
nikkanーgendai.comの記事【ダダ漏れは数字で歴然…汚染水「ブロック」はやっぱり大ウソ』(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150433)。
『●東京五輪と東電原発人災の現実:
「現実には放射性セシウムはブロックされず、海を汚し続けている」』
五輪招致のために世界にウソを拡散。一体どこが「完全にブロック」「状況はコントロール」されているのだろう? 本記事は「ダダ漏れ」とまで表現している。・・・・・・「福島沖30キロの汚染データ・・・・・・海水中の放射性セシウム137などの濃度・・・・・・の値が2~7ミリベクレル/リットルで、いまだに原発事故前の数倍、場所によっては数十倍のレベルが続いている」
『●世界に向けて
「汚染水漏えい問題はない」と言い切ってしまったょ・・・・・・』
『●放射能汚染で「太平洋は終わり」との声が出るほどの
重大事故だというのに、この国は・・・・・・』
『●「開催権返上の決断」:
「完全にブロック」「情況はコントロール」されてはいない我国こそ』
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150433】
ダダ漏れは数字で歴然…汚染水「ブロック」はやっぱり大ウソ
2014年5月24日
(海水の放射性物質濃度は今も高いまま/(原子力規制委員会HPより))
やっぱり、安倍首相の発言は大嘘だったのか。大きな話題を呼んでいるのが福島沖30キロの汚染データだ。国は「財団法人海洋生物環境研究所」などに委託し、海水中の放射性セシウム137などの濃度を調べているが、この値が2~7ミリベクレル/リットルで、いまだに原発事故前の数倍、場所によっては数十倍のレベルが続いているのだ。
事故直後は通常の20万倍もあったから、それに比べれば急減しているが、専門家によれば問題は低下のスピードが鈍化していることだ。事故から3年たっているのに元の水準に戻らないのは、「福島第1から外洋へのセシウムの流出が続いている」と考えるべきなのである。東京海洋大の神田穣太教授が言う。
「調査方法は海水20リットルに試薬を入れて、セシウムを吸着させた粉末を
集めて調べる精緻なものです。このレベルであれば、環境や魚に
影響が出ませんが、セシウム137は自然界に存在しない。その値が
事故前の水準に戻らないのは、今も何らかの形で供給が続いている
ということです。福島原発の港湾はシルトフェンスで取水口などが
覆われていますが、完全に遮断できるものではない。海水は入れ
替わるので、遮断されていれば、外洋と汚染レベルが一緒になりますが、
今も港湾内の汚染レベルは高い。つまり、今も汚染水が流出している
と考えるのが妥当なのです」
■漏洩箇所はいまだ不明
福島沖ではいまも規制値を超える魚が出ることもある。
「これもどこかから放射性物質が入り込んでいなければ、説明がつきません。
エサかも知れないし、岩陰のホットスポットのようなところがあるのかも
しれない。しかし、我々はそれを見つけられていないのです」
神田教授によれば、流出をストップさせるには、漏洩箇所を突き止めなければいけないが、「建屋の地下なのか、トレンチなのか、他の滞留箇所があるのか。ソースはわからない」という。
安倍首相は「汚染の影響はブロック」という曖昧な言い方をしたので、「科学者は間違いだとは言えない」(神田教授)と言うが、ズルイ表現だ。現実はダダ漏れが続いている。
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