黒猫 とのべい の冒険

身近な出来事や感じたことを登載してみました。

未熟な家庭人

2020年06月28日 15時48分23秒 | ファンタジー
 2番目の職場から引退して、今月でまる3年。私は、時間はいくらあっても問題はない、もう一回、還暦が来ても足りないくらいだ、と豪語しているのだが、実は午後になると眠くてたまらない。物を書くどころか、本を読むことさえままならない。夜の眠りが昼寝より浅いと感じられるようになったのは、職場に行かなくなってからだと思う。家人は、体が疲労していないから眠れないのは当たり前という。
 私の場合、一日中、家人の指示に従って働いているので、座りっぱなしだった職場より、かえって運動量は多いはずだ。問題は、この家事の中身なのだ。
 先日のテレビ放送で、料理がどうしてもうまくいかないとこぼす若い真面目な夫の姿を見てピンときた。きっと、家事の経験が浅い夫は、家人から容赦なく、料理に関するダメ出しをされているのだろう。かわいそうに、私とそっくりな未熟な家庭人。
 このようなストレスが神経を痛めつけ眠りを浅くする元凶にちがいない。なので、毎日、昼寝しなければ到底体がもたないと家人に当たり散らして、ゆるゆると暮らしている。(2020.6.28)
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