前議長も含め6人が質問に立ちました。以下に質問の概略を紹介します。
Q 市の施設への命名権ネーミングライツへの取組み?事業者からの提案型ネーミングライツを開始しているが施設の維持管理経費の捻出に鋭意とりくむ。市役所や区役所ロビーの役所案内板は広告掲載により無償で設置している。
Q いじめ問題への対応に第三者による調査委員会の設置を? ケースによっては有効と考えるが国の動向もみながら検討する。
Q コミュニケーション能力を養う教育を? A 人間関係形成力の育成に市独自の逞しく生きる力プログラムを作成し新年度から取り組む。
Q クリーン発電の普及と利用の促進を? A 指定避難所へ太陽光発電設備を13ケ所設置しているが新年度には60ケ所に拡大する。また田子西、荒井東などの復興住宅建設地区にはエコモデルなまちづくりを構築していきたい。
Q 新しい大都市像と市役所内での取組み? A 特別自治市の実現に政令市のみならず中核市、特別市とも連携して取り組む。また組織横断的なプロジェクトチーム体制による課題への対処が必要である。
Q 宮城野原公園運動場と防災拠点の整備? A 県、市、JR、医療センターの四者による協議の場で本市の考え方をしっかり述べていきたい。
Q 外郭団体の役割と活かし方? A 運営体制の強化とともに自立性を高める。団体への市職員の派遣を縮小していく。
Q マンション防災マニュアルについて? 市内1300棟に管理組合がありマニュアルの作成を働きかけていきたい。
Q 通学路の安全対策? A 歩道の整備、横断歩道の設置、通学路のカラー舗装化など対策箇所405か所中、225箇所は対応済み。信号機の設置をはじめ警察と連携して対応していきたい。
Q 生コンクリート不足は深刻? A 骨材不足が深刻であり、本市発注工事の入札不調は49%になっている。海上輸送により北海道から砂を入れているが、行政自らによる生コン製造プラントの建設を検討している。
Q 指定管理者制度とスポーツ施設利用の利便性について
指定管理者制度は導入されて久しいが市民利用の利便性を高める観点から管理契約期間を長期間にすべきでなか ?
A 人材の育成と運営の安定性からこれまでの3年から5年に延ばした。新規事業者の参入機会の制限になってはならないが、制度設計の検討をしたい。
Q スポーツ施設の管理者はバラバラであり同じ施設であっても手続きが異なっているのは不便であり一本化できないか?A市民利用施設として利用しやすい運営方法となるよう早急に検討したい。
Q 復旧・復興事業において国でいう原型復旧主義では復興にならない?A国費の適正執行の観点からも課題あると考える。A被災地のニーズを積極的に発言してしなやかで強靭な防災都市づくりを目指したい。
Q 歴史的姉妹都市である白老や宇和島市からの支援は有り難かった。姉妹都市からの支援に感謝を込めて掲示をすべきでないか?
Q 東北大農学部の雨宮キャンパスの移転後の跡地利用の協議は?A本市のまちづくりに大変重要な都市空間であり検討の熟度を高めているところであり、市民に親しまれる場となるよう関係団体にはたらきかけたい。
Q 市立病院の跡地利用はどう検討しているのか? A全庁的に行政目的としての利用を検討した上で、公有地の活用ルールにより民間への売却をすることになる。