BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

いやはや

2019年02月13日 | 古本
カナダ側のイヌイットとアメリカ側のエスキモー、ロシアの北極圏という海洋狩猟民族のお話し。
シーナさんには珍しく付録で〔東日本放送〕製作の60分DVDが付いていた。これは多分CMを入れて
1時間30分番組として放送したのだろう。やたらとナレーションが多く説明過多、その都度シーナさん
は何々したと入るので、いかにも軽薄なTV番組にしかみえない。映像としてもシーナアップが多すぎる
だろう。それよりなんぞいい画でも見せてくれと言いたくなる。まるでアイドルタレントの旅行記のようだ。
初出誌は「小説現代」で月刊雑誌、単行本は2006年版。してDVD付きにしても定価2300円は高杉
さんだろ。そしていつもの文庫化だろう。雑誌の連載、TV番組の放映、単行本、文庫。一粒で四つも美味し
い思い。誠に慶賀にたえない。
 「極北の狩人」 著者 椎名 誠  講談社 定価2300円+税
  ( 2006年6月20日 第1刷発行 )

あっちゃこっちゃに書き散らかしたものをまとめたもの。子供の頃、十代のケンカの日々、銀座の出版社
時代から物書きたき火作家稼業までの、プラス写真家を網羅。いやはや忙しい人生だこと。
ただいままで散々読んだことがほとんどで、これも登別にあるかもしれない。とくに目新しい事も無く、
381ページあるわりにはすぐ読み終える。いやはやだなもし。
 「たき火をかこんだがらがらどん」 著者 椎名 誠  小学館 定価1800円+税
  ( 2007年6月18日 初版第1刷発行 )

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