あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

東北大エコラボを視察

2010-10-14 | 国際・政治

Cimg0465 地球温暖化防止等調査特別委員会の市内視察を実施。東北大学大学院環境科学研究科「エコラボ」を視察。 東北大青葉山キャンパスの中で一際目立つ建築物。会議室や教室として通常使用。

Cimg0464 環境科学研究科長・田路和幸教授にご説明いただいた。エコとは先ず自然物を利用するのではなく、長持ちさせること。モノを長く使うこと、最たるものは住宅の長寿命化。

太陽光発電も交流変換のロスを経ずして直流のまま使用。台所では水流も蓄電する。 国内各メーカーが省エネ製品の開発にしCimg0462 のぎを削っているが、それらを統一規格にすることが大きなエコである。環境とは豊かな日常への格闘であり、豊かさの価値観を転換させること。

エコハウス(地球にやさしい住宅)は高価格であるとする先入観も変えていくこと。無理して我慢を強いるものではエコは続かない。気楽に始められる入り口が大切。

これまで3回の委員会では、前回の吉野博教授と今回とで先端分野の東北大の先生に2回ご教示いただいた。仙台市内に世界先端レベルの有識者が多数いることも仙台の強みである。本委員会では、委員会調査の成果として、生活環境における温暖化防止の取り組みを具体に堤案したいと考えている。したがって次回委員会では、民間住宅メーカーゼロエミッションハウスへの視察調査を予定している。

人が一番長く過ごす空間である住まい(住宅)がエコ化することは、暖化抑止へ大きな前進になるのだ。エコハウスのモデル地区を「あすと長町」に誘致する提案はどうか。