BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

日向ぼっこ

2011年06月02日 | その他
 ながいあいだ、ケースの中で休んでいた16mmカメラたちに日向ぼっこをさせて
あげた。鋳物で出来たガタイがずっしりと重い。とくに電源が無くても、一眼レフ
カメラのファインダーは覗ける。自然の色はそのままでピントがとりやすい。
 気品あるタフなボディは、電源というエネルギーを与えるとすぐに目を覚まし
駆動しはじめるに違いない。そしてすぐさま世相を映しとるだろう。目に見える
16mm幅のコマの枠の内に、収まっていくのは記憶と時代の証言者なのだ。

 下手はアメリカ製 400フィートマガジン付き同録カメラ 
  CP-16/A SOUND CAMERA LOS ANGELES USA
 手前はドイツ製 世界で駆けた ARRIFLEX 16
 上手は日本製 報道などに使われた CANON SCOOPIC 16MN

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