eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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CV14sq3芯高圧ケーブル端末処理

2011年11月15日 | eつれづれ
今日は朝から雨ふりなので檀家回りも必要なしでCV14sq3芯高圧ケーブルの反対側の端末処理を行う。高圧ケーブルビニル被覆を剥がす。

接地線付スペーサーを挿入する。

三叉分岐管を挿入する。

半導電性テープを巻く。

指定長さに切断。

グリースを塗布し挿入後、油圧工具にて端子を圧着する。

端末本体完成と雨覆(屋外のみ)のオワン。

オワンを挿入して完成。

処理完成後、AC耐圧試験、直流絶縁診断(GΩ値)及び直流耐圧試験(μA値)を行い、まともなのか、何れの試験も計算値と近傍なのかを確認する。
尚、直流耐圧試験は20,700Vと30,000Vの二通り、10分間印加して異常無しだった。30kV時は唸っては来たが特に問題なく終了した。ただ最後にアースかけた時は結構バチンと火花が飛んだ...エクセル検証等のUPデータ多くあるので明日にします。
エンピツ転がしノーガキ垂れるだけで無く実際に施工し計算値と比較する暇な針金電気ヤでした。


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