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家庭用電力の自由化

2016年02月09日 | お話サロン
       家庭用電力の自由化


 先月来、4月からの家庭用電力の自由化に伴う顧客獲得競争が始まった。
 新規参入会社の働きかけが頻繁である。ガス会社がガス器具の点検の序でと
称して熱心に説明をしてくれた。通信会社もケイタイやネットとのセットでの
割引を唄っている。
 2月6日の新聞発表によれば新しい契約への申込みが全国で5.5万件だそう
である。今回自由化の対象は約8,500万件あるそうだから未だ0.1%に満たない
数字ではあるが着実に動き始めているらしい。
 技術的にガス会社がどうやって「心配ない品質の電気」を売ってくれるのか
興味津々である。ケイタイ屋さんについても然りである。

 しかし一方では、昭和60年から62年にかけてNCC各社が専用線や市外電話
サービスへ参入した頃の騒ぎを思い出した。私自身は故あって新規参入側に身
を置いていたが、七技会の大半の方々は新規参入を迎え撃つ立場であった。皆
さんはどんな気持ちでこのあたりの数年間を過ごされたのか、いつの日か伺っ
てみたい。

 さて、話を元に戻して家庭用電力の自由化により我々はどんないいことがあ
るのだろうか?
 これまで無関心に言われるままに在来の電力会社に電気料金を払っていたが、
既に使用形態にマッチした料金体系に変えることで節約が図れるらしい。しか
し、これはスマホやガラケイの使い方と料金体系をマッチングさせると料金が
節約出来ますと言うのと同じで、自分の消費(利用)形態を明確に意識しない
と最適解が得られず、「まーそれくらいはいいか」となって標準的な契約パタ
ーンのままで放っておくことになる。
 当面はガス会社にもケイタイ会社にも、また電力会社にも義理はないから今
のままの電力契約で過ごそうと思う。そのうち、明かな差が出てきた時に動き
始めても大きな損ではなかろうと多寡をくくっている。

 誰かどんな契約をすれば「安くて安心な電気」を使うことができるのか教え
てください。



2016.02.09 米田書き込み





次回更新は24日の予定です。






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