1月に職人となった同級生に鞄の作成依頼をしていたところですが、
サンプル品が出来たと連絡があり革工房を訪ねました。
依頼したのは普段使いのショルダーバッグです。
表皮の無い革でサンプルを作ってくれました。
実際に入れたいものであるタブレットや財布を入れてみて、
縦横の寸法を当初より各1cmづつ伸ばし、
縦21cm横26cmマチ6cmとしました。
前面カバーも下まで伸ばしてもらうことに。
オーダー品であってもこうして当初オーダーのサンプルを通じて、
実際の出来上がりをイメージする手法は素晴らしい。
このサンプルはいただいた。
ペンチやドライバーを入れる作業袋として使えます。
60歳の定年後に始めた革職人の道であるが、
60代は今までの職能を請われて官庁や商社で働きながらであって、
実質的にはこの2年間が本業に専念というから凄い。
今年の夏には名古屋の栄オアシスで開催される音楽イベントで、
10点もの革作品を展示してほしいと依頼が来ているという。
職人というものはいいものを極めようとする自然薯づくりと通じます。
お互い70代に入り後3年5年と健康年齢を維持しながらではあるが、
前を向いて行こうと語り合いました。
< 革工房で農も職人と自覚 >