平成23年度 重要判例解説 民法編その1

2012-04-25 19:52:10 | 司法試験関連
全部読んだわけではないのですが。

民法5事件,民法6事件,民法14事件は要チェックですね。解説もシッカリ読んでおきたい。特に14事件は,相続法の判例であり,従来の肯定説・否定説とは一線を画した判断を最高裁がしているので注目である。しかも,最終的に何を幾ら誰が相続するのか,という問題にアレンジできるので,「具体的な額」に拘る民法の出題傾向にも合致する。

相続法の出題は,第3回,第5回と来ており,今年は第7回大会であること,第3回,第5回の素材は重要判例集掲載ものがベースであることに鑑みると,14事件は非常に「危険な匂い」のする判例である。事前に知らないと対応できない事案と言う意味でも過去問題の先例と似ているのも怖いところである。

第5事件はそろそろ怖い「時効関連」である。事案が意外にごちゃごちゃしているので,複雑な事例問題の素材としては魅力である。第6事件は未だメイン論点の出題が無い担保物権法なので押さえておきたい(第5回は「抵当権」の問題と言うよりは,「損害」の問題である)。原審と物上代位の要件が異なるのも注意である。
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BW突入間近!!!

2012-04-25 17:45:05 | 司法試験関連
決戦まであと3週間である。もうかなりシンドイ時期です・・・。世間様は能天気にGWだとかなんとか(今週末から全国的に突入らしい)浮かれているが,受験生的にはBW(ブラックウィーク)にしか思えない時期である。

ま,受かれば,来年自分が浮かれているわけですけどね(笑)。なので来年浮かれ捲くれるように今苦しんでおきましょう。さり気に受験票が届き,受験会場も明らかになっています。ちょいと気分転換に試合会場を見に行くのも良いと思います。そして,その会場で勝利する自分をイメージして帰りましょう。

池袋会場の人には毎年書いていますが(笑),プリンスホテル宿泊がお勧めです。詳細は過去の該当エントリー参照と言うことで。ってか,4月の過去のエントリー,読み直してもらえるといいかもしれません。
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問題研究行政法

2012-04-25 17:26:52 | 司法試験関連
問題研究行政法の第8問までやりました。あと補助レジュメを出しまして,「理由の差替え」について,かなり厚く説明いたしました。次回は第20問ちょい程度まで予習しておけば十分かと思います!理由付記と理由の差替え・追完は今年の論文でも超危ないと見ています。

第1問以外は事例問題で,しかも行政法Ⅰ該当分野の問題なので(試験委員が最近何かと「牽制」してきているところです!),「論点抽出のトレーニング」(行政法は受験生は,この抽出が苦手だと思われる)としては最適だったかと思います。多少問題をアレンジしたりもしています。この調子で頑張っていきましょう!!
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5月6日(GW中とも言う)

2012-04-25 13:19:52 | 司法試験関連
5/6(日) 14:00-15:30 東京校ライブ
『既修へ追いつき、追い越せ 「未修者だから歩める合格への道」』


https://e-shop.itojuku.jp/products/category.php?category_id=13856

の実施がさり気に近づいております。法科大学院に入学して1ヶ月経つころ,「・・・これで本当に大丈夫なのか!?」と感じた人が対象です(笑)クラスの名称の関係上,「未修」となってはいますが,要は,「このままではマズイ!!」「ついていけそうにない・・・」という思いのある人全員が対象です。

あと時期柄,今季「受け控え」を決めた人でしょうか。受け控えの決断をした人は,決めた日から来季に向けて全力で行かないと駄目です。勘違いしている人がいますが,受験回避して「楽になる」わけでは決してありません。あと1年このハイペースで勉強することを意味しますから,文字通り「過酷な決断」なのです。来季受かりたい人は,この点を勘違いしないようにして頂きたいです。
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完全に藤田マニア 笑

2012-04-25 04:12:13 | 雑感
藤田宙靖著「最高裁回想録 学者判事の七年半」、かぁぁぁっ、マジでたまらん!

面白過ぎて鼻血出そう。あの独特な言い回し(藤田節)も随所に出てくるし、おまけに講義に役立つ部分も多数。嗚呼、なんで最高裁には定年なんてあるのよー。死ぬまでやって欲しかったなぁ。…えっと、最高裁判事の職は本当に大変だったみたいです。本当にお疲れさまでした。凄く勉強させて頂いております。

改めて基本書書いて欲しいぃぃぃ!!!!!
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