全国出張講義

2013-09-11 16:58:29 | 司法試験関連

http://www.itojuku.co.jp/shiken/shihou/topics/DOC_034522.html

私のスケジュールですが,9月で調整可能なのは,「14日,15日,19日,21日,22日,24日」です。HPでスケジュールが上がっていますが,ちょいと不正確なものなので申し訳ないです(例えば,26日は北大にうかがいます)。

このような企画は恐らく業界史上初だと思うので,「な,な,なんだ!?」と思われたとは思いますが(笑),是非是非,地方のロースクールの方ほど有効活用して下さい。北海道から沖縄まで特にエリア的な制限はありません。

合格のために「使えるものは使う」べきです。

 

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245日

2013-09-11 15:48:25 | 司法試験関連

「第9シーズン」の決戦日まで250日を既に切っています。ちょうど8ヶ月です。「あと1年」ではありません。夏の間何もしないで過ごしてしまった人は,本当に危機感を持たないといけないと思います。いわゆる「惜しいライン」で落ちたならばまだ良いのですが,例えば3000番以下で落ちていた場合などは現状かなり厳しい状況下にあると思うべきです。受け控えを決めた人の中には夏の間,必死に勉強を続けてきた人がいるからです。すぐさま再始動しないといけません。

とは言うものの,まずは「感情の放出」は必要かと思います。悔しさ,哀しさ,惨めさ,憤り,色々な感情があるかと思いますがまずこれを思う存分放出しましょう。変に我慢して押さえ込んでも後々妙な形で顕在化してきます。再始動したら徹底的に自分を追い込んでいかないといけないので,1度気持ちのリセットが必要だと思います。

あとはとにかく腹を括りましょう。「決めたらやり切る」。合否を分けるのはこれができるかどかにかかっています。周囲が心配するまでは,気分転換は不要です。周りの人が「あいつ少しは休んだ方がいいよなぁ」と思わないうちはまだ温いのです。

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合格者の有効活用

2013-09-11 14:37:27 | 司法試験関連

来季に向けて,「合格者の話を聞く」,「アドバイスをもらう」という行為が全国各地で展開されます。合格者もしがらみがなくなるので,出し惜しみ的なことをしないですし,何より機嫌が良いので(笑)積極的に協力してくれる人も多いのです。

ただ,毎年毎年,この「合格者の言ったこと」のせいで,おかしな方向に驀進してしまう人が続出するので,合格者の話を聞くときの注意点をこれから説明します。

まず,合格者が語ることは,あくまでも「自分自身の経験」であるということを肝に銘じてください。普遍性のある話ではないですし,何よりも聞き手の立場に立って話をするわけではない,ということです。この視点が欠落したまま話を「鵜呑み」にするとえらい目に遭います。

また「合格する上で役に立ったこと」,「論文対策は何をしましたか」という質問などがされたときに,合格者の多くは何を語るかといえば,「直近の話」をすることが殆どだ,と言うことを忘れないようにしてください。初学者の頃から翻って話をするわけではないということです。

特に2回目・3回目で合格した人は,「直近1年は,こうしたら受かった」的な話を必ずします。本人にしてみれば合格する上で欠けていた「最後のワンピース」を埋めたのが直近1年の勉強だから当然です。問題は,その「最後のワンピース」は人によって様々だ,ということを聞き手が理解していないことにあります。聞いたとおりにすれば,「自分の問題も解決する!」と早合点するのです。なので,「そうか,ゼミが良いのか。ゼミ申し込むか!」,「事例研究をガンガンやるのが良いのか」などということになるのです。

しかし冷静になりましょう。「貴方にとって」足りないピースは,本当にそれで埋まる物なのでしょうか。この点を自問自答してください。基礎力不足が主原因の人が,本試験的な問題を解き捲くる,答練ゼミを受け捲くって何か解決するのでしょうか。自分ではリサーチした上で戦略を決めたと思うかも知れませんが,「とりあえず」答練を受ける人と「正しい試験対策」と言う観点からは何も変わりは無いのです。単純に間違っています。

大体既修者と未修者では前提が異なる事が多いので,既修者のとった方法がそのまま妥当するということは中々ないのです。Ⅼ2が仕上がっていない人が,ゼミや事例研究をやることがその人にとっての「合格への道しるべ」になるとは到底思えません。むしろやればやるほど合格から遠のいていくことになるのです。

私は非常に多くのこの手の問題を抱えた人をみてきました。人の話を無条件に鵜呑みにするのはやめましょう。結局は冷静な自己分析ができていなので,無駄に情報に振り回されて終わることになってしまうのです。合格者が修習に行くまでの約2ヵ月は非常に貴重な時季です。来季必勝にためにも合格者を「有効活用」して欲しいのですが,くれぐれも「活用の仕方」を間違えないようにして欲しいです。

 

 

 

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<自 省>

2013-09-11 02:59:32 | 司法試験関連

何だか偉そうなことを色々書いてしまいました。今年の結果を踏まえますと最後のチャンスをかけ私の講座を受講されたのに結果を出すことができなかった受講生さんも沢山いるわけで、この点については申し訳ない気持ちで一杯です。「何人受かったか」も大事ですが、「何人落としたか」は更に重要だと言う価値観でいます。

ケースメソッド論文マスター、条文マーキングシリーズ、出題フレーム講義、そして吉野クラスと様々な講座を受講された本当に大変多くの方がいます。発表会場で多くの合格者の方に「先生の講義のお陰です」、「本当に大変役に立ちました」、「色々な人の講義を聞きましたがダントツの講義だと思います」など、受かった勢いに任せたお世辞であるにせよ、身に余るお言葉を頂きました。でも、それで調子乗っている場合じゃない。

今日「会えなかった人」が沢山います。寧ろこの点について今日は考える事が多かったです。寧ろ気分が晴れない部分の方が強かった。期待に応える事が出来なかった、という点を真摯に受け止めないといけない。これも厳然たる事実ですよね。

自分には、さらに講義内容に改良を加え、より良き講義をすることでしかこの埋め合わせをすることができません。明日からまた精進したいです。

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