eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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リチウムイオン電池の交換

2014年03月20日 | eつれづれ
デマンドコントロール装置電源をオフすると内部設定データが消滅...停電補償用のリチウムイオン電池のバックアップ能力が低下、基板よりハンダ外し交換する...コネクタで無くハンダ付けなのでメーカー修理とかの取説説明。画像は取り外し前の基板にあるリチウム3.6V電池。

再度、目標値他データを入れ直しして再稼働する。



デマンドコントロールデモ機は平成19年6月制作したものでデマンドパルスを可変する事によりシステムが完璧に理解出来る。

デマンドコントロール装置とシーケンサ、タッチパネルを使い制御させる...教科書では到底、理解不能な色々なパターンを再現出来、省エネ、自然エネルギーなどノーガキ語っている輩のレベルよりノウハウはリッパに蓄積出来るスグレモノ??。作った針金電気ヤは、もう当時の事はサッパリ忘却の彼方となった?!...。

オムロンのタッチパネル画面。

デモ機の電力負荷デマンドコントロールイメージ...
「合成変成比」=PT6600/110=60.CT75/5=15よって60*15=900…定格電力900kW負荷設備想定する。
「パルス間隔」全負荷3799*1/900=4.198秒で900kW電力、1/10負荷は4.198*10=41.98秒で90kW電力の表示となる。通常は電力会社の計量器よりパルスをもらうがデモ機では任意時間をリピートタイマーでオン/オフのパルスを作っている。

目標電力600kWの95%整定でデマンドコントロール制御したもので当然、デモ機のパルス間隔は一定にして入力。装置の制御は完璧でも現場サイドになると、何を段階的にオフするのかが大きな問題となり、操業に影響無く電力の低減は教科書通りには逝かない現実がある。