晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

大企業所以

2021-02-13 06:10:15 | 人生
昨日の続きです。
冷蔵庫を修理するか手を打たねばなりません。


15年も経っているからネットで購入した厨房販売店より、
取扱い説明書に記載してある修理窓口へ電話することに。

サンヨー製であるがパナソニックに吸収されており、
電話すると名古屋の修理拠点の電話番号が案内される。
ここまでは祭日であった11日のこと。

昨日電話すると女性のオペレーターが出る。
どうやら本社のある東京で一括受付しているようだ。
故障原因の可能性を話し出すと技術的なことは解らないと、
技術部門の電話番号を案内される。

そこへかけ直して耐用年数や原因の可能性を聞く。
それなりに納得して先ずは点検してもらって原因を探ってもらうため、
直前にかけた修理受付へかけ直す。

しかしオペレーターが違うため同じ説明を繰り返し話す。
製品が古いため部品があるかとか点検費用はいくらかと聞くと、
詳細は拠点の修理部門に聞いて欲しいと又してもかけ直す。

やっと名古屋の修理拠点へつながったが、
今度は販売店経由の発注でしか動けないと言い出す始末です。
今までいろんなところをたらい回しされて、
15年間付き合いもない販売店へ連絡せよと言うのかと言ったら、
向こうで販売店との確認を取ってくれました。

ほどなくして実際に動くサービスマンから電話がかかってきました。
一時的に回復しているようだが症状のある時でないと、
原因を決めきれないので電源を入れたままにしておいて欲しいとのこと。
月曜日に症状が出ているか確認の電話をしてくれることに。


冷蔵庫の上にコンプレッサー等の装置があるので、
埃の除去だけはやっておいた。

会社が大きくなれば仕事を細分化し効率よく進めるのは当たり前だが、
お客から変化球を投げられると忽ちたらい回しです。
とかく大企業のシステムは、
仕事の細分化と単純化ばかりが目立って、
結果としてお客の要望に即断できない。
自身もかっては大企業の駒であったことを思うと、
一消費者の立場となった今は複雑な思いです。

< たらい回し喋り疲れ日暮れる >
コメント
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