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東京都は、健康長寿医療センターが立地する板橋キャンパス(板橋区栄町35-2)の跡地活用の概要を決定した。板橋区議会健康福祉委員会に決定内容の報告があったもので、健康長寿医療センター西側の敷地3万1553㎡を
▽健康長寿医療センター駐車場
▽高齢・障害サービス
▽社会福祉施設建て替え促進事業
▽防災--の大きく4つにゾーン分けし
高齢者・障害者向けサービスを提供する施設や、老朽化した区部の特別養護老人ホームの建て替え期間中の代替施設などを整備する。
跡地活用は、2008年2月に策定した板橋キャンパス再編整備基本計画に基づき、地元の板橋区の意見などを反映して決めた。健康長寿医療センターの北西側に位置する旧板橋ナーシングホーム跡地には、同センターが利用者の利便性を高めるため、駐車場とタクシープールを整備する。現在、旧板橋ナーシングホームが解体中のため、整備は解体が完了する17年2月以降となる見込み。
旧板橋ナーシングホーム跡地と旧健康長寿医療センター跡地をまたぐ高齢・障害サービスゾーンには、板橋区のニーズを踏まえ、「都有地活用による地域の福祉インフラ整備事業実施要綱」に基づき、公募により決定する民間事業者が高齢者と障害者向けサービスを提供する施設を整備する。
また、旧健康長寿医療センター跡地の社会福祉施設建て替え促進事業ゾーンには、老朽化した区部の民間特別養護老人ホームの建て替えを促進するため、建て替え期間中の代替施設を整備する。防災ゾーンには、区市などの備蓄のバックアップ機能として、都災害備蓄倉庫を整備するとともに、地域の防災機能を付与する。
民間事業者の公募や代替施設、災害備蓄倉庫の整備などは、旧健康長寿医療センターの解体が完了する19年3月以降を見込み、跡地の整備が終わり次第、順次発注していく。