小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

新年度のスタートは先生がやっちゃいましょう

2010-04-12 20:57:21 | 学級生活の攻略法
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新年度のスタートにあたり,私も毎日,実際に感じたことを,今は紹介していきたいと思います。

新しい学級のスタートにあたり,学級のシステムをいろいろと作り上げていくことになります。

・日直の仕方

・一人一役の仕方

・宿題のチェックの仕方

・授業中の発表の仕方

・授業のあいさつの仕方

・ノートの取り方

・掃除の仕方 ・・・

もっともっといっぱいありますよね。

それらを,カードにして示したり,掲示物にしたり,いろいろと工夫しながら先生は子どもたちに教えていきます。

学年段階によっても指導の仕方は変わってきますが,この学級のスタートの時期の指導はとても重要です。

今しっかりとできれば,一年間しっかりとできそう。

今できなければ,一年間があやしくなりそう。

だから,確実にいきたい。

そんなときの,教える先生の基本的な姿勢はやっぱりこうです。

はじめは先生が主役になって,全部やっちゃう!

先生がやっちゃいましょう!

早く子どもたちにさせたくて,早く覚えさせたいから,先生はパッと一回説明して,次は,(本番は)子どもにさせようとしてしまいます。

もちろん,これから先,主役としてやっていくのは子どもですから,「さっそく今日から」といきたい気持ちは分かります。

が,本当に確実な姿をめざすなら,はじめは先生がやるべきです。

・日直も,最初の二週間は,先生がやります。完璧な態度でやり遂げます。

・一人一役の仕事も,最初の日は先生がやります。大変ですが,30個の仕事を口で説明しながら,駆け足でやってみせます。

・宿題のチェックも,子どもにさせたいものでも最初の一週間は先生が全部見ます。チェックのしかたを分かりやすく示しながら。

・授業のあいさつも,最初の一週間は先生が全部します。クラスがピシッとひきしまるほど上手なあいさつで。

・授業の発表も,最初の3時間ぐらいは,全部先生が発表しちゃいます。次から子どもが安心してマネできるほどに。

・ノートも各授業の最初の一時間は先生がとってみせます。(とっておきます。)ノートの手本として,子どもたちにとって保存版となるように。

これらの姿を子どもたちにとくと見せるのです。

学級のスタートで,子どもたちがまだできないから先生がする,ではありません。

今後一年間は子どもが主役になってすべてやっていくために,今は先生が身をもって手本になる,そういう意識です。

はっきり言って,先生は結構な体力がいります。

しかし,この時期のがんばりが,これからの学級運営に大きく左右しますので,ここはふんばりどころですね。

いきなり子どもにさせて,先生が横から口を出してあーだこーだ言うよりも,よっぽど子どもたちにとって分かりやすく,説得力のある指導となります。

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