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低圧にするか現状維持の高圧受電のままか

2020年02月22日 | eつれづれ

高圧PPS契約、低圧電力、高圧大手契約との比較計算。

電力HPによる料金シュミレーション。

現在、△◯□PPS契約で2年前に△◯電力会社より乗り替えた事業所。
PAS、キュービクル機器交換、キュービクル塗装とか色々、指摘あり見積が計100万以上の話で相談があった。(当方が同じ系列別の店舗を管理している)
何の見積なのか判らない...エアコンも省エネのものに替えたので高圧から低圧に切替も考えている話だった。
2019年1年間分、△◯□PPSからの電気料金請求書をもらい検討した。
最大使用電力値(デマンド値)は37kWで50kW未満で推移している。
低圧にすれば△◯保安教会の保安管理費用も無くなる...4月分だけ抽出して試算してみると低圧電力の方が若干、安くなる、次が△◯□PPS、そして大手電力会社の順となった。
高圧なので電気保安管理費用は推定12,000円を加味した。
ところが2,000円弱となる低圧電力だが、各種高圧設備の撤去費用、新規の低圧分電盤製作、設置費用、各種電力手続き他を考えると現状の高圧受電の方が良いとの結論の様だ。

毎月の保安管理料金があるので低圧電力と高圧受電契約の差額が余りなくなる現実。
通常、この毎月の保安管理負担を除けばダントツに高圧受電の方が当然、低くなる。
現状の高圧受電では電灯/動力の電力使用の負荷割合がトランスモニターでもセットして判明でもしない限り、低圧電灯、動力kWは判らないが、いずれにしてもこの程度の検討回答が限界。
低圧受電に切り替えるにしても電灯、動力2回線の配線となるので、この容量確認等もありコリャー止めた方が良いカモ...将来も現状維持なら、ここは出入りの工事業者から総合的に判断して、もらった方が良い様だ。
仮に負荷が大きくなった場合は、現キュービクルも老朽化しているので、その時に新設すれば良い。
キュービクル設置したために保安管理費用が発生するのは技術?売りもの...ショウが無いが低圧になれば何も関係なくなる。
PAS交換(LA内蔵無方向性SOG付)、交流負荷開閉器(LBS)交換、キュービクル塗装などの見積書を見たが、もうボッタクリみたいな、日頃の感謝無し、お客さん無視のつまらない岡経費が多くかかる内容だ。



波及事故防止のためPAS、高圧ケーブル、交流負荷開閉器(LBS)を年数来たら、マトモな様でも構わず、交換した方が身のためと進言する←針金電気ヤでは無いが!。



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