古本屋さんの著者別覧「よ」の覧からは、まるで地層から発掘される土器のように
「米原万理」さんが発掘される。もちろん在る時と無い時があるのだが、まだ未読の
万理さんがあればたとえ半額だろうが躊躇しない。
著作リストみるともう大概読んでしまっているが、まだ少しはあるようだ。しかし
その在るという確率もこの先は少なくなっていく。万理さんは2006年に亡くなって
いて、増えることは有りえないからだ。
あたり外れのない作家 米原 万理さんがせめてもう10年生きていてくれれば、あと
10冊は面白い本が読めたはずなのに全く惜しい。
この著作の最後のむすびは太字で「さきにパンツありき。」だ。万理さんのチァメ気
とタイトルがすばらしい。
上野千鶴子さんの「スカートの下の劇場」とともにアタシは「2大パンツ論考本」と
名付けたい。
「パンツの面目 ふんどしの沽券」 著者 米原 万理 ちくま文庫
( 定価640円+税 2008年5月30日 第3刷発行 )
「米原万理」さんが発掘される。もちろん在る時と無い時があるのだが、まだ未読の
万理さんがあればたとえ半額だろうが躊躇しない。
著作リストみるともう大概読んでしまっているが、まだ少しはあるようだ。しかし
その在るという確率もこの先は少なくなっていく。万理さんは2006年に亡くなって
いて、増えることは有りえないからだ。
あたり外れのない作家 米原 万理さんがせめてもう10年生きていてくれれば、あと
10冊は面白い本が読めたはずなのに全く惜しい。
この著作の最後のむすびは太字で「さきにパンツありき。」だ。万理さんのチァメ気
とタイトルがすばらしい。
上野千鶴子さんの「スカートの下の劇場」とともにアタシは「2大パンツ論考本」と
名付けたい。
「パンツの面目 ふんどしの沽券」 著者 米原 万理 ちくま文庫
( 定価640円+税 2008年5月30日 第3刷発行 )