来年度予算要望について会派民主クラブ仙台として先に市長に
提出した「会派基本政策」に基づいた施策要望予算について４時間にわたって協議。
安心・安全の確保を柱に、福祉／経済／教育／環境／行革等についての要望内容を取りまとめた。
基本政策の協議でも我が会派では、毎度喧々諤々の議論が各議員から出たが予算協議でも同様に議論沸騰。１２人の議員それぞれの専門領域を中心に過去／今／将来を見据えながら取りまとめられた。
米国発金融危機によって、来年度の仙台市の財政運営も極めて厳しい。想定していた税収の大きな落ち込み、国や県の補助事業等の削減、国からの緊急経済対策の見通し、生活困窮者へのセーフティネット等福祉的施策の行政需要の拡大。
これらの現実の上で、限りある予算をどこにどう振り向けていくべきか。役所内では相当困難な予算編成作業をおこなっている最中だが、議会側も同様である。行政サービスの優先順位に会派内の合意を形成し、その根拠と理由を市民に各議員がしっかり説明していく態度が例年以上に来年度は求められている。
