eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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動力漏電で電灯回路の漏電ブレーカ動作の計算根拠

2015年11月12日 | eつれづれ
過日の漏電事故後、タイミングよく漏電と計算根拠が記事に出たので検証してみる。
絶監装置の漏洩電流メールは事故例を検証する場合、非常に納得出来る。針金電気ヤの経歴4△年??ヘタな経験など不用となる?!。


記事の30mA感度、漏電ブレーカ最低動作電流を20mAとした場合のエクセル計算。
対地静電容量は0.08μFで透過し動作する。

今回の動力漏電による電灯回路、漏電ブレーカ感度は100mAだったので最低動作電流を80mAとした場合のエクセル計算。この場合、対地静電容量は0.32μFで透過し動作した事になる様だ。キュービクルから電灯分電盤までの配線の直線距離は100m程度はあるのか??。通常は配線他の静電容量など知る由もないが...この計算によると結構、大きなμF値だ。

これも動力回路で数Aの大きな漏電が発生した、お陰で判明したが小さな漏電では現象は出ない。火災リスクは増大するが直ぐ対処、事業所には電気は正直と話たが、これの返答はヤッパリ、昨今の杭打ち偽装もあり、ウソつくのは人間だけとトホホ...妙に納得した様だ。


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