eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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コンデンサの破裂

2011年08月17日 | eつれづれ

スナバ回路(スナバかいろ、Snubber circuit)とは、電気回路中にあってスイッチの遮断時に生じる過渡的な高電圧を吸収する保護回路のこと。
回路の電流を突然遮断すると自己インダクタンスによって電圧が急上昇するが、スナバ回路がこのスパイク状の高電圧を抑制することで、スイッチ自身や周囲の電子部品の損傷を防ぎ電磁ノイズを最小化する。
スナバ回路は機械的なスイッチだけでなく、スイッチング・トランジスタや高周波整流用ダイオードからの高電圧抑制でも使用される。コンデンサ(キャパシタ)と抵抗を直列に接続したものをスイッチに平行して取り付けるものが多く、これは「RCスナバ回路」と呼ばれる。同様な機能の実現に、ツェナーダイオードを使って過剰な電圧をショートすることで一定の電圧を維持するものがある。
「Snub」とは、英語で「急停止させる」という意味である。
フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)より

コメント:
コチラはまだお盆休み中だが今日より操業した事業所よりパンと音がして煙りあがりブレーカ遮断したとの緊急電話あり。現場をみたらコンデンサのパンク...液飛散している。
メーカーに写メールしたら部品(神戸)送るから交換シテクレ他の調整無しで治るハズとの事。部品の経年劣化だそうだ。(電圧は500V近い)基板についている電源コンデンサは容量抜けも出てくるので要注意。
この高周波誘導加熱炉のメンテもやっている針金電気ヤでした。