分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
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生きづらさと食事と生活スタイルの重要性

2017年03月18日 | 発達障害

前回は、グルタチオン代謝をたとえにして、生きづらい人や発達障害の人、現代人の生活スタイルとの関係性について少し書きました

 

わたしたち一人一人の身体は、それぞれ個人差がありながらも、生きていくために代謝を繰り返しています

 

この代謝過程において、(一人一人の遺伝子を基盤にしつつも)本当にいろいろなことが絡み合い、それが身体や心、脳にと…、とても影響を及ぼしているのです

 

そうしてその結果に今のあなたの心や健康状態が出来上がっていると言ってもいいと思います

 

グルタチオンの働きが弱い人、心身の不調がある人、もしくは生きづらい発達障害人たち…。

そんな人たちがグルタチオンのサプリだけを飲んで、解毒の働きを補えばそれで生きづらさが改善されるかというと、残念ながらそれだけで改善!ということはあり得ないでしょう

 

グルタチオンのサプリを飲むよりも、体内でグルタチオン合成の働きを高める必要があるといえるし、その為には、ひとつのことだけをやっていればそれで良しということはないのです


ひとつのことだけやっていればよい訳ではない…

 

↑これって、なかなか気負いと根気がいることだと思います。。

 

そんな気合と根気がいることを、なぜできるのか?なぜやろうと思うのか?

 

これには、わたしがいつもとっても思うことがあります

 

例えば、身体の不調があって分子整合栄養医学に奇跡的にたどり着けた人は、オーソモレキュラーという薬に頼らない治療を受けることになると思います(受けないにしても、そういった学問があることをまずは知ることができます)

 

それによって、食と生活スタイルの重要性を複合的に学ぶ機会に恵まれます

 

(ほとんどの人は、自分の食べたものが心を作っているなどとは到底思いません

 

自分に関係あると思えないと、食事も生活スタイルも見直そうとは思わないのがふつうです

 

以前知り合った、分子整合栄養医学の考えに基づく食事療法を実施しているわたしと同世代の女の子に、

「どうして栄養療法をすることになったの?」

と聞く機会がありました

 

(わたしの周りに、分子整合栄養医学、オーソモレキュラーという言葉を知っている人はほとんどいませんから…

 

どうやらその彼女は、ある時から突然、食事をすると胃に激痛がはしるようになって、食事が一切できなくなってしまったといいます

 

原因がわからずに病院を渡り歩いた結果、溝口徹先生の病院にたどり着き、(溝口先生といえば、分子整合栄養医学の大御所)サプリメントの摂取や糖質制限をすすめられ、実施するようになったと言っていました

 

以前の食生活を聞くと、砂糖たっぷりの甘いものや炭水化物しか食べていなかったと言っていました←昔のわたしと一緒~

 

現在は特に病院には通わずに、自分でサプリを選んで、個人で購入したり、食事に気を付けているだけだと言っていました

 

現在の体調は良好のようです

 

分子整合栄養医学に基づく治療は、行っている病院が少ないことに加え、保険適用されません

 

検査代も、病院で勧められる医療用サプリも、決して安くありません

 

そのため、病院に通い続けるのはなかか経済的負担が大きいのです

 

オーソモレキュラーの病院高いよね~!と二人で言い合い、笑ってしまいましたが、彼女も自身の不調によって、食の在り方についてその重要性を自覚しています

 

彼のために、和食の料理教室に通い、頑張って花嫁修業中のようでした

 

彼女はきっと、将来子供と旦那さんに、栄養いっぱいの愛情こもった料理を作る素敵な奥さんになると思います

 

いくら病院に通って、いくら質の良いサプリを購入しても、医師の目の届かない日々の食生活、生活スタイルによって、患者さんの効果はかなりの差があると、分子整合栄養医学従事の先生方は口を揃えて言うそうです

 

それは、ある意味では、病院にずっと通い続けなくとも、自分の意識の向け方と勉強次第では充分に効果を出していけるとも言い換えれると思います

 

また、発達障害の人が身近にいる人であれば、もしくは発達障害の子供をもつ親御さんは(勉強熱心な人に限るけれど)、ご自身のお子さんをなんとか良くしてあげたい一心で、その原因や対処法について徹底的に必死で調べ上げると思います

 

そうして、分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)、栄養療法が、発達障害のひとにとって有効であるという理解を得られることになります

 

(悲しいことに、わが子が発達障害と診断を受けているにも関わらずに、分子整合栄養医学による食事療法が発達障害に効果的であるということを知りもしない親御さんもなかにはいる現実があります一体いつ常識なるほどに広まるのだろう…

 

理解を得たならば、自分の子供が少しでも良くなるならばと、食にも気を付けるし、白砂糖を子供にあたえることは極力避けたいと願い、やたらむやみに与えることはしない

 

食事は基本手作り中心になります

 

そんな発達障害の子を持つ親御さんたちの多くは体の仕組み、代謝の仕組みを本当によく知っていて、インターネットを介してブログなどでもその重要性や体験談を書いている人が大勢います

 

わたしもそういった人たちのブログを見て、とても勉強になり、医師顔負けの知識力にわたしはよくうなっています

 

胃を壊してしまった彼女をはじめ、こういった人たちは、自分自身、または家族の実体験を通して、食の重要性や生活環境の選択の重要性の理解を得てきたといえると思います

 

自分に関係あったから、そういった理解にたどり着き、現在も実施することができていると思うのです

 

生きづらい人は特に、その生きづらさの原因の一つに代謝障害という理解を入れることで、自分が取り組んでいけるものが見えてくるかもしれません

 

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