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非常用自家発電機の実負荷試験

2019年03月29日 | eつれづれ



1相7kWのグリッド抵抗が3本セットされている。

非常用自家発電機設備の主ブレーカから取り出し。

1相58A流れているので冷却ファンの風も暖かい。

自家発電設備の点検方法が改正されました。
平成30年6月1日に消防用設備等の点検基準及び消防設備等点検結果報告書に添付する点検票の様式一部が改正されました。(消防予第372号)
非常用自家発電機設備には下記の3つの点検が必要です
①電気事業法の定期点検
電気系統と5分程度の無負荷(空ふかし)によるエンジン試運転
②消防法の定期点検
6ヶ月に1回の機能目視点検と1年に1回の無負荷(空ふかし)によるエンジン試運転
③30%以上の負荷試験点検
上記1及び2いずれも1年に1回、負荷試験機を接続し30分間30%以上の負荷をかけ、無負荷(空ふかし)運転で堆積したカーボンを燃焼排出させて非常時に最低必要となる30%出力を確認し、その観測データを添付する事。
今迄1度も30%出力点検をされた事が無い発電機は出来るだけ早い時期に負荷点検を実施し、非常時の出力電源の確認を行ってください。

確認用に立ちあったが、事業所もこんなものにも金かかる。
実負荷30分程度の試験でエンジンカーボンを吹っ飛ばす...我々が、ついでにやっている試験起動運転だけではNGの様だ。
もっともバッテリーがまともで起動すればOK。


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