ながいあいだ、ケースの中で休んでいた16mmカメラたちに日向ぼっこをさせて
あげた。鋳物で出来たガタイがずっしりと重い。とくに電源が無くても、一眼レフ
カメラのファインダーは覗ける。自然の色はそのままでピントがとりやすい。
気品あるタフなボディは、電源というエネルギーを与えるとすぐに目を覚まし
駆動しはじめるに違いない。そしてすぐさま世相を映しとるだろう。目に見える
16mm幅のコマの枠の内に、収まっていくのは記憶と時代の証言者なのだ。
下手はアメリカ製 400フィートマガジン付き同録カメラ
CP-16/A SOUND CAMERA LOS ANGELES USA
手前はドイツ製 世界で駆けた ARRIFLEX 16
上手は日本製 報道などに使われた CANON SCOOPIC 16MN
あげた。鋳物で出来たガタイがずっしりと重い。とくに電源が無くても、一眼レフ
カメラのファインダーは覗ける。自然の色はそのままでピントがとりやすい。
気品あるタフなボディは、電源というエネルギーを与えるとすぐに目を覚まし
駆動しはじめるに違いない。そしてすぐさま世相を映しとるだろう。目に見える
16mm幅のコマの枠の内に、収まっていくのは記憶と時代の証言者なのだ。
下手はアメリカ製 400フィートマガジン付き同録カメラ
CP-16/A SOUND CAMERA LOS ANGELES USA
手前はドイツ製 世界で駆けた ARRIFLEX 16
上手は日本製 報道などに使われた CANON SCOOPIC 16MN