七技会のひろば

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加入電話の2024年問題

2018年02月24日 | お話サロン
        加入電話の2024年問題



  先日、固定電話の請求書の封筒を開封したら「固定電話の付加サービスの一
 部を2024年1月を以て一部を終了させていただきます」と書いたお知らせが出
 て来た。

  列挙されたサービス名称は、現役時代の呼び名と微妙に違うが、終了するサ
 ービス、残るサービスにそれぞれ懐かしい名前が並んでいた。

  終了するサービスは、主に事業所向けのモノだが「ビル電話」「有線放送電
 話接続電話」「短縮ダイヤル」「でんわばん」「トーキー案内」・・・等。

  一方、継続して提供されるサービスには、「公衆電話」「110、118、119、
 117、177、104、115の特番サービス」「キャッチホン」「代表取り扱い」
 「ピンク電話」「ダイヤルイン」・・・等が並ぶ。

  この大掛かりなサービス内容の変更は、「電話を提供する局内設備の切り替
 えのため」と説明しているが、詳細は定かではない。

  どのサービスも、加入電話の量的充足から質の向上への転換の掛け声の下で、
 開発・改良或いは改造を重ねたサービルであり、交換屋さんにはそれぞれの立
 場でそれぞれの思い出が去来すると思われる。わたくしにもビル電話には深い
 想いがある。しかし、思い出に浸っている場合では無い。

  世の中では「加入電話の2024年問題」として警鐘を打ち鳴らす動きがある。
  世の中には悪徳知恵者がいて、NTTの局内設備に切り替えをネタに一儲け
 を企む輩がたくさん居るだろうとの心配である。

  われわれも、かっては加入電話の一翼を担った者として、加入電話の2024年
 問題の心配を正しく理解して、便乗悪徳知恵者による被害の防止の草の根とな
 れるよう、聞き齧って置きましょう。

                                以上


 

 





2018.02.24 米田が書き込みました。




次回更新は3月9日の予定です。