べるぎぃ*さばく

兵庫→京都→兵庫→東京→ベルギーへお引越ししました。
日々のちょっとした出来事をつづってます*

歩いても 歩いても

2011年04月06日 | * おともだち *


今日はKU.Leuven大学が主催する
チャリティーイベント「日本の映画を観る会?」です。



演目は是枝監督の「歩いても 歩いても」
('Still Walking' (Koreeda Hirokazu, 2008)

場所 
場所 Promotiezaal, Naamse straat 22, Leuven


時間
20:00~


今回は残念ながらわたしはまめちゃんとお留守番
(まめちゃんが真っ暗な映画館で騒ぐ可能性があったので)


旦那さまが一人で観にいきました。


映画の感想はさておき、圧倒的に多国籍の方々が多く
日本人は数えるくらいしかいなかったようです。


時間も時間だっただけに遠くからの方は来れませんし
子供がいる方々は子供を映画館に連れて行くのを断念して・・・
だったのかな?


この入場料(4€)はすべて日本への義援金になります。


日本人以外の方々が日本の映画を観て、日本のことを少しでも考える
機会を与えてくださったこと、感謝しています。






Pray for Japan




※現在、コメント欄を閉じさせていただいています。



日本語を話そうの会*

2011年04月06日 | * おともだち *

 



今日はCLT(語学学校)で日本語を習われている方々と
「日本語を話そう会」(←勝手に命名)がありました。




ひとりでは心細かったのでお友達も誘って行ってきました。

メンバーはスペイン人とベルギー人、そしてわたしたち日本人です。




日本語を学んでいるだけあって、日本への関心はとてもあり
KU.Leuven大学がチャリティー目的で作ったバッジ(2€)を
服や鞄につけてくださっていて初対面なのにとっても親近感を感じます。



ちなみわたしは日の丸弁当バッジと勝手に呼んでいます(笑)


ちゃんもとってもお気に入りで、リュックにつけています。
バスで「ニィハオ」と言われることもなくなりました(笑)




自己紹介の後はやはり今回の日本での震災のこと。


実はわたしもこのCLTという語学学校の英語コースに行っているのですが
日本で震災が起きてすぐに語学学校のお友達からメールで「大丈夫?」
何通も連絡をもらいました。


「わたしの家族は大丈夫」
「でも、何人かお友達で連絡が取れない人がいるの」
「心配してくれてありがとう」

と、返信をしました。


震災後、ニュースにかじりつき語学学校へ行く気持ちになれず
授業をおやすみしました。


すると前回以上に語学学校友からメールが・・・。


「みんな心配しているよ」
「学校においで」
「ちゃんと学校に来ないといけないわ」
「悲しんでいても何も変わらないわよ」
「みんな待っているからね」

と、いろいろな言葉で叱咤激励してくれました。


そのメールをもらった次の授業にはなんとか出席すると
同じクラスのお友達が来るたびに「大丈夫?」と駆け寄ってきてくれて
わたしの座っている椅子を囲まれました。

「マイファミリー イズ オッケー」
「バット アイ キャンノット コンタクト エニイ マイフレンズ」

この言葉だけを来るお友達、来るお友達に10回ほど繰り返していました。。。

もっとちゃんと伝えたかったけれど、心的に余裕がなく
さらに語学力のないわたしにはこれが精一杯。。。


仲良しのセイヨン(韓国人)はわたしの顔を見るなり
泣いてしまって・・・わたしももらい泣きしてしまいました。


言葉はちゃんと通じなくても心ではちゃんと通じているんだ
強く強く思った瞬間でした。




「日本語を話そうの会」では
日本語を習い始めたきっかけや日本の家族のこと
和食のこと、着物のこと、関西と関東のことなどたくさんお話しました。


現在、ベルギーでは日本への渡航は自粛するようにとされていて
旦那さまの研究所でも「公私共に日本へ行く場合は上司の許可を必要とします」
というメールが流れてきているのですが

ここにいる方々は
「夏に日本へ旅行に行く!」
「3月に行く予定だったけれど行けなくなってしまったので、
また飛行機のチケットを買いなおす」
などなど日本へ行くことに全然躊躇しておらず、とても心強く感じました。


ちなみにわたしたち家族もわたしの妹の結婚式があるので
夏に日本へ帰る飛行機のチケットを予約しています。





*おまけ*



グラフィックデザイナーの方からいただいた名刺の
裏を見るとこんなにかわいい絵が描いてありました。


左は僕、真ん中が奥さん、一番右が娘
と説明してくれました。


他の名刺には娘さんが描いた絵が印刷されてあったり・・・


日本のお父さんの名刺にはこんなのあるのかな?
会社勤めの方はありえないけれど、デザイナーさんの
名刺ならありえるのかな?


家族思いのヨーロッパ人


家族があってこその仕事
家族で一緒にいられることの大切さ


名刺ひとつにいろいろと考えさせられました。





栄養学を勉強していた・・・と言ってしまったので
次回は和食のお料理会になりそうです。。。


日本語なのでなんとかなるかな?





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