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阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

大分県・国東半島の「平川農園」さんから頂いた丹精の農産品の 画像追加。

2022年12月19日 | ゲストルーム

丸い大根は青皮紅心大根・紅芯大根(あおかわこうしんだいこん)か?

ムラサキ山芋は 見るたびに土の持つ強烈なエネルギーが凝縮したものだと感じる。

いくつもある多様な日本人のルーツの一つとして、アウトリガーを付けた大型丸木船に乗ってポリネシアやミクロネシアから

島々を伝って日本列島に渡って来た人々がいるが、彼らは大地のパワーに満ちたタロイモなど芋類を長期の航海の保存食料として載せていたそうだ。

箱には無駄な空間はなく きっちりと多様な野菜がパックされていた。ありがとうございます。

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本ブログに最初にムラサキ山芋が登場したのは2011年のこちらです。☟は2013年12月23日掲載。

ムラサキヤマイモの旨さには参りました。  

6年使っていた炊飯器が不調になったので、新しくT社製の炊飯器に買い替えました。硬さや柔らかさなど設定の範囲が広く、何日か試行錯誤してようやく

好みの炊き上げの設定が確定したので、満を持して国東半島は平川農園の「ムラサキヤマイモ」で「とろろご飯」と相成りました。


最初すり鉢で始めましたが、芋の密度?が高いために作業が進まなく、やはり例年のようにおろし器を出してきました。

おろし器で下してからすり鉢に移しますが、何しろ粘りが凄くて移すのに苦労します。

(自然光で写ったおろし器から落としているムラサキ色が実際の色です。電燈の光で撮影した画像は白っぽく写ってしまいました)

おろし器にへばりついたのは、爪楊枝で掻き取りました。

トロロをもっと滑らかにするために、すりこ木で仕上すりをします。何とかおろし器から移して出汁と共によく摺りましたが、

普通の山芋の何倍もの力と時間がかかります。

ようやく完成です。

炊きあがったご飯にかけて頂きました。う~ん、と唸ったまま二人で黙々と噛みしめました。まさに比類なき旨さです。

同じく平川農園産のキャベツは噛みしめると昔のキャベツの味がします。味にも厚みがあるという感じです。

今回は大きな方の芋の半分を使ったので、これから残った半分と小さいムラサキヤマイモとあと2回か3回楽しみが

待っています。それにしても「ムラサキヤマイモ」の芋とは思えない粘りと味に今回も感歎しました。

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神戸・六甲の禅寺『祥龍寺』                14年前の今日 2008年12月19日の本ブログに掲載               

2022年12月19日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ

阪急六甲駅から歩いて15分ほどの 神戸市灘区篠原北町に臨済宗妙心寺派の禅寺「祥龍寺」があります。

お寺のすぐ近くにお住まいの大代先輩から祥龍寺を訪ねた写真付きのメールを送って頂きました。

 ☞ 『近所に「祥龍寺」という禅寺がある。朝6時ちょうどに、鐘の音が6つ聞こえてくるが、祥龍寺には鐘楼はない。

では梵鐘はどこにあるのか。よく探すと、梵鐘は山門の2階部分にあった。

山門の2階から下がっている綱を、1階で引いて鐘を衝いているのだ。

その鐘の音だが、4つ目と5つ目の間隔が他の間隔に比べ何故か短い。

その理由を知りたくて住職に聞くと、「そんなこと、意識したことがない」と。

 寺の奥には墓地がある。そこには、「鈴木商店」の鈴木よね刀自の胸像が鎮座している。

その脇には、大番頭の金子直吉と柳田富士松の頌徳碑が並んでいる。この碑は、昭和25年、鈴木商店関係者(辰巳会)によって建てられた。

「今でも毎年5月には、辰巳会によって法要がおこなわれている」、と住職。

寺のホームページを見ると、祥龍寺は鈴木よね刀自の喜捨で、昭和のはじめに再興されたとか。

神戸に生まれ育ちながら、「鈴木商店」の何たるかをよく知らなかったが、玉岡かおる「お家さん」を読んで、遅まきながら、理解することができた。

戦前の神戸には、三井・三菱を凌ぐ大財閥があったんだと。神戸高商からも、高畑誠一という先輩が活躍してたんだと。

大代先輩ありがとうございました。

余談① 高畑誠一さんは、世界で初めてゴルフクラブのヘッドカバーを考え付いた人としてギネスブックに登録されています。

日商のロンドン支店長時代にゴルフに熱中し、最初ヘッドカバーに古靴下を使っていたのですが、これにヒントを得て今のようなカバーを作らせました。

今は双日という商社の前身の一つ日商の創立者の一人です。

余談② 寺の所在地、篠原北町はノーベル賞を受賞された野依良治博士が生まれ、灘高校を卒業するまで育った土地です。

◎昨年3月12日に掲載した「祥龍寺」の画像はこちらです。

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神戸・六甲の禅寺『祥龍寺』  その2 2008年12月20日の本ブログに掲載

『今日また寺を訪れました。”高畑先輩のお墓”と”鈴木商店OBの供養塔”を見つけました。

鈴木よね刀自の胸像の左側には大番頭二人の頌徳碑が並んでいる。

右側が金子直吉、左側が柳田富士松。胸像の右側には、高畑誠一のお墓が寄り添っている。墓には黄菊が手向けられていた。

このお墓はいつも見ていたのだが、なぜか高畑家と高畑誠一が結びつかなかった。

今日、念のため墓誌をチェックすると、俗名 誠一 とあり、納得した

さらに奥に進むと、鈴木商店関係者(辰巳会)によるOBを偲ぶ供養塔を見つけた。

碑文にはつぎのように記されていた。


参考:鈴木商店にそのルーツを持つ企業。ウイキペディアから引用 。

( )内は旧社名

神戸製鋼所
神鋼商事
神鋼環境ソリューション(神鋼パンテツク)
神鋼電機(帝国汽船鳥羽造船所→神戸製鋼所造船部電機製作所→播磨造船所を分離→神戸製鋼所鳥羽工場)
帝人(帝国人造絹糸)
ナブテスコ(帝人製機と神戸製鋼所系列のナブコが統合、合併)
ただし、ナブコも、日本エヤーブレーキとして設立された際の源流は、鈴木商店系列の「大日本エヤプレ戸キ」である。
帝三製薬(第三製薬)
サッポロビール(帝国麦酒)
J-オイルミルズ(豊年製油→ホーネンコーポレーション)
太平洋セメント(日本セメント)
IHI(帝国汽船播磨造船所→神戸製鋼所造船部→播磨造船所→石川島重工業と合併→石川島播磨重工業)
いすゞ自動車(石川島重工業自動車部門より発足)
太陽鉱工(太陽産業)
東邦金属
日本精化
昭和産業
昭和シェル石油(旭石油)
三井化学(現在三井系)(クロード式窒素工業→東洋高圧→三井東圧化学)
日本油脂(合同油脂グリセリン→日産化学工業と合併後分社)
ダイセル化学工業(大日本セルロイド)
富士フイルムホールディングス(現在三井系)(富士写真フイルム)
富士フイルム
日本化薬(日本火薬製造)
双日(日本商業→日商→日商岩井→ニチメンと合併 正確には系列ではなく後身)
日商液化ガス
日本精鉱
ニチリン
日本製粉(現在三井系)
三井製糖(現在三井系)(台湾製糖)
日本海運(日通系列、旧帝国汽船が旧石原産業系列の海運会社と合併。戦後、日通の子会社へ)
三井住友海上火災保険(新日本火災保険)を三井系の大正海上火災保険(現三井住友海上火災保険)が合併
大和生命保険(大正生命保険→旧あざみ生命保険に吸収合併)
サンデン交通(山陽電気軌道)

なお、鈴木商店を書いた著作としては城山三郎の“鼠”の他に、『総合商社の源流 鈴木商店』(桂芳男・日経新書) も面白い本です。

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川柳の破壊力を楽しむ

2022年12月19日 | 俳句、川柳

2010年06月17日(木)「阿智胡地亭の非日乗」掲載

戒名の値段は全部人件費             八尾 立地骨炎

雑炊が6000円の京の店          川西 ようちゃん

園児から老人会まである派閥         東松山 きみちゃん

いいじゃない のらりくらりの日本も     伊丹 晶べい

シングルを2部屋妻に予約され        近江八幡 日なた猫

負けたとはこういうことか基地問題      多摩 起照子

機密費が透けて見えてる評論家        西海 うかい

鳩山さんワシらも認識甘かった        さいたま 稀望の星

機密費がしゃべらせていた評論家       岐阜 陶志郎

処分」って言葉使うな生き物に       箕面 まきまま

金ならば何でもいいかヤワラちゃん      岡山 バブー

      =いずれも毎日新聞web「万能川柳」から=

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