七技会のひろば

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コレクトコールは来年サービス終了だって!

2014年04月09日 | お話サロン
「コレクトコール」は来年サービス終了だって!


 会社員が取引先の電話を借りて自分の会社に、或いは学生が寮の電話から親
元に、それぞれ電話する時に使われた「コレクトコール」。このサービスがま
だ残っていたんだ!

 NTTは1月30日、通話相手に料金を負担してもらう「コレクトコール」を
来年(2015年)7月末をもって終了すると発表した、と新聞に書いてあった。
 なお、同時期にサービスを終了するのは、100番通話、102番、106番、108
番、およびDIAL104。
 さて、これら特番通話とはどんな通話サービスだったか覚えています?
いろいろ調べてみました。以下の通りでした。

 100番通話は、オペレーター経由でつなぎ、通話終了後に通話料金と時間が
通知されるサービス。

 102番は、予め登録された機関が利用できる非常・緊急扱いのサービスの番
号。

 106番は、通話先が通話料金を支払う「コレクトコール」で、オペレーター
経由で、相手が料金の支払いを承諾した場合につながるサービス。

 108番は、同じコレクトコールだが、オペレーターではなく自動応答装置が
受け付ける自動コレクトコール。

 「DIAL(ダイヤル)104」は、電話番号を調べる104番で案内された番号に、
通話を切らずにそのままつなぐサービス。

 なお、電話番号をオペレーターが調べる104番のサービス自体は継続される
のだそうです。

 NTT東西は、サービス終了について、携帯電話・スマートフォンの普及や、
情報収集・伝達手段の多様化により利用者が年々減少し、今後もこの傾向が継
続していくと予想されるため、と説明している。

 世の中、どんどん変わりますねー。
 思えば、高等部の授業で、アメリカの「800番サービス」の存在を聞いて思っ
た。なーに、我が実家は「ハンドルをガラガラ回して相手の名前を言えばただ
で接続してくれるよ」と。
 卒業して、地方へ散らばって、自動改式や電話大増設、市外通話の自動即時化、
更には広域時分制などに奮闘した時代が懐かしい。
 その中で一つだけ「変だなー?」と思いつつ工事を行ったサービスがあった。
1969年(昭和44年)に開始した「公衆電話の長電話防止のための3分で打ち切
る制度」。
接続するのが我々の使命(この時は商売とは思わなかった。)であるはずなのに
「有無を言わさず切る」とは何事ぞ。口には出さず腹に収めた。





2014.04.09 米田書き込み