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PASの零相電圧検出器(ZPD)に印加検証バージョン

2021年01月01日 | eつれづれ

3,300Vで1線地絡を起こした場合零相電圧検出器(ZPD)の計算値は3.9V、DPM電圧計の表示は3.82Vで、ほぼ一致している。

PAS内蔵の零相電圧検出器(ZPD)コンデンサだが、こんな小さなものに6kVが常時印加しているパンクもせずスグレものだ。交流耐圧試験時は10,350V.10分間にも耐える。

零相電圧検出器(ZPD)コンデンサの1つに1,905V印加する。

回路電圧1つだけの計算。
Vo設定5%のY1-Y2のmV出力は(3.9/20)*0.05=0.00975=9.75mVで計算値通りとなる。
三相一括印加の時は3倍となる。

試験器の電圧出力は3kVまでなので便宜上、これ以内の電圧で検証しものである。
接地コンデンサからの流れ...これで零相電圧検出器(ZPD)の原理を理解したか、勉強になったか?。







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