七技会のひろば

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朝食のパン

2012年12月09日 | お話サロン
朝食のパン

学園に入ってうれしかったことの一つは、
自炊から解放され二年間の食事が安定的に供給されたことでした。

特に朝食は、朝の寝ぼけ眼のまま、ガスで湯を沸かしガスでパンを焼き、
のどに押し込み出勤していたのが、
暖かい御飯、暖かい味噌汁、御飯の代わりにパンも選べる、
豪華な贅沢!に変わりました。
うれしかったですねー。

初めは御飯と味噌汁を選んでいましたが、冬になるとパンに変わりました。
パンはコッペパンを選びます。

冬になると食堂にストーブが焚かれます。
コッペパンを二つに開いてバターをたっぷり塗り込んで、ストーブに載せます。
パンは少し焦げますが塗り込んだバターは熔けてパンに浸み込みます。
バターの浸み込んだコッペパン、これはうまかった。
大好きな味でした。

春になってストーブに火が入らなくなると、この味とは次の冬までお別れです。

この癖が今も残っています。

さすがにストーブでコッペパンを焼くようなことはしませんが、
6枚切りの食パンにバターをたっぷり塗ってトースターに入れます。
バターが熔けてぶつぶつ泡立ったら出来上がり。
家内は健康管理上の理由から「バターが多過ぎる」と禁止令を発します。
だからこの食べ方は、一人の朝食限定のメニューです。 

                      以上


2012.12.09 米田書き込み

記事中のバターはマーガリンです。
ちょっとだけ見栄を張りました。