サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

サキさんと過ごした休日の思い出

2020年09月22日 15時32分39秒 | 私の日記
3連休
家にこもり、のんびり過ごさせてもらってる。

特にすることもない。しなければいけないこともない。自分の思うままに自由に時間を使える。
ギターの練習をしたり、Youtubeを見ながら、大声で歌ったり、運動と称して狭い家の中をうろうろと歩き回ったり、

サキさんの病気が進んでからの連休は、大っ嫌いだった。怖かった。どう時間を使えばいいのかわからなかった。

食事の時間、お風呂の時間等の決まった時間の間の時間をどうやって埋めるか。大問題だった。買い物に一緒に行ったり、天気が良ければ散歩に行ったり、DVDで好きな映画を見たり(最後の方は映画の内容が分からなくなり音楽のDVDが中心になりました)しましたが、だんだんとネタ切れになり。

せっかくの休みなのに、自分の為の時間は全く取れず、好きなテレビもゆっくり見れず、だんだんとイラついてくる自分がいました。(本当に自己中だったと今さらながらに反省)休みが早く終わらないかと、今では考えられないようなことを思ったりしていました。

仕事をしながらの在宅介護は、本当に大変でした。
せっかくの休み。身体と心を休めたいのに、逆に重労働が待っていました。しかも24時間勤務。3連休だと72時間勤務。睡眠時間はありますけど緊張感は持ったままでした。祝日はデイサービスがやっていてくれましたので、その時間は本当にありがたかったことを覚えています。でもそんな時間は、余計にあっという間に過ぎてしまって。

もう、今となっては、おぼろげな記憶になってしまいました。どう過ごそうかと悩みまくったのだけは確かな記憶です。

そして一人の3連休。

3連休の初日に買ってきました。
ギターの練習とワンピースの97巻と過ごした自由気ままな、本当に一人っきりの3日間でした。