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●(こちら特報部)《戦争に傾く世界に対し、「平和を訴える自由を侵している」と危ぶむ声が上がってい》たが、今年の広島「原爆の日」式典でも入場規制…

2025年08月27日 00時00分57秒 | Weblog

[↑ ※「虎に翼」特集/日本国憲法も重要キャストだ 木村草太(週刊金曜日 1482号、2024年07月26日号)]


(2025年08月15日[金])
気になる広島の動き。プラカードや横断幕が静かに祈りたい人々の思い、《核廃絶を願う市民の声》を妨げるだろうか?

   『●《佐久間邦彦理事長…は「平和とは自由が保障されていることだ。恒久平和の
        象徴である平和記念公園の意義を正しく理解できているのだろうか」》
    「山田雄之記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/原爆の日、
     広島市は平和祈る人々を記念公園から締め出し、イスラエルを
     式典に招待した…「被爆者の思いは」】…《今年初めて入場規制が
     平和記念公園全域に広げられた、6日の広島市の平和記念式典。
     一部の市民団体は退去命令に応じず、園内にとどまり続けた。
     公園外での表現を余儀なくされた人たちもいた戦争に傾く世界に
     対し、「平和を訴える自由を侵している」と危ぶむ声が上がっている》」

 福岡範行山田雄之両記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/広島「原爆の日」式典 平和を願う日なのに、入場規制や表現の自由への制限が…被爆地から声を上げる意義は】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/426775)によると、《広島市での6日の平和記念式典は昨年に続き、会場のある平和記念公園全域に入場規制を広げた形で催された。デモを巡る衝突事案の再発防止が名目だが、表現の自由を制限する面がある。被爆80年。世界で核兵器使用の危険が高まり日本では核武装は安上がりと発言した人物が参院議員になる中、核廃絶を願う市民の声抑える方向に走るべきだろうか。(福岡範行山田雄之)》。

 核発電全開、そして…《核武装が最も安上がり》という政治家が誕生する始末。
 東京新聞の記事【TOKYO発/吉永小百合さん、核なき世界へ「粘り強く」…平和を願い朗読してきたが 日本の今をとても憂えている」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/426425)によると、《◆ともに活動してきた坂本龍一さんへの思い 以来、ボランティアとしての朗読活動やCD化は、思いを寄せる対象を広島、長崎、沖縄と広げ、2011年の東日本大震災後は原発事故で避難生活を余儀なくされた人たちの詩も紹介し、新たな核の惨禍についても語り伝えている。2016年からは、音楽家の坂本龍一さんが被災地の小学生~大学生を集めて立ち上げた「東北ユースオーケストラ」の演奏会でも、平和、復興を願う詩を朗読している》。

   『被爆国ニッポンで《核兵器の脅威が現実味》…80年間の塗炭の苦しみを
     想像できない者が2025年参院選の東京選挙区で第2位当選してしまう醜悪さ

 核抑止論者のイシバ首相が主張する「核兵器のない世界に向け全力で取り組む」の虚しさ…。
 川田篤志記者による、東京新聞の記事【唯一の被爆国なのに、「核の傘」依存が強まった戦後80年 政府はアメリカべったり、核保有訴える野党まで/川田篤志】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/426738)によると、《広島は6日、米軍による原爆投下から80年の日を迎えた。原爆死没者慰霊式・平和祈念式(平和記念式典)が広島市の平和記念公園で営まれ、石破茂首相は「核兵器のない世界に向け全力で取り組む」とあいさつしたが、日本の核兵器禁止条約への参加には触れなかった》。

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/426775

こちら特報部
広島「原爆の日」式典 平和を願う日なのに、入場規制や表現の自由への制限が…被爆地から声を上げる意義は
2025年8月7日 06時00分

 広島市での6日の平和記念式典は昨年に続き、会場のある平和記念公園全域に入場規制を広げた形で催された。デモを巡る衝突事案の再発防止が名目だが、表現の自由を制限する面がある。被爆80年。世界で核兵器使用の危険が高まり日本では核武装は安上がりと発言した人物が参院議員になる中、核廃絶を願う市民の声抑える方向に走るべきだろうか。(福岡範行山田雄之


◆横断幕掲げる女性「意思表示はしたい」

 6日午前8時15分、原爆投下時刻の黙とうの鐘は、式典会場から川を隔てた原爆ドームそばにも響いた。空気が厳かに変わる。そこに、静かに幕を広げて立つ広島市内の女性(66)らがいた。幕には、子どもたちも犠牲になるパレスチナ・ガザの戦闘に抗議するメッセージ。女性は「何もできないけど、意思表示だけはしたくて」と語った。

     (原爆ドームを背に横断幕などを掲げ、ガザでの児童殺害に
      抗議したり、核廃絶を訴えたりする市民ら
      =6日、広島市の平和記念公園で)

 道ゆく人が写真を撮った。核の歴史の研究者という米国在住の女性(57)は「広島以外での戦争犯罪をつなげて考えることは大事市民が訴えることに意味がある」とたたえた。

 そばには「NO WAR」などと書いた紙を掲げる人たちもいた。

 女性らがつまみ出されることはなかったが、こうした平和的な意思表示現在、控えるように求められている


◆市は規制の正当性の主張を強める

 広島市は2年連続で同日午前5〜9時、式典会場がある公園南側だけでなく、原爆ドーム周辺への入場も規制した。手荷物検査所を設け、プラカードやのぼり旗など「式典の運営に支障を来すと判断されるものの持ち込み」を禁じた。

     (立ち入り規制の開始直前、原爆ドームそばの一角で集会を
      続ける人ら=6日、広島市の平和記念公園で)

 もともとは規制がなかった原爆ドーム周辺では式典に合わせ、市民が思い思いに平和や核廃絶を訴えていた。しかし一昨年の式典の際、ドーム周辺で市職員に活動家の集団がぶつかるなどした「衝突事案」が発生。市は安全対策の強化として、規制エリアを原爆ドームを含む公園全域に広げた

 市民の表現活動を過度に規制するとの懸念の声もあったが、松井一実市長は今年6月、記者会見で「混雑が随分減った」と一定の効果を説明。昨年、疑問視された法的根拠については「(公園の)施設管理権限を持っている」と述べた。

 市は今年の案内でも、禁止行為をした市民らへの退去命令の根拠として「市公園条例」と明記し、規制の正当性の主張を強めた


◆警察官と一触即発のにらみ合い

 6日当日、「こちら特報部」は、まだ暗い午前4時半に園内の式典会場近くに立った。せみ時雨もない静けさの中、北へ向かうと、くぐもった音が遠くに聞こえてきた。原爆ドームに近づくにつれて、ようやく分かった。入場規制に反対するグループが、ドームそばで集会を開き、拡声器で「石破を打倒するぞ」などと声を張り上げていた。

     (入場開始直前に長蛇の列ができたメインゲート
      =6日、広島市の平和記念公園で)

 午前5時の規制開始が近づくと、市関係者が「公園外への退去をお願いします」と依頼。「恥を知れ」と反発する声が飛んだ。広島県警の警察官らが取り囲み、一触即発のにらみ合いが続いた。午前6時45分ごろには、別の黒いヘルメットのグループが近くの入場規制ゲートの柵を強行突破しようと試み、警察官らに押し返される場面も。式典警備員に暴行した疑いで男2人が現行犯逮捕されたとの報道もあった。

 親族の慰霊に来た市内の中元一望さん(62)、真美さん(61)夫妻は入場規制の拡大を残念がり、「静かに祈りたいだけなのに、遺族の気持ちと関係のないところで、騒動が起きている」と語った。


◆「NO WAR」と書いた紙を掲げ

 過度な衝突を避けながら表現活動を試みる人たちもいた。

 日本ジャーナリスト会議(JCJ)広島支部の井上俊逸(しゅんいつ)さん(75)は、原爆ドームそばの手荷物検査所で、「NO WAR」などと書いた紙について、担当者から「プラカードではないので持ち込みはできるが、掲げないでください」とくぎを刺された。

     (「NO WAR」などと書いた紙を手荷物検査で見せる
      井上俊逸さん=6日、広島市の平和記念公園で)

 掲げた場合に主義主張の異なる人の反発で「トラブルにつながる恐れがある」として、自粛の「お願い」があったという。ただ、井上さんは静かに抗(あらが)い、ドーム東側で紙を掲げた

 付近では、京都府内から来た中学生らが、原爆投下時刻に合わせて死者になりきり横たわる「ダ…………………」
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/426738

唯一の被爆国なのに、「核の傘」依存が強まった戦後80年 政府はアメリカべったり、核保有訴える野党まで
2025年8月7日 06時00分

 広島は6日、米軍による原爆投下から80年の日を迎えた。原爆死没者慰霊式・平和祈念式(平和記念式典)が広島市の平和記念公園で営まれ、石破茂首相は「核兵器のない世界に向け全力で取り組む」とあいさつしたが、日本の核兵器禁止条約への参加には触れなかった


   ◇   ◇


◆世界情勢の不確実さは、核で防げるのか

 日本は近年、安全保障環境の悪化を理由に、米国の「核の傘」を含む戦力で日本への攻撃を防ぐ「拡大抑止」の強化を進めている。トランプ米政権がイランの核施設を攻撃するなど世界情勢の不確実性が増し、不安を感じる国民もいる中、核保有を主張する政治家も目立ち始めた唯一の戦争被爆国でありながら核への依存を強める傾向が顕著だ。(川田篤志

     (原爆死没者慰霊式・平和祈念式であいさつする石破茂首相
      =6日、広島市中区の平和記念公園で(代表撮影))

 「核抑止力を含む米国の拡大抑止の信頼性を強化していく方策は不断に検討が必要だ。同時に核兵器のない世界という目標に向かって努力していくことは矛盾しない

 広島に原爆が投下されて80年となる6日、石破茂首相は現地で開かれた平和記念式典に出席した後の記者会見で、こう強調した。


◆石破首相は根っからの核抑止論者

 日米両政府は外務・防衛当局者による「拡大抑止協議」を2010年以降、定期的に開催している。2022年からウクライナに侵攻するロシアが核の威嚇に及んだことや、中国、北朝鮮の核開発・保有の活発化などを踏まえ、岸田文雄政権時代の2024年には従来の事務レベルから閣僚級に格上げ。安保政策を巡る日米の緊密さを内外に示すことを通じて「核の傘」の実効性をアピールする。

 首相は就任前の2023年6月の講演で「『核なき世界』が………………。
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