４棟総延べ4万㎡/大山町クロスポイント周辺/再開発準備組合
下図を参照してください。
東京都板橋区の大山町クロスポイント周辺地区市街地再開発準備組合（山本好文理事長）は、再開発の施工区域を０.９haに確定、施設規模を４棟総延べ４万㎡程度とすることを明らかにした。
９月以降の臨時総会で都市計画手続きを進め、２０１６年度末の都市計画決定を目指す。１７年度の本組合設立を経て、１８年度の建築着工、２０年度末の完成を予定する。６月３０日に開いた総会で決定した。
【２０年度末の完成目指す】
施行区域はＡ－Ｄの４街区に分割する。Ａ、Ｄ街区はそれぞれ２５階程度、Ｂ、Ｃ街区はいずれかを３階程度、他方を１０階程度とする。１－３階が店舗など、４階以上が住宅を想定している。
対象地は、板橋区大山町２５－２８、３８、４０他。東武東上線大山駅直近のハッピーロード大山商店街を中心とした地域で、商店のほか、マンションや住宅、駐車場などがある。
設計は久米設計、コンサルタント業務は佐藤不動産鑑定コンサルティングが担当。事業協力者に住友不動産とフージャスコーポレーションが参画している。
総会以前の計画では、敷地面積約１.０haに６棟総延べ４万５０００㎡程度を想定していたが、対象地から大山町３０と３９番地の２街区を除外した。
対象地の中央には、ハッピーロード大山商店街と交差する形で、補助第２６号線が整備される予定だ。同線は東京都の木密地域不燃化プロジェクトの特定整備路線に位置付けられており、周辺地域の防災性向上を進めている。
［ 2016-07-13 建設通信新聞］
