サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

サキさんに会えない夏

2020年08月15日 09時08分39秒 | 私の日記
特別な夏、特別なお盆。

私にとっては、まあ、いつもと変わらない夏。
ただ、サキさんに会えないという事だけが決定的に違っている。

会話は一方通行でも、表情のちょっとした変化で、それなりの思いを伝えあってきた。
目・眉毛のちょっとした動き。眉間にみるみるうちに増えていくシワ。言葉にならない「うめき声」。

サキさんにとっても、もちろん私にとっても大きな刺激だった。日常の様々な感情・傷を和らげてくれていた。リフレッシュさせてもらっていた。

30分でもいい、10分でも。
顔を見て、肌に触れて、同じ空気を吸って。
たったそれだけのことで、少なくとも私の心は癒されてきた。

いつまで続くのでしょうか。きっと、ワクチンが開発されるまで状況は変わらないんでしょうね。



娘のおいていった健康?器具。
時間が余っているので、せっせと利用することにします。

そして、鬼滅の刃と「あいみょん」
私の引きこもり生活の味方です。