定、抗議の座り込みでも…?

 過去三回廃案になった関連法案に盛り込まれた共謀罪について、政府による三回目の国会提出直後の二〇〇六年、日弁連は共謀罪が導入されると具体的にどのような行為に適用される可能性があるのか、事例を挙げて問題点を指摘した。

 それによると、倒産情報のある会社の労働組合の執行委員会が、退職金の保証を求めて社長と長時間に及ぶ徹夜団交も辞さないと決定した場合は「組織的監禁罪の共謀罪」、マンション建設に反対する住民団体が、資材搬入を止めるため現場に座り込むことを決定した場合は「組織的威力業務妨害罪の共謀罪」、会社の経理課職員が決算時、利益を隠すため経費を水増しし、売り上げを過少計上することなどに合意した場合は「法人税法違反の共謀罪」がそれぞれ適用される恐れがあった。
==================================================================================

==================================================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201608/CK2016082702000147.html

共謀罪を「テロ準備罪」 名称変え 秋の国会提出検討
2016年8月27日 朝刊

 政府は、重大犯罪の計画を話し合うだけで罪に問えるようにする「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案を、九月召集の臨時国会に提出する検討を始めた。政府高官が二十六日、明らかにした。「共謀罪」の名称を「テロ等組織犯罪準備罪」に変え、対象となる集団を絞り込むなど要件を見直す。二〇二〇年の東京五輪・パラリンピックを見据えたテロ対策強化を強調している。〇三~〇五年、三回にわたって国会に提出されるたびに国民の反発で廃案となった法案が、復活する可能性が浮上した。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は二十六日の記者会見で、改正案について「国際社会と協調して組織犯罪と戦うことは極めて重要」と指摘。テロ対策強化などを目指して国連が〇〇年に採択した国際組織犯罪防止条約の締結に向け「法整備を進めていく必要がある」と強調した。

 法案の内容は「慎重に検討している」とし、提出時期も「決まっていない」と述べるにとどめた。

 改正案は、共謀罪の新名称となるテロ等組織犯罪準備罪の対象について、以前の法案の「団体」から、テロ行為などの重大犯罪の実行を目的とする「組織的犯罪集団」に限定。罪となる要件として、犯罪の計画を話し合うだけでなく、実行のための資金確保といった準備行為が行われていることが必要だとした。

 罪が適用される犯罪の範囲は、以前の法案と同様に「法定刑が四年以上の懲役・禁錮の罪」とした。道路交通法や公職選挙法に触れた場合も含めて六百超の犯罪が適用対象になる。

 政府は、秋の臨時国会では、一六年度第二次補正予算案や、先の通常国会で継続審議となった環太平洋連携協定(TPP)承認案・関連法案の成立を優先させる考え。改正案の成立は来年の通常国会以降になると想定している。

 共謀罪を盛り込んだ改正案は〇三、〇四、〇五年、当時の小泉政権が国会に提出したが、野党や日本弁護士連合会から「労働組合も対象になりかねない」「居酒屋で『上司を殴ろう』と話しても逮捕される」と批判され、いずれも成立断念に追い込まれた。政府は今回の改正案では、労働組合や居酒屋談議は対象にならないとしている。


◆犯罪要件に「準備」追加も 「話し合いは罪」変わらず

 <解説> 政府が十数年来導入を目指してきた共謀罪法案の四度目の提出を検討しているのは、リオデジャネイロ五輪が終わり、二〇二〇年東京五輪・パラリンピックの準備が本格化する今、「テロ対策の一環」と強調することで、国民の理解を得る好機と捉えたためだ。七月の参院選で自民、公明の与党が大勝。たとえ国民の理解を十分得られなくても、数の力で押し通せる

 確かにテロ対策は重要な課題だ。昨年十一月のパリ同時多発テロを受け、共謀罪創設を求める声が政権内で広がったこともあった。政府高官も「共謀罪と聞くと身構えるが、テロ犯罪防止と聞くと『なるほど』と思う」と指摘する。

 しかし共謀罪は国際組織犯罪防止条約を批准するための制度として提案されたものだ。条約はマフィアなどのマネーロンダリング(資金洗浄)対策が中心。テロ対策で共謀罪を提案するのはこじつけだ。今でもテロ行為を未遂の前の段階で処罰する法律はある。

 むしろ共謀罪の本質はテロ対策に名を借りて「心の中で思ったことを処罰することにつながる恐れがあるということだ。

 共謀罪は複数の人が犯罪を行うことを話し合って合意(共謀)しただけで罪に問えるようにする犯罪。犯罪行為は通常、具体的な被害が生じたり、犯罪行為に着手して危険が生じたりすることで罪に問われる。新たな案は対象集団を絞り込み、要件に準備行為を加えたが、いずれも拡大解釈の恐れがある。共謀罪に詳しい弁護士によると、沖縄の新基地反対や脱原発などの市民団体が話し合いで「路上に寝転がって警察車両を止めよう」と決め何らかの準備をすると組織的威力業務妨害の共謀罪になりかねない

 また、共謀罪を創設すれば、犯罪の相談や合意があったと証明するために室内盗聴など日常的な監視が必要になる。今夏の参院選では野党支援団体などが入る建物の敷地に警察が隠しカメラを設置していた。自民党は〇七年に名称を「テロ等謀議罪」と変更を試みたこともある。最近は「組織犯罪準備罪」という名称も挙がっていた。実質的な共謀罪ができれば罪名は何でも構わないのだろうか

木谷孝洋西田義洋
==================================================================================

==================================================================================
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188698

暴走止まらぬ安倍政権 “共謀罪”圧倒多数で強行成立の恐怖
2016年8月27日

     (デモをしただけで捕まってしまう(C)日刊ゲンダイ)

 予想通り、7月の参院選で大勝した安倍政権が暴走を始めている。過去、3回廃案になった「共謀罪」を、秋の臨時国会で強行成立させるつもりなのだ。

 「サラリーマンが居酒屋で『上司を殺してやろう』と同僚と意気投合しただけで罰せられる」――と批判された「共謀罪」は、実際に犯罪を犯していなくても相談をしただけで罰することができるシロモノ。2003、04、05年と関連法案が国会に提出されたが、さすがに廃案になっている。

 国民の批判をかわすために、臨時国会に提出する法案では適用対象を単なる「団体」から「組織的犯罪集団」に限定するなど、一見ソフト化しているが、「組織的犯罪集団」は定義が曖昧で警察がいくらでも拡大解釈できるようになっている。安倍政権の誕生後、大分県警が隠しカメラで市民を盗撮するなど、ただでさえ警察組織は違法行為に手を染めているだけに「共謀罪」が成立したら、気に入らない組織を片っ端から摘発する危険がある。対象になる犯罪は、法定刑が4年以上の懲役・禁錮の罪としている。その数は600を超え、道交法違反にも適用される。

 もし、臨時国会に提出されたら国会が大モメになるのは間違いない。それでも、安倍政権はなにがなんでも成立させるつもりらしい。

   「安倍首相は来年、もう一度、衆院を“解散”するつもりではないか、
    とみられています。解散総選挙となったら、自民党は議席を減らす
    可能性が高い。だから、圧倒的多数を握っている間に評判の悪い
    “共謀罪”を成立させるつもりなのでしょう。衆参とも3分の2を確保し、
    改憲の発議が可能なのだから解散するはずがないという声もありますが、
    安倍首相は改憲する時は、野党第1党の賛成を得る必要があると腹を
    固めたフシがある。与党単独での3分の2を失っても仕方ない
    と思っているのでしょう。もうひとつ、支持層である右翼を喜ばす狙い
    あると思う。共謀罪は、右翼が嫌いな“市民”や“左翼”を取り締まる武器
    なるからです」(政界関係者)

 安倍首相にどんな思惑があるにせよ、「共謀罪」は成立してしまえば、政権や警察が市民の監視や思想の取り締まりに都合よく運用するのは目に見ている。絶対に成立を阻止しないとダメだ。
==================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●森達也さん『「テロに屈するな!」に屈するな』: アベ様らによる、そんな未来を子や孫に?

2016年06月10日 00時00分34秒 | Weblog


岩波書店のWeb頁に出ている書籍紹介【森達也/『「テロに屈するな!」に屈するな』】(https://www.iwanami.co.jp/moreinfo/2709330/top.html)。

   『●「不安と闘いながら世界に理念を示し続けた
      この国に生まれたことを僕は何よりも誇りに思う」

 《そして読者一人一人に語りかけます.「対テロ」などを名目に,この国独自の大切なものを失いつつあるのではないか,と》。

   『●アベ様がコピー(?)した「積極的平和主義」は、
            ある平和学者の原義を跡形も無く破壊
    「真の平和主義学者とアベ様という積極的戦争主義者
     アベ様がコピー(?)した「積極的平和主義」は、
     「ノルウェーの平和学者、ヨハン・ガルトゥング博士」の原義を
     跡形も無く破壊している。博士が夢見てやまないこと、それらを
     叶えることなく壊憲していいのか? 原義を知ったうえで、
     アベ様がコピー(?)したとするならば、相当に悪質な改悪

 アベ様ら自公による「積極的平和主義」の未来。「対テロ」「テロ対策」の名の下に、市民を監視し、お互いに疑心暗鬼にさせ、対立させ…。戦争法で、戦争の泥沼に「人殺し」「殺人」に向かわせる狂気。2016年7月参院選、人の親として、子や孫にそんな未来を渡していいのか? 

   『●「水俣を歩いた原田正純さんの世界」/
       『週刊金曜日』(2013年2月8日、930号)について
     「田中優子さん「風速計 新しい芽を育てる役割」、
      「グローバル化が何をもたらしたか・・。新しい社会の芽を支え、
      助けるのはメディアの重要な役割・・」。「大藤理子の政治時評
      「対テロ」を自衛隊法の改正に使う意図が見える安倍ちゃん「美談」に
      騙されちゃダメです・・」」

   『●「僕らは「戦争」を知らない?」
     『週刊金曜日』(2014年4月25日・5月2日合併号、989号)
     「【戦争をしている国の若者から→戦争をしようとする国の若者へ 
      米国「対テロ戦争」帰還兵は今】、
      「兵器は市民にも無差別に使われる」
      「消し去ることができない戦場の記憶」
      「軍事は平和を生み出さない」「戦争に栄光など存在しなかった」。
      「歌ってみろ。それでも、歌えるものなら」
      (http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/65d9f2fed4e589e98deef3f0cb66e941)」

   『●「若者に広がる〝新しい宿命観〟」
      『週刊金曜日』(2015年1月16日、1023号)について
     「森達也さん【憎悪が連鎖しないことを祈る】、「表現の自由とは
      そもそもが、これを規制したり弾圧したりする国家(や政治システム
      に対して行使されるべき概念だ。その表現に傷つく人がいるのなら、
      決して無制限に許される概念ではない。…」」
     「森達也さん【憎悪が連鎖しないことを祈る】、「…僕たち日本人は
      今、その悪しき実例を、自国内で体験しているはずだ。…ただし
      表現の自由が絶対の正義になるのなら、やはりそれは少し違う。
      もっとデリケートな概念であるはずだ。…」。
      (http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/55a79986ce2ffe9d1ece5a7158626260)」
     「森達也さん【憎悪が連鎖しないことを祈る】、「…9・11後の
      アメリカと同様に、「対テロ」を大義にしてフランス国内の集団化は、
      今後されに加速するだろう。ならば仮想敵を見つけたくなる
      憎悪が連鎖しないことを祈るばかりだ」」

   『●亡国の大政翼賛報道・・・いつか来た道: 
      アベ様は「現地を取材されて困ることでもあるのか」?
    《■ミス挽回のパフォーマンス …金子勝氏(憲法)が言う。》
     「安倍首相は、解釈改憲で集団的自衛権を認め、自衛隊を
      海外に派遣しようと、今後の憲法改正に意欲を燃やしています。
      イスラム国による殺害事件は、その地ならしにうってつけです。
      だから、2人の拘束を事前に把握していたことを隠し、中東を歴訪。
      イスラム国対策に2億ドルの支援を打ち出し、米国を
      中心とする対テロの有志連合に加わりました。ところが、
      2人の殺害でシナリオが狂い、政権への風当たりが強まった。
      そこで、ミスを挽回するためのパフォーマンスが、旅券返納です。
      イスラム国の残虐性が再認識された今なら、渡航制限は
      国民に受けます。憲法22条を無視しても、失地回復を優先したのです」

   『●自己責任であり、「公共の迷惑」なのか?:
      青木理さん「「知る権利」を保障し、「公共の利益」である」
   『●歓喜する人々の神経、敬意を表する政府の神経
     《ひとを殺して歓喜する国民にはなりたくない 
      …今朝の新聞をみた。朝日新聞に最上敏樹が「拘束・裁判が
      世界の潮流」と主張し、今回の国家の明確な意志による「暗殺」を
      容認しない意見も紹介している程度で、他紙にはほとんどそのような
      主張はみられなかった。わずかに毎日新聞が「人々が一人の死を
      喜ぶ姿に少しうろたえている」というコネティカット州の9・11遺族の
      談話を載せていたくらい。日本政府は「テロ対策の顕著な前進を歓迎し、
      関係者の努力に敬意を表する」との談話を発表した。
       世界はもっともっと危険な方向に漂流しだしている

   『●石原慎太郎〝ト〟知事のお金は石原氏のモノ、そして都民の血税も氏のモノ
     《石原都知事 スカイツリー開業前に超ド派手テロ訓練の悪ノリ 
      …スペクタクル映画さながらの血税デモンストレーション
       尖閣買収で息巻く石原慎太郎都知事(79)が、今度は東京の新名所を
      政治利用だ。来月22日に開業が迫る東京スカイツリーを舞台に、
      都主催のド派手なテロ対策訓練を行うのである》

   『●憎悪の連鎖を怖れる: イラク侵略と人質事件と自己責任バッシングと
   『●「積極的平和主義」の未来:
      「後藤さん・・・が伝えようとした多くの民衆の死を想像してほしい」
   『●外(害)「遊」でカネをばらまく「死の商人」外交や
       自衛隊の「派兵」では絶対に平和にはならない
   『●防犯カメラと云う監視カメラ: 「監視カメラを覗くのは誰か」?
     「テロが減る? ホント? なんか怖い「世界」なんですが??
      「防犯カメラと云う監視カメラ」」

   『●保坂展人さん、あの小泉純一郎氏でさえが
      「『平成の治安維持法』をつくった総理」と呼ばれることを嫌った
     《「共謀罪」再び浮上 テロ対策で谷垣氏言及 過去3度廃案
      …自民党の谷垣禎一幹事長は十七日の記者会見で、来年五月に
      三重県で開催される主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に向けた
      国内テロ対策強化の一環で、犯罪を実行しなくても計画を話し合う
      だけで処罰対象にする「共謀罪」の新設を含む組織犯罪処罰法の
      改正の必要性に言及した。
       谷垣氏は、パリ同時多発テロ事件を受け「来年、日本はサミットがある。
      テロ対策には相当、意を用いなければならない状況になった。
      いろいろ考えていかなければいけないことが出てくる」と指摘》

==================================================================================
https://www.iwanami.co.jp/moreinfo/2709330/top.html

「テロに屈するな!」に屈するな

編集者からのメッセージ

 オウム真理教をテーマとしたドキュメンタリー映画『A』 『A2』などで,日本社会の深層に鋭く切り込んできた森達也さんによる岩波ブックレットです.

 1995年のオウム真理教による地下鉄サリン事件,あるいは2011年のアメリカ同時テロなどを契機に,「テロ」対策が日本社会に広まりました.町中のいたるところに「テロ警戒中」の看板,電車内では「不審物はないか」とのアナウンス,そして監視カメラの増大…….はたして,こうした事態は,本当に対テロとして有効なのでしょうか.「対テロ」という「正義」を無自覚に受け入れることで,むしろ社会は何か大切なものを失っていないでしょうか

 今年(2015年)1月,IS(「イスラム国」)により日本人二人の人質が殺害される痛ましい事件が起きました.人質として拘束されていることが明らかになって以降の政府の対応は,はたして適切なものだったのか.人命を救うことはできなかったのか.そんな疑問の声や政府の対応への批判は,「テロリストに協力するのか」という声で封じられました.「テロに屈するな!」というかけ声のもと,マスメディアも政治も思考停止する状況が続きました.

 そしていま,「テロ」の脅威の増大や,日本をめぐる安全保障環境の変容などを名目に,日本の安保政策が大きく変えられようとしています.「テロに屈するな!」という「正義」のかけ声のもとに安易に思考停止するのではなく,「テロ」とは何か,「テロに屈しない」とは何かということに,いま私たちは冷静に向き合うべきではないでしょうか.安保法制の本質とは何か.何のためのものなのか――.

 森さんは呼びかけます.「テロに屈するな!」のかけ声に屈してはいけない,と.そして読者一人一人に語りかけます.「対テロ」などを名目に,この国独自の大切なものを失いつつあるのではないか,と.この国の政治,社会,メディアはどこへ向かうのか.森さんならではの鋭い視点で,迫ります.

(田中宏幸)



     (オバマ米大統領の来日の際,封鎖された駅構内の
      ゴミ箱(東京・新宿区,2014年4月))

     (駅の掲示板に貼られた「この街をテロから守れ」の
      ポスター(東京・千代田区,2015年7月))



著者プロフィール

森 達也(もり・たつや)
映画監督,作家.1956年,広島県呉市生まれ.テレビ番組製作会社を経て独立.98年,オウム真理教を描いたドキュメンタリー映画『A』を公開.2001年,続編『A2』が山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞.
著書に『放送禁止歌』(光文社知恵の森文庫),『「A」マスコミが報道しなかったオウムの素顔』『職業欄はエスパー』(以上,角川文庫),『A2』(現代書館),『A3』(上・下,集英社文庫,講談社ノンフィクション賞),『死刑』(朝日出版,JCJ賞),『「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい』『すべての戦争は自衛意識から始まる』(以上,ダイヤモンド社),『悪役レスラーは笑う』(岩波新書),『311を撮る』(共著,岩波書店)など多数.



目次

はじめに――不条理な「安保法制」国会審議

第1章 「テロに屈するな!」の声が奪うもの

第2章 イギリスでテロについて考える

第3章 「報復の連鎖」を断ち切れるか
      ――ノルウェー元法相に聞く

第4章 想像し,葛藤し続ける意味
==================================================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●保坂展人さん、あの小泉純一郎氏でさえが「『平成の治安維持法』をつくった総理」と呼ばれることを嫌った

2015年11月22日 00時00分01秒 | Weblog


東京新聞の記事【「共謀罪」再び浮上 テロ対策で谷垣氏言及 過去3度廃案】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201511/CK2015111802000117.html)。

 《谷垣禎一幹事長は……犯罪を実行しなくても計画を話し合うだけで処罰対象にする「共謀罪」の新設を含む組織犯罪処罰法の改正の必要性に言及》。

 寒気がする。
 「保坂展人さんの記事によると、あの小泉純一郎氏でさえが「『平成の治安維持法をつくった総理」と呼ばれることを嫌ったそうだ」。そう呼ばれることに躊躇の無い人治主義国家・国王アベ様、その取り巻きの自民党議員たち。そして、「それにしても、「第三自民党公明党の議員の自民党議員化は目を覆うばかりだ。「平和」を願っているらしい「学会さんらの心情や如何に」だ。
 一体彼ら自公議員に投票した有権者って誰なんだ? 『平成の治安維持法』をつくった総理」の非常に危険な思い入れ、それに手を貸す責任は投票者にも。

   『●東京電力原発人災「被ばくに関する正確な情報が
       伝えられなかった・・・身近で必要な情報が一層隠される」
   『●「『平成の治安維持法』をつくった総理」の
      非常に危険な思い入れ、それに手を貸す責任

=====================================================
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201511/CK2015111802000117.html

「共謀罪」再び浮上 テロ対策で谷垣氏言及 過去3度廃案
2015年11月18日 朝刊

 自民党の谷垣禎一幹事長は十七日の記者会見で、来年五月に三重県で開催される主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に向けた国内テロ対策強化の一環で、犯罪を実行しなくても計画を話し合うだけで処罰対象にする「共謀罪」の新設を含む組織犯罪処罰法の改正の必要性に言及した。

 谷垣氏は、パリ同時多発テロ事件を受け「来年、日本はサミットがある。テロ対策には相当、意を用いなければならない状況になった。いろいろ考えていかなければいけないことが出てくる」と指摘。記者から組織犯罪処罰法の改正は必要かと問われ「前からそう思っている」と述べた。

 これに先立ち、高村正彦副総裁は党役員連絡会で、二〇〇〇年にテロ対策強化を目指して国連が採択した「国際組織犯罪防止条約」の批准に向け、共謀罪のほか、テロ資金を断ち切る法制など国内法整備を急ぐよう訴えた。

 政府側では、菅義偉(すがよしひで)官房長官が同日午後の記者会見で、共謀罪などの法制化を「条約締結に伴い、進めていく必要がある」と述べた。サミットに間に合わせるため、来年一月召集の通常国会への組織犯罪処罰法改正案の提出については「これまでの国会審議で不安や懸念が示されている。慎重に検討している」と消極姿勢を示した。

 同改正案の国会提出時期については、岩城光英法相も十月の内閣改造後の報道各社によるインタビューで「未定」と語っている。

 共謀罪の新設をめぐる同改正案は過去三回、国会に提出されたが、国民の強い反発を受け、いずれも廃案になっている


◆テロ対策はこじつけ

<日弁連共謀罪法案対策本部副本部長の海渡雄一弁護士の話> 共謀罪は国際組織犯罪防止条約を批准するための制度として提案されたが、この条約はテロ対策とはまったく関係ない。共謀罪をテロ対策として提案することは、無理やりなこじつけといわざるを得ない。

 国際組織犯罪防止条約の取り締まり対象は金銭的利益その他の物質的利益を得るためという経済目的の組織犯罪に限られていて、政治的・宗教的なものは含まれていない。マフィアなどによるマネーロンダリング(資金洗浄)対策が中心の条約だ。わが国では、組織犯罪集団に関連した主要犯罪は既に未遂以前の段階から処罰できる体制がほぼ整っているので共謀罪は必要ない。廃案になった政府案では六百以上の犯罪について非常に広範な犯罪が対象になっているが、仮に新設するにしても人身売買など一部の罪だけで十分だ。

 自民党の高村副総裁は「資金源対策を含む国際条約ができているにもかかわらず、国内法が整備されていない」と発言したが、テロ資金の供与に関する法制度については、わが国は国連のテロ資金供与防止条約を批准し、国内法化しており、事実誤認ではないか。
=====================================================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする