積水ハウス株式会社 サステナブルデザインハウスSDHプロジェクト実験住宅へ
現地視察調査(東京都国立市)
総合住宅研究所納得工房 江見和明部長より説明を受ける。
永続的で呼吸する家 日射遮蔽、日射取得モードへの切り替え
屋上には屋上緑化と家庭菜園 リサイクルセンサー
生体センサー 循環型資源の積極活用。
浴槽の移動。月を眺められる寝室
現代の生活作法 「学びながら暮らす家」
敷地面積120坪 地下一階地上2階と屋上庭園付 住宅地内の一角に 地階から屋上まで 南面は前面サッシ窓
地下水の活用屋上へ汲み上げ庭園に利用、屋根に自動的に散水。
リビングにはペレットストーブ
床暖房は地下水を温水にして循環。同規模同水準の住宅との比較として二酸化炭素の排出格差は、計算値としては25%の削減効果あり。
技術指導は芝浦工大の研究室。
既存の住宅において、このラボハウスの部分的な取り入れは、展開中だが、縁側空間の転用などケースバイケースの適化を試行。年間5000人の来場者の内訳は、メーカーや工務店、大学研究機関、設計士、公的関係者など。
グリーンファーストハウス、国の指定により太陽光パネルや、「エコ上手」には賃貸住宅に補助金あり、仙台市ガス局との連携も進めている。またエアコンの更新への助成金活用あり。 スマートグリッドによるメーカー間の共同研究は、エネルギーの最適化実験として課題あり。
屋上庭園の土壌は、防水シート上に2センチ厚の保水マット仕様となっている。
環境を考えた技術の粋を集めた実験住宅。実際に人が居住使用してみた上で、どの程度の少エネ効果が実際あるかの検証が必要と思う。一般住宅化には、建設コスト的にも部分的に何を組み込めるか、予算に応じて、エコシステムを部分的に取り入れられる商品開発を期待したい。エコは高すぎては、一般化は無理である。