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●『沖縄密約』文書破棄という歴史の冒涜 ~「捨てちゃったんだからもういいジャン」の国~

2012年04月05日 00時00分48秒 | Weblog


東京新聞の記事(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012031501002104.html)。

 こちらも原告側敗訴でした。どちらも東京高裁。沖縄密約文章を意識的に破棄したはずで、破棄した者が最も悪いのだが、司法のだらしなさも影響しているだろう。東京新聞の云う「歴史の冒涜」である。「「無いんだから仕方ないジャン」、「捨てちゃったんだからもういいジャン」という言い訳を認めて良いのか」!

   『●〝沖縄密約〟東京高裁判決、原告側の逆転敗訴

 綿井健陽さんの言葉を再掲。

    「【http://watai.blog.so-net.ne.jp/2011-10-01 wataitakeharu昨日(29日)は
     沖縄密約文書開示訴訟の判決の一報を、普天間基地の隣りの沖縄国際大で聞いた。
     東京高裁では頻繁にある“逆転判決”とはいえ、驚く
     外交文書を政府が捨ててOKの国・日本。沖縄の地元2紙から→
     http://t.co/j9vJ34QW http://t.co/qw6ZaIKm 09/30 01:32」

 でも、本当に廃棄したのだろうか? 誰が誰に命じ、誰が誰に実行させたのか? でも、どこかに隠してるんじゃないかいな? いずれにしろ、本当に恥ずかしくないか、この国は?

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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012031501002104.html

二審も密約文書開示認めず 「廃棄なら極めて問題」と指摘
2012年3月15日 22時19分

 沖縄返還(1972年)の密約文書をめぐり、NPO法人「情報公開クリアリングハウス」(東京)の三木由希子理事長(39)が国の不開示決定取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は15日、一審東京地裁判決に続き請求を退けた。

 三輪和雄裁判長は、文書は71年6月ごろには外務省にあったが、2006年4月の不開示決定時点では存在が確認されなかったと認定。決定自体は適法としたが「廃棄されたとすれば行政組織の在り方として極めて問題が大きい」と指摘した。

(共同)
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