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労働法

2012年03月24日 | お話サロン
労働法



教えてくださったのは峯村光郎先生。
当時は、現職の公労委の委員で後に会長をなさった超有名人である。
授業で何を習ったか詳細に覚えていないが、多分「公労法」「労働組合論」ではなかったろうか。
時代が労働組合運動華やかりし頃であり、
かつ賃上げの相場に大きな影響を及ぼした総評の中核である官公労の一角を占めた全電通の一員たる我々を前に、
春闘の時期には賃上げの率がどうの金額がこうのと話されたのをわくわくして聞いた。
今は公労法も公労委もない。まして組合の役割も大きく変わった。昔がよかったのか、今がいいのか。
先生について調べると、
明治39年のお生まれだから当時のお歳は55歳前後である。
だから一番忙しい時期に教えていただいたことになる。
生意気盛りの我々を都心からはるばる教えに来てくださって、どのように見ておられたのであろうか。
やはり貴重な機会を得たことをつくづくありがたく思う。
先生は昭和53年に71歳でお亡くなりになった由である。
感謝し、ご冥福をお祈りしたい。



2012.03.24 よねだ書き込み