一先ず修理

昨夜は強風が窓をたたいていた。

地震にあわれた東北や北海道では雨と雪と風の嵐という。

春近しとはいえまだ真冬です。

被災者の皆さんのご苦労を思うとやるせない思いいっぱいです。

昨日は業務用冷蔵庫を修理してもらいました。

修理前の庫内温度はー25℃でした。

これ冷凍庫じゃないんですよ。

サービスマンは心得たもので故障個所の判定は早かった。

パワーリレーの不具合だった。

金曜日に本社の技術相談部門へ電話して聞いた時、

その可能性を指摘されたところとピッタリです。

庫内温度を下げる動力源はコンプレッサーですが、

設定温度を管理しているのがサーモスタットです。

温度が高くなるとリレースイッチを経て、

コンプレッサーを動かす指令電流が流れる仕組みとのこと。

そのリレーが経年劣化で溶着してしまいコンプレッサーが働きづめとなり、

異常に冷えてしまった訳だ。

幸いにこのパワーリレーは共用部品のため手持ちしており、

交換して修理完了となった。

実質30分の修理時間でした。

これで元通りに回復したと思われるが、

凍結して困る自然薯は一ヵ月ぐらい入れないことにする。

もし他にも不具合があるとすると被害を上乗せすることになるからです。

なにせ本体は人に例えるならとっくに寿命近しの年齢です。

我が年代と同じと思って無茶はできない。

＜　騙し騙し老いには勝てぬ機械とて　＞