eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
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地元、市議会からも不満続出

2013年02月20日 | eつれづれ
東京電力福島第1原発で起きたような過酷事故を防ぐための基準骨子案が21日、原子力規制委員会から示された。これまでは法的規制でなく電力会社の自主的な取り組みとされてきたため、義務化により原発の安全性は一段階上がる形になる。一方、定期検査で停止している原発の再稼働を審査する際、新たな安全基準や耐震基準に基づく対策実施をどこまで求めるのかは見通せていない。
過酷事故を想定したアクシデントマネジメント対策は、炉心が損傷する恐れのある事態が発生しても、過酷事故への拡大を防いだり、影響を抑えるための対策。1979年の米スリーマイルアイランド原発や86年の旧ソ連チェルノブイリ原発の事故を受け、国が92年、事業者に自主的取り組みとして求め、福井県内各原発でも実施された。
だが、法的には義務化されておらず、地震と津波が同時に起きる複合災害や長期の全電源喪失は想定してこなかった。
新基準をめぐり電力会社は18日の有識者会合で「過度に余分な部分がある」と反発。25日に再び設けられる議論の場でも「安全性向上対策の検討、実施状況を踏まえ、意見を述べたい」(関西電力)との姿勢だ。一方、規制委の更田豊志委員は「過度に厳しいとの批判も予想しているが、これで終わりではない。ハードだけでなく手順書の整備や訓練も重要だ」とさらなる強化を目指す。
新安全基準と耐震基準は意見公募(パブリックコメント)を踏まえて7月に施行される。ただ、安全基準にはテロや大規模な自然災害にも対応できるよう原子炉の冷却設備や第2制御室を備えた「特定安全施設」など、短期間での整備が難しい対策もある。当面の再稼働にどこまで基準を満たすよう求めるか、規制委は明らかにしていない。
例えば、格納容器の圧力を下げるために蒸気を排出するフィルター付きベント設備。格納容器が加圧水型に比べて小さい沸騰水型では再稼働の条件となる可能性もある。県内唯一の沸騰水型軽水炉である敦賀1号機(福井県敦賀市)を持つ日本原電の濱田康男社長は「研究はしているが、設備の仕様や整備時期の検討に取りかかっていない」としており、条件次第で再稼働には大きな影響を受ける。
電力会社は火力発電の燃料費が膨らんで経営悪化する状況を抑えるため、再稼働を急ぎたい思惑もある。ある電力幹部は「なるべく早く再稼働し、動かしながら対策を打つのが経営上は現実的」と本音を語る一方、「安全・安心を求める住民感情とのバランスもあり、先は見通せない」と苦しい胸の内を語っている。


地元の市議会からも不満、続出...石油ショック再来、北暴発となればノーテンキな理想論は吹っ飛び、さらに世の中は混沌となるだろう。学者の食い扶持関係ない理想論だけでは、仕事無くなり地元の生活疲弊する現実。

老舗そば店火災は漏電か...

2013年02月20日 | eつれづれ
東京都千代田区神田淡路町の老舗そば店「かんだやぶそば」の火災で、警視庁神田署と東京消防庁は一夜明けた20日、実況見分を始めた。同署などによると、店内は出火直前に停電したといい、漏電など電気系統のトラブルが出火原因になった可能性もあるとみて配線設備などを詳しく調べている。
焼失したのは木造2階建て店舗兼住宅640平方メートルのうち1、2階計220平方メートル。1階従業員食堂の天井にある排気用ダクトから煙や炎が出ており、食堂付近が出火元の可能性が高いという。
現場を訪れたそば好きの男性(69)は「つゆが濃いめで、本当の『江戸っ子』の味なのに」と残念がった。のれん分けを受けた都内のそば店関係者は「長年、かめにつぎ足しながら使ってきた『かえし(つゆのもと)』が、だめになってはいないか」と心配した。
周辺は東京大空襲を免れた古い建物が多く、やぶそばなど5軒が都の歴史的建造物に指定されている。創業1930年の甘味処(どころ)「竹むら」を営む堀田喜久雄さん(73)は「古い建物なので、維持がとても難しい。とにかく火を出さないことに気を使う」と話す。作家の池波正太郎さんはかつて、やぶそばの後に竹むらを訪れ、あわぜんざいを食べたという。映画監督の小谷承靖(つぐのぶ)さんは、映画「帰ってきた若大将」(1981年)の撮影時、加山雄三さんが演じる主人公の実家のロケに「かんだやぶそば」を選んだ。小谷さんは「高度成長で昔ながらの東京の良さが失われていく中、本当に大事なかけがえのない場所だった。もったいない」と惜しんだ。


戦前の建物で、古いのは何もせず増改築を繰り返したのか...当然、電線など粗悪品(当時は技術が無い)、そして飲食業ではネズミ、天井裏で囓り、カリカリ電線剥きだし状態...そして漏電に発展するのは当然だ。
漏電ブレーカ有無、配線用ブレーカ落ちた時はショート状態で火の手上がる、もう見えない事も有り手が付けられない...瞬く間に火の海となる。
低圧回路にも24時間絶縁監視装置が有効となるが...。

石油ショック再来したら...

2013年02月20日 | eつれづれ
原子力発電所と原爆の違い...ウラン235が濃縮されて100%中に入っている!!こんなのは我々、素人にはサッパリわかりません。

先の日本中、大混乱となった石油ショックの経験より100%海外依存していた原油輸入の依存を下げた結果、原子力発電の比率を増やした国策だった...今、石油ショック再来したら前回の規模とは比較にならない混乱となるだろう。
もう、そんな事みな、忘れたバカの1つ覚えの安心、安全のスローガンだが、そんなノーテンキは吹っ飛ぶゾ??。

昭和48年12月11日の電気新聞...電力制限令は元旦からとある。今は昭和88年だから40年も経ったが、いまでは幾らでも原油は買えると思っているが既に足下みられている??。

石油ショック以降の国策で電力比率の変更、原子力発電増加...電力会社ばかり責めても、何の解決にもナラズ、再度の石油ショックがあれば電力制限発令、電気を使えない...日本経済、国民生活はパーとなる。
当時も自然エネルギーの地熱発電、積極推進とあるが、今もって使い物にならない現実、こんなものに期待する方が間違っております。

計数表示管の表示トラブル

2013年02月20日 | eつれづれ
計数表示真空管のデコードTTL.ICが不安定となったか1桁表示がゴチャゴチャとなった。
計数管のプレート電圧は約180V.DCでドライブしているがDTL.TTL.ICは多岐品目に渡り予備として有るので不具合のICを見つけ直ぐ交換は出来るが...程なく正常な数値となったので再現を待つのみ。制御システムのトラブルはたった1つのICデバイスが不良となっても大きな事故になる可能性もある。後は想定されるトラブルの安全方向に逃げるバックアップ構築で良し悪しが決まる。