サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

久しぶりの更新です

2020年01月19日 18時12分39秒 | 今日のサキさん
新しい年が始まったと思ったら、あっという間に正月は終わり、仕事も始まり、あわただしい日常が再開し、息つく暇なく、せわしく毎日が過ぎていく。

今年の目標も決めず、新年の抱負もたてず、ただ流されるままに時間の波にゆられている。

今年も、きっとぼ~~っとして、ダラダラと過ごしてしまうんだろう。

4月には、娘が家を出るみたいです。岐阜から一宮の病院に変わるみたいです。ついに私も一人になります。気ままに一人暮らしを満喫できるでしょうか?本当ならサキさんと二人、のんびりと二人っきりでの生活を楽しむつもりだったのに。


元旦、息子にアイスクリームを食べさせてもらうサキさん。私の介助の食事では、ほとんど口を開けてくれないのに、アイスクリームのせいか、息子の介助のせいか、休みことなく口を開け続けてくれました。







サキさん、ほとんど目を開けてくれないので、目がくっついて余計に開きづらくなってしまっています。何も見たくないのか、それとも目を閉じ、まぶたに移る空想の世界に身を投じているのか。

食事は、相変わらずです。なかなかはかどりません。お姉さんの声かけに、多少の圧力を感じて観念したかのように口を開けてくれる時もあります。タイミングよく大きな口で食べてくれる時も(たまにですが)

いつも、1/3くらいしか食べられません。いや、もっと少ないかな。それでも週に2回だけだから多少食べる量が少なくなっても、このまま普通食の介助をすすめます。

サキさんの笑顔を見ることは、もうないのかもしれません。
でも、いつか、奇跡的に笑ってくれないかな。