知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『余生の読書計画に追加、それには、少しでも速読法学習が必要』 『昨今の世情に未練はないが、読みたい本を、残したくはない!』

2022-03-05 17:52:19 | 読書

『余生の読書計画に追加、それには少しでも速読法学習が必要』

昨今の世情に未練はないが、読みたい本を残したくはない!』

 

このような時代ですので、目下,波乱万丈のフランス史、上・下(福井憲彦 編)を読み直しています。 この読書を中断しても、調べてみたい歴史上のカロリング王朝の始祖・ピピン小王が居りました。 今日のフランス、ドイツ、イタリアの元になった『フランク王国』の前身が『カロリング王朝』です。

 

先日(2022/03/05)の日経新聞の詩歌・教養蘭に載っていました『王の綽名「小王」フランク王ピピン一世・新王朝開いたできる奴』。 

『新王朝開いたできる奴、

王を綽名(あだな)で呼ぶのに「大王」は、よく聞く。逆に「小王」は聞かない。 なるほど、わざわざつける綽名ではない。 それでもヨーロッパには「小王」がいる。 8世紀のフランク王ピピン1世(在位751~68年)である。 どうでもいい王ではない。 まずもってフランク王国が、今日のフランス、ドイツ、イタリアの元になったくらいの大きな王国だった。 第一王朝がメロヴィング朝だが、それを廃して、第二王朝となったカロリング朝の始祖が、このピピン王一世なのだ。 「大王」でもよさそうだが、世辞にも呼ばれないどころか、しばしば「王」もつけられず、「小ピピン」と呼び捨てられる。 

 

王朝の始祖になったことから、もともと王ではなかった。 ピピンが連なるのはフランク王国の官宰の家系であった。 日本でいえば、天皇に対する関白のような地位か。 ピピン家のピピン一世の孫がピピン二世、そのまた孫がピピン三世・フランク王ピピン一世、というややこしい家系になっている。

 

ピピンの父親カール・マルテルは官宰の身ながら、全フランク軍の指揮を執り632年ヨーロッパに攻め上がってきたイスラム軍を撃破した英雄。 ピピンの息子は、800年には西ローマ帝国の皇帝にまでなった『カール大帝』である。 つまりピピンは父親、息子とも派手であり、おかげで影が薄くされた。 日本史に天皇になった関白がいないことからも、その難しさが解かる。

 

表題『余生の読書計画に追加、それには、少しでも速読法学習が必要』『昨今の世情に未練はないが、読みたい本を残したくはない!』に戻ります。

 

日経新聞の読書欄から余生の読書計画に選んだ;

読書大全

ウエブ情報から引用

目次

はじめに 読書が与えてくれたもの/ビジネスリーダーに求められる読書とは/我々はどこへ行くのか/読書の仕方について

第1部 人類の知の進化
第1章 宗教と神話
第2章 哲学と思想
第3章 経済と資本主義

第2部 人類の歴史に残る200冊
第1章 資本主義/経済/経営
道徳感情論/国富論/人口論/資本論/経済発展の理論/資本主義・社会主義・民主主義/論語と算盤/一般理論/隷従への道/貨幣論/ブラック・スワン/グローバリゼーション・パラドクス/21世紀の資本/21世紀の貨幣論/ゼロ・トゥ・ワン/HARD THINGS

第2章 宗教/哲学/思想
イーリアス/論語/ソクラテスの弁明/神学大全/社会契約論/純粋理性批判/精神現象学/精神分析入門/善の研究/存在と時間/自由からの逃走/正義論/ポスト・モダンの条件/これからの「正義」の話をしよう

第3章 国家/政治/社会
孫子/国家/貞観政要/君主論/リヴァイアサン/法の精神/永遠平和のために/戦争論/アメリカのデモクラシー/自由論/大衆の反逆/ひとはなぜ戦争をするのか/全体主義の起原/想像の共同体

第4章 歴史/文明/人類
歴史/戦史/三国志/近代世界システム/文明の衝突/銃・病原菌・鉄/サピエンス全史/暴力と不平等の人類史/21世紀の啓蒙/人口減少社会のデザイン

第5章 自然/科学
ユークリッド原論/種の起原/大陸と海洋の起源/沈黙の春/利己的な遺伝子/ホーキング、宇宙を語る

第6章 人生/教育/芸術
生の短さについて/自省録/エセー/民主主義と教育/幸福論/夜と霧/美術の物語

第7章 日本論
学問のすゝめ/文明論之概略/代表的日本人/武士道/禅と日本文化/日本的霊性/失敗の本質

《人類の歴史と代表的書籍》年表
《人類の歴史に残る300冊》リスト

 

❷戦争の未来

ウエブ情報から引用

サイバー戦、ロボット、ドローン、気候変動、資源争奪など、多様な手段と要因が複雑に絡み合う危機は迫っている! 近代以降、予想された戦争と実相を政治・社会・科学的視点から比較分析、未来予測の困難が、時代を追うごとに増大していることを検証、戦争の不確実性を解き明かす。歴史から得られた将来の戦争への備えと平和への「教訓」。

 

❸政府は巨大化する

 ウエブ情報から引用

出版社内容情報

大増税か、国家の役割の縮小か。それとも債務危機か。
逃れられない究極の選択。従来の常識を覆す新鮮な問題提起。
この先30年にわたる国家財政の未来を描く。
2020年フィナンシャル・タイムズ紙ベスト経済書

 

❹絡まりあう生命

ウエブ情報から引用

もうすぐ絶滅する人類のために
狩猟に疲れ、ボルネオの闇夜の森で微睡(まどろ)む人類学者は、寝袋を這うアリたちの足音を確かに聴き、自分がアリの世界の一員となったと感じる……。
「この世界は人間だけのものではない」という深い実感から出発し、動物、死者、そして生命そのものへと向かう全く新しい人類学の探求が幕を開ける。
ボルネオの森から、多種的世界とアニミズムを経て、「生命とは何か」という根源的な問いへ。
インゴルド、コーン『森は考える』、ウィラースレフ『ソウル・ハンターズ』、アナ・チン『マツタケ』ら最新の人類学の議論を積極的に吸収しつつ、人類学の新たな可能性が展開される。
――世界の覇者を自認してあらゆるものを食い尽くし、絶滅の淵に立つ人類に、世界観の更新を迫る、壮大な「来たるべき人類学」の構想。

 

❺ブラックボックス

ウエブ情報から引用

第166回芥川賞受賞作。

ずっと遠くに行きたかった。
今も行きたいと思っている。

自分の中の怒りの暴発を、なぜ止められないのだろう。
自衛隊を辞め、いまは自転車メッセンジャーの仕事に就いているサクマは、都内を今日もひた走る。

昼間走る街並みやそこかしこにあるであろう倉庫やオフィス、夜の生活の営み、どれもこれもが明け透けに見えているようで見えない。張りぼての向こう側に広がっているかもしれない実相に触れることはできない。(本書より)

気鋭の実力派作家、新境地の傑作。

 

書籍やSNSで素晴らしい情報は提供されますが、ヒト・人間は、なかなか上手く対応・改善ができませんが、身近から一つ一つ進める以外に方法はなさそうです。

(記事投稿日;2022/03/05、#485)


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