うつ病と生化学、メチレーチョンセルフチェック

栄養療法をしていると、
恐らく多くの人が必ず一度は耳にすることになるであろう難関

 

メチレーションの問題

 

難しい話は抜きにして
メチレーションにまつまる問題を簡単に言うなら
 
例えば、
糖尿病患者さんなら血糖値の値を必ずチェックして、
 
血圧やコレステロールを下げる薬を処方するなら、
血圧やコレステロールの数値を必ずチェックして、
 

というように、

個人のデータをもとにお薬が処方されたり
診断がおりるわけですが
 
これにならっていないのが精神疾患

と、言えやしないでしょうか

 
というのも、
 
栄養療法では精神疾患・メンタルトラブルは
栄養素の過不足や、その栄養素をもとに体内で行われる代謝に
何らかの不具合が生じているためと考えます
 

 

目に見えない心というものを、
心を作っている神経伝達物質を作る材料である栄養素の過不足であったり、
それらを合成したりの代謝過程に問題がある
と、捉えているわけですね
 

そこで、栄養療法的な考え方では

従来の精神疾患の診断とは異なり、
個人の体内の代謝・脳内の神経伝達物質の代謝に重点をおいている
と言えると思います
 

 

栄養療法的なこの考えと、

従来の精神疾患における考えでは相違が見られるうえ、

 

精神疾患における診断に関しては

たとえば、
うつ病はセロトニンが低い
というのが前提です
 
(多くの人はうつ病の人はセロトニンが低いんだろうと思っていますが)

糖尿病、高血圧、高コレステロールと違って！

脳内の神経伝達物質の数値を測っていない
 

にも関わらず、

セロトニンが低いということが前提で
 セロトニンを増やすお薬が処方されたり、
またはドーパミンを増やすお薬が処方されたりするわけです
 
 

しつこいですが、
本当にそれらが低いのか測っていないのに…です

(他の病気はしっかり測定されるのが基本)

 

 
なんでこんなことを言うのかと言うと

実際には脳内で神経伝達物質のセロトニンが高いことによって

うつ症状が出ている人もいるそうなのです

 

 

これを栄養療法では高メチレーション、低メチレーションという形でしっかり分けて考え、

脳内における神経伝達物質が多くなりやすい体質か、

または少なくなりやすい体質か、

アプローチの方法も当然異なるようです

 

セロトニンなどの神経伝達物質が脳内で減ってしまう低メチルタイプの人には

セロトニンを増やしてくれるお薬は合うのですが、

 

もし逆に多くなりやすいタイプの人であれば、

そのお薬では逆にメンタルがさらに悪化してしまうことも考えられるわけですね

 

 

同じ”うつ診断”でも、

栄養療法学的には、

 

実際はメチレーションの状態による

個人の脳内における神経伝達物質のバランスは人それぞれなわけです

 

とはいえ、

メチレーション状態をチェックする生化学的な診断方法は

日本では出来なかったはずで、

無理をいってもしょうがない

 

ですが、
低メチル・高メチルがあることを知ると
精神疾患を持つ誰もが、低セロトニンという考えは
安易であるとも思えてくるわけです
 

それに加え、
グレーを含めた発達障害や、
やたら気を使い過ぎて、繊細なHSPなどの概念も持たず、
 
家族や親せきなど、血縁関係者の精神疾患歴も追わない
WAIS検査すら勧められない
 
とりあえず、
メンタル悪そうな面倒そうな患者にはうつ診断をくだし
お薬を出す…(笑)
 
 
現在の精神疾患の診断がいかにテキトーか
(笑)

 

（決してけなしているわけではないです。５分診療ならお医者さんだって仕方ないでしょう）
 
 
そこで、気になるのが自分が低メチルか、
高メチルか
 
 
実は、血液検査でも簡単に（簡易ですが）チェックできる方法もあります
白血球×白血球分画好塩基球(BASS)÷100
 
３０以下…高メチル
７０以上…低メチル
 
 
しかし、わたしの場合はこの計算式で
何度やっても高メチルになります
（もちろん白血球数が風邪・インフルエンザ・病気など、感染症やウイルス感染で一時的に上昇していない！というのが前提）
 
わたしの症状的には低メチルの方が強いのですが
上記の簡易チェックだといつも高メチルタイプになり、
 
必ずしもこのチェックが当てにならない気もします
 
 
ご自身の血液検査が手に入らない
白血球分画がいつも健康診断で含まれていない
などなど、
 
そんな人でも
自分のメチレーション状態が気になる人もいるでしょう
 
そこで役にたつのが
他にもメチレーション状態を簡易でチェックする性格別タイプというのが
（ウォルシュ博士だったかな？）存在しています
 
 
例えば完璧主義か、おおらかか、
創造力豊かな芸術タイプか、ルーティンタイプか、
性欲が強いか、おしゃべりか、などなど
興味のあるかたはこちらもチェックしてみると良いと思うのですが
 
わたしが個人的に気に入っているメチレーション状態のセルフチェックは

 

名作、素晴らしき哉人生！による

メチレーションセルフチェックです(爆笑)

 

素晴らしき哉、人生！（字幕版）

 

映画が大好きなわたしならではの

おふざけチェックなのですが

 

これ、結構面白いですよ

 

 

有名な映画ですので

見たことがある人も多いと思いますが

 

LISA流メチレーション簡易チェックは

この名作映画を見終わった後の感想でチェックします

 

これを見た後の感想によって、

低メチルかどうか判定するというものです(笑)

 

 

わたしは基本

映画においては、愛にあふれたアットホームな映画、

結構好きな方です

 

ビックフィッシュとか、ネバーランドとか、

特にお気に入りで、何度も観てます

　

 

映画。素晴らしき哉人生！

どちらかというと、これも同じ温かいアットホーム的な物語だと思うのですが

 

なぜだか、、

感動的で名作と言われるこの映画の結末に

どうしても感動しないわたしなのです

 

映画のネタばれにもなってしまうので、

続きはまた次回

 

ちょっとふざけた低メチレーションチェック

 

気になる方は、

是非”素晴らしき哉人生！”をご視聴ください

 

素晴らしき哉、人生！（字幕版）   ジェームズ・スチュワート