サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

カスが、カスが、春日八郎

2016年03月13日 22時41分59秒 | 今日のサキさん
今日のサキさん。

左目にまた目やにがたまっていた。ウェットティッシュで拭きながら
「サキさん、左目にカスがたまっとるね。カスが、カスが、春日八郎
すぐにサキさんの表情がパッと変わりました。


続けざまに
ガスが、カスが、春日八郎。知らんわ、若いで
それにもしっかり反応してくれました。サキさん、こんなの大好きです。

サキさんのソフト食。何とか普通食にならないか、お願いしています。いきなりは無理だと思うので、私たちが面会に行った時だけ普通食にするとか、ご飯だけでもおかゆにするとか、具体的にはいろいろな方法があると思いますが、サキさんの力が残っているうちに・・・何とかしたいです。
施設の責任者のKさんとは話をしています。Kさんは、お姉さんにも「リスク」を直接伝えたいみたいです。が、一度主治医の先生に相談してみるということになりました。
本当に、かっぱえびせんをおいしそうにカリッカリッといい音をたてて食べれるんです。飲み込めれるんです。

認知症がすすんでから、食べることだけが唯一の楽しみになってしまいました。今はそれすら叶いません。せめて口から食べられるうちは多少のリスクも覚悟のうえで食べさせてあげたいです


頂いたお花。少し位置を変えてみましたが、やっぱりセンスなしです。


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2 コメント

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少し変化が・・・ (おばば)
2016-03-14 10:31:07
サキさんに対してや、職員さんに対しての接し方がうれしいですね。

サキさんがとってもいい、やさしいお顔でご主人のことを心配してくれているのではと思いました。

施設はリスクを怖がってばかりではなく、その時の状況を正確に判断してほしいです。
そのためにも家族の気づきは大事で、コミュニケーションをとってほしいと思っています。
いっぱい話して、仲良くなってください。

お花、飾ってくれてありがとう!
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Unknown (サキさんの夫)
2016-03-14 22:33:39
おばばさん、いつもありがとうございます。

サキさんのためにも、施設の方といっぱい話していこうと思います。すぐに部屋に閉じこもってしまいますが、食事介助の時などに積極的に話していきます。ほかの利用者さんともお話しできるように。

まだまだ出来立ての施設なので、一緒になって盛り上げていきたいです。
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