前夜

2013-09-09 20:06:47 | 司法試験関連

明日は,午前中事前収録をしてから,法務省に出張ります。毎年のことですが,シーズン・ファイナルは見届けないといけません。基本的に見知った顔でも,こちらから声をかけるような野暮なことはしませんの御安心下さい。

去年みたいに弁護士会の奴が文字通りの暴言を吐きながら,必死の配布活動なんぞしないと良いのだが(苦笑)。あれは本当に頭にきた。よくそんなことを受験生本人の前で言えるよなお前はと(「とにかく出てきた奴全員にチラシを配ればいいんだよ。落ちた奴はとりゃしないから,とにかく配りゃいいんだよ!」って落ちた受験生がいる傍ででかい声で指示を出してる弁護士が居た。あと前年比で合格者数が増えた事が相当気に入らなかったらしく,「合格者増!俺達を潰す気かっ!」って文字通り天を仰ぎながら騒いでいた。間違いなく馬鹿なんだと思う)。

明日は受験生が主役であって,我々も弁護士会も人事院(ここもチラシを配っているのだが,これまたマナーが酷すぎたので,「いい加減にしろ」って言ってどかした)も皆「脇役も脇役」である。そういう事が分からない奴は来るべきではない。

明日は,落ちた人も敢えて見に行き,悔しさをその体に「刻み付ける」というのもありである。実際そういうことをして翌年受かった知り合いがいる。もちろん半端無い悔しさだと思うが,それも現実であり,その悔しさをばねにして来季勝つのである。

まぁ,今から落ちたときの話をしてもつまらない。明日はこの一年間の総決算である。泣いても笑っても何らかの結果が出る。吉と出るか凶と出るかは分からない。しかし,何にせよその人にとって,「現時点で」必要な「結果」なのだと思う。今受かる必要のある人は受かり,まだ受かるには早い人は受からない。そんな風に受け止めるのが良いのではないかと思う。

5月の日々も遠い記憶の彼方に去りつつある。いよいよ収穫の秋が来た。良き結果が出ることを祈念致します。

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晩夏の北海道遠征

2013-09-09 19:46:06 | 司法試験関連

当初日帰り出張だった北海道遠征ですが,羽田着が2430とかいう凄いスケジュールになるので,お泊りとなりました。まぁ,次の日昼から東京で講義があるので新千歳空港0930発の便で戻るんですけど(笑)

と言うわけで,26日に北海道大学で講演してきます!北海道自体,学生時代の道東遠征以来なので,何と20年ぶり以上の再上陸です。しかも札幌は前回スルーしたので初札幌です。

しかし,26・27が北海道遠征,28・29が夏の第2次名京阪遠征なので,大移動の週になりそう。風邪引かないようにしないとなぁ。

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祝!2020年東京五輪開催決定

2013-09-09 17:49:52 | 雑感

2020年の東京五輪開催が決まった。素直に良いことだと思う。もっとも一般的な論調として,「五輪か被災地か」という「二者択一構造」にして議論をする傾向が見て取れるが,その設定自体がそもそも間違いである。両者は比較対照すべきことではない。被災地の復興は当然の大前提であり,五輪開催は「プラスα」の話であって,両者は並び立てて議論してよいものではない。

大事なことは,日本全体の経済力・活力を取り戻すことにある。いくら「復興,復興」と叫んだところで「無い袖は振れない」,となったら意味も無い。五輪はその活力を取り戻すファクターだと考えている。だから「二者択一」の問題ではない。問題は,上手く両者を連動させることにある。

個人的には,今回五輪を逃した時のダメージは意外にでかいのではないか,と懸念していた。「やはり日本は駄目か」,「国際大会を開くだけの力も無いのか」という心理的なダメージが心配だったのである。

経済は「祭り気分」の要素もある。もうこれ以上,「後ろ向きスタイル」を続けるべきではない。我が国は,20年も後ろを向いていたのだからもう十分である。最近の20代は元気が無い,活力が無い,夢が無い,と言われて久しいが,ある意味当然である。彼らは生まれてこの方,「景気のいい話」を聞いた事が無いのだから。生まれてからずっと「ネガティブな情報」に晒され続けてきたのだから,腰が引けた人間になってしまうのも否めない。同じ「世界第二位の経済大国」でも,1位を伺う勢いの「ライジング・サン」の時代と,3位にいつ転落するのかという「落日の時代」では全然意味合いが違う。

そういう意味で,これ以上無い「景気のいい話」が飛び込んできたわけである。夏季オリンピック・クラスの国際大会は,それなりの国でなければ開催できない。これから7年間,ワクワクしながら過ごすことが出来るだけでも,プラスの心理的影響は計り知れない。「あの夢よもう一度」ではないが,初代東京五輪が「高度経済成長」のどでかい起爆剤になったのと同様のプラスのインパクトを2代目東京五輪にも期待したい。

あとは野球とソフトボールの復活の報を待ちたいね。

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26時間

2013-09-09 13:53:10 | 司法試験関連

「明日」というより,あと26時間という感じですね,合格発表。

一番もやもやする時間帯に突入した感じです。自分は,「明日の夕方には俺の身分は決まってるんだよナァ」なんて思いながら,何か不思議な気持ちで過ごしていたのを思い出します。

明日4時には,「合格者」と「不合格者」という2つの身分が生じてしまいます。両者の差は非常に大きい。だからこそ全力で努力する必要がある。非常にもやもやする,泣きそうになるのは,それだけ両者の明暗が大きいと言うこと,合格のもつ重みを分かっていると言うことです。であるならば,普段の勉強の時もその気持ちを忘れてはいけません。夏の間だけ,合格の重みを感じても意味が無いです。合格するまでは,その重みを常に意識すべきです。

何はともあれ,明日2000人(予定?)の合格者が新たに誕生します。

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