7月17、18日内陣が特別公開されているとのことで参拝してきました。
戒光寺は真言宗泉涌寺の塔頭で、泉涌寺道から大門を潜って少し行った所にありました。
今年の涅槃会に本山にお詣り、また以前、隣の塔頭、即成院の二十五菩薩お練りに来たことはありましたが、
戒光院は初めてです。TVの報道に興味が湧き参拝することに。
丈六釈迦如来
鎌倉時代の仏師 運慶・湛慶親子の合作。
宋風をおびた極彩色の木像・寄木造で重要文化財に指定されています。
身の丈は約5.4メートル、台座から光背部を入れると約10メートルにもなり、
長い爪や流麗な衣など仏画から抜け出してきたような大仏様です。
首の辺りから何か流れている様に見えるのは、血の跡だといわれています。
これは、後水尾天皇が東宮であった頃、即位争いに巻き込まれ暗殺者に寝首を掻かれた時に、
この釈迦如来が身代わりにたたれ、ついた血の跡だといわれています。
この事から、身代わりのお釈迦様と呼ばれるようになり、「悪しき事のお身代わりになってくださる」
又、「首から上の病気、のどの病気を治してくださる」と、崇められ、
大きな仏様という意味で「丈六さん」と呼ばれ親しまれています。
このお釈迦様の大きな特徴は「長い爪」「大きな螺髪」。
伸びた爪、伸びた髪の大きな螺髪、いずれも生きたお釈迦様を想い彫られたそうです。
内陣から見る釈迦如来像、光背の迫力に畏敬の念を感じました。
完成時の極彩色鮮やかなお釈迦様を想像するだけで「衆生が救われる」とも。
堂内を取り巻く「釈迦一代記図」も興味深く見せて貰いました。
「八相之図」は見ることがありますが、より分かりやすく思いました。
不動明王木像
造られた時代・作者共に不明ですが、
鎌倉時代より前のものではないかと言われています。
不動明王の像は岩座を踏み締めるのが普通ですが、
この像は非常に珍しく、「足の裏」を見ることが出来るのです。
御朱印「丈六殿」「不動明王」
時節柄お寺からの頂きもの
(仏像写真、解説は戒光寺HPより)
戒光寺は真言宗泉涌寺の塔頭で、泉涌寺道から大門を潜って少し行った所にありました。
今年の涅槃会に本山にお詣り、また以前、隣の塔頭、即成院の二十五菩薩お練りに来たことはありましたが、
戒光院は初めてです。TVの報道に興味が湧き参拝することに。
丈六釈迦如来
鎌倉時代の仏師 運慶・湛慶親子の合作。
宋風をおびた極彩色の木像・寄木造で重要文化財に指定されています。
身の丈は約5.4メートル、台座から光背部を入れると約10メートルにもなり、
長い爪や流麗な衣など仏画から抜け出してきたような大仏様です。
首の辺りから何か流れている様に見えるのは、血の跡だといわれています。
これは、後水尾天皇が東宮であった頃、即位争いに巻き込まれ暗殺者に寝首を掻かれた時に、
この釈迦如来が身代わりにたたれ、ついた血の跡だといわれています。
この事から、身代わりのお釈迦様と呼ばれるようになり、「悪しき事のお身代わりになってくださる」
又、「首から上の病気、のどの病気を治してくださる」と、崇められ、
大きな仏様という意味で「丈六さん」と呼ばれ親しまれています。
このお釈迦様の大きな特徴は「長い爪」「大きな螺髪」。
伸びた爪、伸びた髪の大きな螺髪、いずれも生きたお釈迦様を想い彫られたそうです。
内陣から見る釈迦如来像、光背の迫力に畏敬の念を感じました。
完成時の極彩色鮮やかなお釈迦様を想像するだけで「衆生が救われる」とも。
堂内を取り巻く「釈迦一代記図」も興味深く見せて貰いました。
「八相之図」は見ることがありますが、より分かりやすく思いました。
不動明王木像
造られた時代・作者共に不明ですが、
鎌倉時代より前のものではないかと言われています。
不動明王の像は岩座を踏み締めるのが普通ですが、
この像は非常に珍しく、「足の裏」を見ることが出来るのです。
御朱印「丈六殿」「不動明王」
時節柄お寺からの頂きもの
(仏像写真、解説は戒光寺HPより)
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