サキさんの介護日記     (若年性認知症の妻との記憶)

若年性認知症の妻。今までの介護の記憶と、現在の様子を気分のままに書いていきます。

相変わらず、いいことなのかな

2019年07月24日 22時41分32秒 | 今日のサキさん
サキさん、相変わらず、私の介助の時よりもお姉さんの介助の時の方がたくさん食べてくれる。


素直に口を開けてくれる時もあれば、断固拒否するときも。そんな拒否の時は、たいてい口の中に食べ物が残っている。私たちならお茶や汁で流し込んでしまうのだけど、なかなか水分を取らないサキさんは、口の中に、飲み込む手前の状態のものが残ってしまう。

徐々に、口の中に残る量も増えてきたかもしれない。

でも、全体の印象としては、相変わらず。

大きな変化は無いように感じる。

数年前と比べれば、大きく変わっているのだろうが、なかなか日常的な変化は感じられない。

相変わらず
変わり映えせず
変化なし

これらは、今のサキさんにとって、いいことなんだろうか。

一人、また先に逝かれた。
突然だったようだ。

サキさんとは、同じ様な状況を歩いていた方だ。

同じ時期に入院し、同じ様な時期に施設に入った。
同じような状態だと、ずっと思っていた。

変化なし、変わりなし。

きっと、いいことなんだろう。

ご冥福をお祈りいたします。



今日の、帰り際のサキさんです。