BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

豚 さん

2013年06月28日 | 古本
 豚さんにまつわる世界の宗教や食文化などの関係リポート。
 前作「Beフラット」は、どうしてまたこんなのと思ったが、亜季どのは文章も旨くなり
抑制を利かせたほどよい文体で、愛しい豚さんを書いた。
 女性も男性も若い書き手の出現が嬉しい。
 牛さんよりも豚さん肉を好むアタシは、豚さんにひたすら感謝だ。

 「愛と憎しみの豚」 著者 中村 亜季  集英社 定価1600円+税
  ( 2013年1月30日 第1刷発行 )

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