BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

車 中 泊

2009年09月28日 | 古本
 5日間寝泊りしていたのは、このコンパクト大衆車だ。
後部座席を倒し段差の3cmをダンボールで埋めると、ほぼ平らになる。
その狭い空間で寝袋に潜り、ナナメになって少し膝を曲げるとヨコになれるとい
う仕組みだ。あの地域9月も半ばを過ぎると、晴れた日の朝は放射冷却で0度近
くの気温になる。夜明け前には寒くて目が覚めてしまった。この映画祭参加は荒
行でもあるのだ。公共交通機関や近くに宿などない。近い人家でも1Km以上は
離れているという。
 初日は映画祭会場の新内ホール(元 新内小学校)前グランドでの車中泊。酸欠
防止のため窓をほんの少し開けていると虫が入ってくる。それと夜中の小用が不
便。そこで翌日からは鹿追にある「道の駅」へ移動する作戦にした。そこは「神
田日勝記念館」と同じ駐車場スペースで兼用だ。驚いたことにいろんなタイプの
車やキャンピングカーが沢山駐車している。トイレや水道が24時間自由に使え
るからか。車外で野外料理などする人もいないので、混んでるわりにはいたって
静かだ。
 結局映画祭の期間中、アタシはそこに泊まることにした。コンビニも目の前だ。
ともかくその「道の駅」から、毎朝会場(約30Kmの距離)へ出動というスタ
イルになった。

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